歌わない時間

言葉と音楽について、思うところをだらだらと。お暇な方はおつきあいを。

「標準訳」

2013年10月23日 | 本とか雑誌とか
きょう知ったのですが、日本聖書協会が、2016年の刊行を目指して「標準訳」聖書の翻訳にとりかかっているそうな。それがもう、2010年の6月からその作業がはじまっているんだって。日本聖書協会では30年おきに聖書の改訂や新訳を行なってきていて、さきの「新共同訳」から20年以上たったから、もう次の聖書が要るんだそうな。

前の版から何年たったから、ってだけであらたな版を起こすのは、変。もしかして、日本聖書協会は「新共同訳」は失敗だったと思っていて、それで模様替えする気になったのかな。

「新共同訳」もわたしはたしか持っていると思いますが、なにかのっぺりとした気持ちの悪い日本語だった、という印象しかなくて、まともに相手にしなかった。愛読してる人には悪いけど。

かてて加えて、今度のは「標準訳」って名付けが気に入らないね。いったい何を敵に回して、みづからをことさら「標準」と位置づけるのか。不遜ですよ。

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