歌わない時間

言葉と音楽について、思うところをだらだらと。お暇な方はおつきあいを。

鮫島正樹と金聖響。

2006年08月25日 | メモいろいろ
きのう帰って、ちょっと電話をして、晩飯をすませて教育テレビをつけたら「きょうの料理」で、男の先生がチーズケーキをやっていた。五十がらみで、オシャレにそうとう気をつかっていそうな渋い色男である。鮫島正樹という人。そういえばこの人を見たのははじめてではない。「きょうの料理」だったか「キューピー三分クッキング」だったか、とにかくそのどちらかに出ていたのを見た。ルックスはキザだが、話し方はそうでもない。センスのいい気さくなおじさん、みたいであった。相手は、いかにもお嬢様、な感じの山本アナウンサーであった。前任の村上さんと比べると、山本さんのほうがよほどマシである。

大阪に金聖響という指揮者がいるのは知っていたが、夜おそくに総合テレビで再放送していた「トップランナー」にこの人が出ていた。在日三世でお父さんは理系の研究者だとかいう話だった。28歳の時のコンクールの映像が出たがそれはすごく男前だった。いまは太ってふつうの人である。音楽大学に進むことは両親に反対されて、ボストン大学の哲学科を出ているのだそうである。それにしても、指揮者で「聖響」という名前もすごい。ピアニストで「清水和音」という人もいたけど、これはさらにすごい。