Arielのひとりごと

きょうは何が起きるかなぁ~

三宅島へ

2008年09月18日 | 大会

Ows 先週は『オーシャンスイムリレーフェスティバル』に参加するため、13日(土)夜、三宅島に向かった。
会社も退職間際でバタバタ忙しく、その上残業もありで、この週末はゆっくりしていたいなぁーと思っていた。
行きたくねぇーなぁ~、台風来ないかなぁーと願っていたのだが、祈りもむなしく船は出港…。
行きは特2等だったので、これは寝られる!とトマトの缶酎ハイを買いこみ、乗船してすぐに飲み終え、11時半には2段ベットの上に横になるが、これが一向に眠れない。
深い眠りにはつけず、寝たのか寝てないのかわからないまま4時半には船内放送がかかり、まだ暗い早朝5時に三池港に到着。
眠い、ひたすら眠い…。
民宿のお父さんがお出迎え、さっそく宿泊先のラッパ荘へ。
ありがたいことに部屋には布団が敷かれ、8時には朝食を用意しておくから、一寝入りしなさいなとお母さん。
大会の送迎バスは11:10に来るのだから、もっと寝ていたいのになぁ…。
とにかく、急いで布団に入る。すると雨音がしてきた。あちゃー、雨だよ、雨…。
ウエットスーツ持ってきてよかったぁ~。
あっという間に8時になり、朝食を食べ、また布団に入り、1時間は横になる。
この民宿での睡眠時間がパワーの回復に繋がった。
雨は止んだが、曇天で全く日が射してこない。寒そう~~~。
レースの準備を始め、水着に着替え、バスを待つ。
民宿前にやって来た大型バスには、スイマーがわんさか乗っていた。座る席もないので、補助椅子を倒し、腰掛ける。
席の周りには知った顔が大勢いて、声をかけられる。
会場の伊ヶ谷漁港に着くと、テレビカメラが何かの撮影をしていた。
なんでも無人島暮らし自給自足番組の撮影で、よゐこの濱口とおバカタレントつるの剛士がいたそうだが、私は発見できなかった。
Miyake01 会場は真っ黒な砂浜の小さなスペースで、堤防に向かって泳ぎ、すぐ右折、外海に出て延々まっすぐ、ブイを回り、また戻ってくるというコースだった。
このレース、3人1組のリレー形式で、1人1,500mを泳ぎ、リレーゾーンでタッチして引き継ぐというもので、参加はたったの21チーム。少な!
私は2泳なので時間的余裕もあり、ギリギリまでUPしなかった。
1泳がスタートした後、海に足をつけるが、ちめたい…。水着の上にウエットスーツを着ることにする。
そして我チームの1泳がダンゴ状態で戻ってきて、タッチ。
オープンウォーター熱もかなり冷めてきた昨今。秋だというのにこれが今年初のオープンウォーターレースなのだ。
Miyake02 泳ぎ始めて、早くもドキドキする。落ち着け、落ち着け。
順位1つ前は知っているスイマーだったので、心細いこともあり、なるべく引き離されないよう泳ぐ。
右折して長い長い直線コースに入るとチクチク刺激が走る。顔にもピリピリきた。
どこを泳いでもプランクトンに刺される。刺されてもクラゲではないので、姿は見えない。
このプランクトン、オープンウォータースイマー仲間では、通称『チンくい虫』と呼ばれている。
なんでそんなにエロい名前をつけられたのかは不明だが、泳ぎ終わったスイマーは大きな声で「チンくいがいるよ!」と次のスイマーに情報を流す。
海から上がってすぐにはその症状は出てこないのだが、一晩寝ると赤い発疹が出始め、これがかなりの痒みを伴う。
案の定翌日はウエットスーツが袖なしだったため、両腕が赤いポツポツだらけになっていた。
腕の表側より、白くて柔らかい裏側が好きなようで、刺し方もやはりエロいのだ。
また足首までだったウエットスーツのすぐ下のアキレス腱回り、耳、顔までやられていた。
私だけではなく、多数のスイマーが刺され、痒がっていた。
無事、我チームも21チーム中、16位でゴール。
Dack 表彰式では、年齢区分別で3位。…とは言っても参加チームが少なくて、ほとんどすべてのチームが表彰されたのだけれども。
賞品で、かわいいアヒルのキーホルダーをいただいた。
これがとってもキュートで、1位のバスタオル、2位のセームより、ずーーーーーっと気に入った。
第1回ということもあり、表彰式がなかなか始まらなかったり、手際の悪さが目立ったが、なんたって三宅島復興支援の一環なのだ。
早く元通りの生活ができるよう、島民が安心して暮らせるようになってくれたらなぁーと思う。
しかし、自然が相手ではなかなか思い通りにはならない。
真夜中でも火山性ガス(二酸化硫黄)が高濃度になると、島内放送がかかりビックリした。
レベル1~4まであり、屋外に出てはいけない、家の中に入ってくださいと放送がかかった時もあった。
確かに温泉のような臭いは感じていた。
今週の土曜日は東京国際トライアスロン三宅島大会2008が行われるはずだったのに、台風13号のため、きょう中止が決定した。
がんばれ~、三宅島!


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