6月7日(月)
▲ 入笠山(にゅうかさやま)のすずらんは今が満開
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▲ 朝はどんよりと曇り空
それは予想していた。昼頃から晴れに変わって、そのあと週を通して晴れ続けることも。
皆さん続々と登って行った。
9時近くまで待って、ボクもこれ以上は待てない。出発するべ!
▲ カエルなのか、ガラガラと山全体でずっと泣き続けている
チロリンが 聞こえなくなる ヤマガエル
1時間ほど歩いて
▲ 入笠湿原に到着
地元の小学生の遠足なのか、小学生がいっぱい来た。彼らはゴンドラリフトに乗ってきたのだろう。
入笠湿原の看板の前で記念撮影してる。
こんなのに紛れこんだら、たいへんだ。先を急ごう。
▲ 花畑に向かう遊歩道の左側に
赤い花が。
▲ クリンソウ(九輪草)
2年前に中禅寺湖の千手ヶ原でいっぱい見たな。
これ、花が大きく鮮やかなのよ。
▲ 花畑(入笠山登山口)に到着
小学生どもは右脇の山道を上って行ったが、ボクは花畑の真ん中を上っていくことにした。
▲ しかし、花畑としても帰りに観る日本すずらん以外は
目立った花はまだ咲いていなかった。
▲ 岩場コースから頂上をめざす
ここが少し息が切れる。雪の時も同じ。
小学生どもは、わあわあ言いながら、後方から迫ってくる。
▲ 入笠山山頂 1955m に 10:30AM
直ぐに、小学生に占拠された。
▲ 360度のパノラマだが、メインは正面の八ヶ岳連峰
雲がかかっているわけではないが、霞んでいる。
気温が高いからね。只今、モンベル気温計で25度C。
( 今年2月9日に登った時は・・ オオッ、マイナス14度Cだった )
▲ 「さあ、みんな並んで。下りますよ。」
ボクは、女先生と一緒に下りるわけにはいかない。
ここから南に下って、2月には行かなかった大阿原湿原へ周るのだ。
首切登山口を経て
▲ 大阿原湿原(おおあはらしつげん)へ
入笠湿原より、よりまだ湿原の趣きがあった。
日本で一番南限の湿原だとか。
流れる水は、このチョロチョロ小川だけの気がするが。
▲ だいぶ乾燥がここも進んでいるが
広い湿原はいいねえ。
一周1700mで反時計回りで、再度樹林帯に入って、車道をたどって首切登山口まで戻る。
もう一度、山の中に踏み入ってしばらくすると
▲ 「八ヶ岳のビューポイント」と地図に記されたスポットへ
確かに、いい眺めだ・・
▲ 今日のランチは、オニギリ二つと生協のライスハンバーガー
三つも食べたら、さすがにお腹いっぱい。
チョコクッキーを食べる気にはならなかった。
▲ 花畑の上部に出る
ゆっくり、すずらんを探そうか。
▲ 「ほらっ、あれ、あれ!」
▲ 同じような葉っぱの陰に白く小さいモノが・・見え隠れする
▲ はい、すずらん
小さく、奥ゆかしい日本すずらん ちゃんです。
▲ 大きい葉っぱに、隠れるように咲く
ボクは、地面に顔を付けて、覗くように観察する。
どれも、3分咲きぐらいだろうか。満開へは、まだまだこれから先のようだ。
入笠湿原にもどる。
▲ この長い木製階段を上っていくと、その先にゴンドラ乗り場があるようだ。
ここも入笠湿原だが、この両脇にも日本すずらんの群生があるそうだ。
注意深く、左右を眺めながら上がっていくと、
▲ あった、あった
▲ 日本すずらん ちゃん
ここは100万本群生とパンフに書いてあるが、開花はこれからのようだ。
▲ ゴンドラ乗り場まで来た
向こうに小学生の一部が搭乗を待っている。
ずいぶん昔だが、ボクもこのスキー場(富士見パノラマリゾート)で滑ったことがある。しかし、いちいちゴンドラに乗らないとトップまで上がってこれないので、1回でやめた。
ゴンドラから下りたところには、「入笠すずらん山野草公園」がある。(初めてだが)
▲ 売店もあって
コロナ禍下では、ボクは外で食事、立ち食いはしないのだが・・
みんなが、美味しそうにぺろぺろやっているのを見て、抗しきれず
▲ 買ってしまった
なんとかとのミックスソフトで、400円。
ペロペロ、うまかあ。
▲ この山野草公園の一角には、ドイツすずらんが一面に植栽してあった。
▲ すずらんが文字通り鈴なりだ
ドイツすずらんは、日本すずらんより大きく、葉の上まで顔を出してくる。
▲ 見て、見て、わたし!!
うん、綺麗だよ。
しかし、美人がこうもいっぱいいるとなあ(笑)。
▲ 八ヶ岳とすずらん
ドイツすずらん20万本が、今満開だ。
▲ 鈴生り鈴蘭、いいね!
お見事!!
▲ すずらんの群生は、ずっと下まで続く
▲ 皆さんも、すずらんを楽しみながら
あ、ばあちゃんも付いてきている。
ゴンドラに乗れば、簡単に見にこれる。
前夜泊なんか不要(笑)。
▲ 展望台があった
▲ 八ヶ岳のぜーんぶが見える
山の説明ボードを見ながら、実際の山並みを何度も確認したので、もう名前を言い当てることができる。
▲ では、そろそろ戻ろうか
▲ 看板マップより
赤丸で囲んだところが、ドイツすずらんの植栽地域。
その他の花の花期は、これからだ。
また、テクテク歩いて
▲ 沢入り駐車場に戻った 16:00PM
9時に出発してから7時間もたっていた。
他のクルマは、ほぼ帰ってしまって。
ボクだけ取り残されているのは、いつものこと(笑)。
諏訪南ICで中央道にのる前の道すがらで
▲ 水神の湯 ゆーとろん
大人は910円で超高いが、70歳以上は、割引の520円!
浴客も少数で、いい湯。
▲ 中央道に乗って、最初のパーキングエリア
八ヶ岳PA で。今晩はここでお泊り。
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翌朝11時ごろに、つつがなく帰宅。
ここは
入笠湿原〜
初めて行った時は一面の雪でした。
次に行ったら、一面のお花畑でした。
あの厚い雪の下に、こんなにたくさんの山野草が、春が来るのを待っていたんだと感慨深いものがありました。
今はまだ目立った花はない様ですが、それでも一面の芽吹きの中に、くっきりと赤いクリンソウ❤️これから色んな山野草が咲くと思うと楽しみですね♪
入笠山の山頂は風が強いという印象がありますが、この日は穏やかだった様ですね。
私も大阿原湿原を歩きました。こちらはあまり人が来なくて静かな湿原という印象でした。
日本すずらんの方が小ぶりの花なんですね。100万本とはスケールが大きいですね!
八ヶ岳の上の雲は積乱雲のようですし、気温25℃?そりゃあソフトクリームを食べますよね。
召し上がったソフトクリームは、多分、ルバーブ&バニラのミックスでしょう🍦ww
え?ゴンドラならお婆ちゃんも行ける?
行こうかなゴンドラに乗ってww
八ヶ岳の風が、すずらんの香りを運んでくれる様な爽やかなレポをありがとうございました😊
ゆーとろん、私も寄りました♨️60歳以上で少し割引されました😅
アルカリ性のトロトロしたいい温泉でした。
お疲れ様でした♡
ベル状の花は多くあり、どれも可愛く映りますが、すずらんはその最もシンプルな原型でかわゆいでしょう。フリルまで付けてね(笑)。
>次に行ったら、一面のお花畑でした~
すずらん以外の山野草は、残念ながらあまりていうか殆ど見れませんでした。ぜんまいが多くて、おばちゃんが「あらっ、もらっていこうかしら」と言ってましたが。おばちゃんですね。それはともかく、パンフによれば他の花期はこれからのようですね。
>入笠山の山頂は風が強いという印象がありますが、この日は~
風は無かったですね。寒くも暑くもなく ですが、がきんこが多くて退散退散でした。
>日本すずらんの方が小ぶりの花なんですね。100万本とはスケールが大きいですね~
ほんとちんこい花でしたよ。やはり原産地をこうも反映してしまうのかと驚きでした。ただこれもこれから徐々に満開になっていくでしょうから、敷地が広く本数が多いですから見ごたえのあるものになるのでしょう。
>多分、ルバーブ&バニラのミックスでしょう🍦~
はい、ルバーブみたいな名でした。単品もありましたが、ミックスが人気No.1と書いてありましたので。
>行こうかなゴンドラに乗って~
それは有り得ないですね。物足りなくなってゴンドラの中を歩き回るようになるから迷惑でしょう。
>八ヶ岳の風が、すずらんの香りを運んでくれる様な~
他のかたがドイツすずらん群生地に来たとき、「わーすずらんのにおい!」と叫んでましたから実際香ると思います。私のほうは最初からぺろぺろに夢中になっているあいだに、風に運ばれてくるすずらんの微香に花が慣れてしまって・・感動がありませんでした。
>アルカリ性のトロトロしたいい温泉でした~
確かまとわりつくような感じがしましたので、シャワーでよく落として出ました。だめですね(笑)。
私が訪れた時代は1960年前後で何もないハイキングコースでした。スズランは当時から有名でしたが見る機会がなかったですね。
頂上から下がった所に マナスル山荘、少し離れて入笠小屋、そして鈴蘭荘と三ッつの山小屋が存在していました。
入笠小屋では数日間お手伝いをしていましたのである程度は把握していたが このブログを見て進化しているのに驚愕しました。
頂上にも地元の年配の方が登ってきておられて、昔はどうだったのですかという私の質問に、①昔は今ほど人気のある山ではなかった②大阿原湿原へ行く新道を作った③山道がストックでえぐられてしまっている④それでもすずらんは昔からあった。と仰ってくれました。スキー場も、もう一つ入笠山スキー場が多分入笠湿原で営業していたようですね。古い標識が残っていましたよ。
ゴンドラで山野草公園には簡単アクセスできますが、入笠山、花畑、大阿原湿原へはそれなりに歩かなくては行けませんので、個人的には自然はよく保存されていると感じましたよ。
コメントお寄せ頂きありがとうございました。
ドイツスズランって言うのもあるんですね、
名前にピッタリの咲き方をして可愛らしい、
鈴が連なったように咲くから附いた名前(笑)
八ヶ岳を眺めながら、やっぱり高原はいいですね、
青空の下、鈴蘭ハイキング、良いですねえ
入笠高原と、富士見高原は違うのですよね
富士見高原はユリを見に行った記憶がありますが、私も今度行ってみたいと思います。
高地、北の花ですからやはり初夏のイメージです。ドイツすずらんはドイツ産でミバがいいですから鑑賞用として主流になっているようです。
>八ヶ岳を眺めながら、やっぱり高原はいいですね~
スズランの英名は、Lily of the valley 。谷間の百合です。高原の風にそよぐイメージぴったりですね。
はい、違いますね。どちらも富士見町(長野県)にありますが、入笠高原はどちらかといえば甲斐駒ヶ岳等の南アルプスに連なるイメージで、中央道をはさんで対面に位置する富士見高原はもう八ヶ岳山麓そのもの、観光メジャーな地ですよね。どちらも広さが感じられて、運がよければ富士山まで見通せる点が魅力だと思います。さあ、信さんも平地からそろそろ山めぐりじゃないですか。え、その前にワクチンを? ウム・・。