2/12(土)は『番留京子展-Made in Japan-』へ。
会場のギャラリーオカベは銀座のど真ん中、和光裏にありました。
表の顔はアーティストですが、番留京子さんは、熊野古道の語り部さんなのです。
語り部さんの方が収入が安定すると言っていたので、そっちが表でこっちが裏の顔かな?
番ちゃんには、昨年11月に参加した熊野古道小辺路ツアーでお世話になりました。
その人柄やガイドの資質が素晴らしく、一気に彼女のファンになりました。
なのでこの個展を楽しみに待っていたんですよ。
この日は個展の初日。
ひとつひとつじっくり見ていきましょう。
番ちゃんは版画家さんで、すべての作品は版画なのです。
作品名「Best friend」
オオカミ?それともわんこ?
下世話な話ですが、こちらの作品で原画が10,000円でした。
絵画だと1枚ですが、版画は複数刷るそうで、こちらは7枚刷ったそうです。
ギャラリーの入口から奥まで、ずずいっと大きな作品。
どこかの美術館に飾ってほしいなぁー。
山が噴火してそこから牡丹の花が散っています。
ダイナミックな作品からパワーをもらえそう!
大きなハート。
近づいてみると、ひとつひとつが顔になっています。
それも表情が微妙に違う。
こちらはイヌブタと牡丹の花。
イヌブタとは、わんことぶたが合成したものだそうです。
手足をよーく見ると、なるほどぶたのようにふたつに割れていますね。
なんだか両手の形がおもしろい。
富士山から福がたくさん噴き出しています。
縁起がいい!
作品名「How are you?」
大きな葉っぱから滴る水を飲むイヌブタちゃん。
番ちゃんにこれなに?と聞くと、
みんなでバンザイしているところって。
真ん中のピンクのハートがとても鮮やかで、素敵でした。
こちらは個展の案内状ハガキの裏面。
何かと思ったら、カエル3匹だよ!と番ちゃん。
言われてみれば・・・。
ちょうどワタスが着ていたダウンジャケットに青い蝶々がプリントされていて、絵から抜け出たかと思ったわぁ~と番ちゃん。
牡丹の花が描かれている版画が多いですね。
水玉模様のイヌブタちゃん。
写真OKと言うので、展示されていた作品のほとんどを撮っちゃいました。
鮮やかな彩りの作品からエネルギーをいっぱいいただきました。
これらの作品を番ちゃんは熊野の廃校になった小学校で生み出しています。
そこをアトリエとして借りるために熊野に引っ越したそうで・・・。
そして訪れる友人たちを案内しているうちに、本格的な熊野古道の語り部さんになったそうです。
また熊野古道に行くなら、絶対番ちゃんのガイドがいいなぁーと予定を聞いてみたところ、来月中辺路ツアーがあるよ!と。
えー、行く行く!
すっかりそのツアーに申し込んでしまいました。
なので来月は再び熊野古道に行ってきます。
次は中辺路に行きたいと思っていたので、グッドタイミングでした。
番ちゃん、来月はまたよろすくね!