5月25日(土)
朝5時半に起床。気温4度C。
とりあえず、二荒山神社中宮の駐車場へ急ぐ。
▲ 駐車場は6時過ぎでもう一杯だ。どうにか第ニ駐車場の一番隅に駐車できた。
そこで朝食、準備。
▲ 神社で、登拝料を収めてここから入山。
▲ 案内図が表示されていた。
3合目から4合目の赤の登山道がジグザグになっている。あとは、見事に一直線で頂上を目指す。
▲ 石の階段を登り続けると、登山道1合目が開始。
三合目までは、土肌の道を登っていく。
▲ 三合目で舗装された治山工事用道路に出る。
こののどかな工事用道路を4合目まで登って行く。当然歩きやすい。
▲ 石の鳥居がある4合目に到達。外人さんのグループもいた。
▲ 後ろを振り返ると中禅寺湖が見えてきた。
中禅寺湖は、この後ところどころで高度を上げるにしたがい、大きく見えてくるようになった。
▲ 大きな根が道を妨げ、よいしょと手を使って体を引き上げねばならないところもある。
▲ 7合目に到達。このあたりは岩場が続き、登山道の中でも最も急斜面のところだ。
しかし、まあまあ、こなせないものではなかった。
▲ 赤い鳥居を過ぎると、8合目の滝尾神社だ。
▲ 神社といっても、小さい祠(ほこら)があるだけのようだったが。
▲ また岩場を登っていく。
ボクは登りではストックを使わず、手足全部総動員してはいつくばるようにして登る。そのほうが安心なのだ。
▲ ようやく傾斜が緩み、針葉樹に包まれたなだらかな斜面になってきた。
この辺りは9合目だろう。雪が残っている。しかし歩けないことはない。
▲ 樹林が切れると視界が大きく開けてきた。
赤茶けた砂礫の中に、木段が続く。もう頂上が近いなあ。
▲ 中禅寺湖が大きく視界に入ってきた。
しかし、この赤茶けた砂礫に足を少し埋めながら登る頂上一歩手前が一番きつかった。
斜度はそんなにあるわけではないが、足腰がもう疲れているのだろう。重たかった。
分速3,4m。ノロノロ上がっていった。
▲ 頂上が見えてきた! なんかの像が立っているのが見える。
▲ 到達。ニ荒山大神の御神像とある。11時36分。
7時10分ごろに登山開始したから、3時間半ほどで登頂!
神社でもらった案内ビラには登頂に3~4時間かかるとあったから平均だ。
同時に疲れと空腹感が、どっと押し寄せてきた。
いつもなら一応辺りを散策して、食事の場所を探すのだが、今回は像の前に即座り込んでしまった。
▲ 昨日東北道SAで買った寿司弁当を広げる。うまかった。
足りずに、持ってきたメロンパンも食べる。バッグの中で押しつぶされてメロンせんべいに。
もっと食べたかったがこれでおしまい。
登山の楽しみは、山頂で下を眺めながら食べる食事ではないかなあ。
次回は、もっと持って来よう。
▲ 目の前の中禅寺湖。大きいなー。
▲ 頂上の(湖に向かって)右のほうには小さな太郎山神社がある。歩いていく。
▲ 太郎山神社からも湖の左側が良く見える。
全体にうっすらモヤがかかってはいるが。
▲ 山頂は比較的広い。展望は360度。白い雪を抱いているのは日光白根山らしい。
▲ 山頂の右側に岩塊がある。あそこが一番高いところなのだろう。
▲ そこには刀剣が立っている。
▲ おおーっ。キラッと青い空に輝る刀。
いわれはあるのだろうが、あとで調べておこう。
追記:ここに最初に刀剣が奉納されたのは1880年。男体山のシンボル的存在だったが、昨年の3月に折れているのが見つかった。10月に再奉納したらしい。ステンレス製でクロムメッキしてある。角度を選ぶと太陽光でキラッと本当に星印のついた写真があった。(撮る角度を間違えた)
1時間ほど頂上に留まっていたあと、11時40分頃に下山開始。
▲ まだまだ、下から登ってくる。
空と湖の青さをバックにして、赤茶けた砂礫の広がり、カラフルな登山者・・。
▲ 下り途中、小さなアクシデント発生。この岩場を下りた時、足を変則的に伸ばして着地に力をいれた時、おっとっとー。右脚の太ももの内側の筋肉が、引きつりそうになった。ゆっくりそのまま岩に身を寄せて安静に。引きつりがとれて歩き始めるようになるのに15分ほどかかったか。山歩き中では、初めてのことだった。変わった筋肉の使い方は要注意だ。
他は別段問題なし。しかし、下山道は長く感じた。残り2合目からは、いつものことだが、左脚の膝付け根の腱が痛くなってきた。
▲ 戻ってきた。14時20分。下山には2時間50分ほど要したことに。
総計7時間10分の山行。男体山は累積高低差が1487mとあるから、ボクの登山では一番多いのではないかなあ。
あとで調べよう。よくやった、やった。
さすがに疲れて、クルマに戻ってもコーヒーを飲んで1時間ほどじっとしていた。
さあ、帰ろう。
といっても、decoからは、今晩は仕事の打ち合わせを家でするから帰ってこないでと言われている・・
ねぐらはどこにするか・・ まず温泉だ。
帰りは東北道からではなくて、関越道から帰るつもりだ。
▲ 竜頭温泉館 憩いの湯へ。硫黄温泉だった。
▲ 戦場ヶ原の三本松駐車場へ入る。大きい無料駐車場だった。
▲ そこの茶屋で、早い夕食を。「戦場ヶ原定食そば」1300円。
▲ 茶屋の裏にも無料駐車場があった。
後ろの山は、もちろん男体山。今日は、この男体山のふもとで寝よう。
明日の朝、金精峠を通って帰ろう。
了
朝5時半に起床。気温4度C。
とりあえず、二荒山神社中宮の駐車場へ急ぐ。
▲ 駐車場は6時過ぎでもう一杯だ。どうにか第ニ駐車場の一番隅に駐車できた。
そこで朝食、準備。
▲ 神社で、登拝料を収めてここから入山。
▲ 案内図が表示されていた。
3合目から4合目の赤の登山道がジグザグになっている。あとは、見事に一直線で頂上を目指す。
▲ 石の階段を登り続けると、登山道1合目が開始。
三合目までは、土肌の道を登っていく。
▲ 三合目で舗装された治山工事用道路に出る。
こののどかな工事用道路を4合目まで登って行く。当然歩きやすい。
▲ 石の鳥居がある4合目に到達。外人さんのグループもいた。
▲ 後ろを振り返ると中禅寺湖が見えてきた。
中禅寺湖は、この後ところどころで高度を上げるにしたがい、大きく見えてくるようになった。
▲ 大きな根が道を妨げ、よいしょと手を使って体を引き上げねばならないところもある。
▲ 7合目に到達。このあたりは岩場が続き、登山道の中でも最も急斜面のところだ。
しかし、まあまあ、こなせないものではなかった。
▲ 赤い鳥居を過ぎると、8合目の滝尾神社だ。
▲ 神社といっても、小さい祠(ほこら)があるだけのようだったが。
▲ また岩場を登っていく。
ボクは登りではストックを使わず、手足全部総動員してはいつくばるようにして登る。そのほうが安心なのだ。
▲ ようやく傾斜が緩み、針葉樹に包まれたなだらかな斜面になってきた。
この辺りは9合目だろう。雪が残っている。しかし歩けないことはない。
▲ 樹林が切れると視界が大きく開けてきた。
赤茶けた砂礫の中に、木段が続く。もう頂上が近いなあ。
▲ 中禅寺湖が大きく視界に入ってきた。
しかし、この赤茶けた砂礫に足を少し埋めながら登る頂上一歩手前が一番きつかった。
斜度はそんなにあるわけではないが、足腰がもう疲れているのだろう。重たかった。
分速3,4m。ノロノロ上がっていった。
▲ 頂上が見えてきた! なんかの像が立っているのが見える。
▲ 到達。ニ荒山大神の御神像とある。11時36分。
7時10分ごろに登山開始したから、3時間半ほどで登頂!
神社でもらった案内ビラには登頂に3~4時間かかるとあったから平均だ。
同時に疲れと空腹感が、どっと押し寄せてきた。
いつもなら一応辺りを散策して、食事の場所を探すのだが、今回は像の前に即座り込んでしまった。
▲ 昨日東北道SAで買った寿司弁当を広げる。うまかった。
足りずに、持ってきたメロンパンも食べる。バッグの中で押しつぶされてメロンせんべいに。
もっと食べたかったがこれでおしまい。
登山の楽しみは、山頂で下を眺めながら食べる食事ではないかなあ。
次回は、もっと持って来よう。
▲ 目の前の中禅寺湖。大きいなー。
▲ 頂上の(湖に向かって)右のほうには小さな太郎山神社がある。歩いていく。
▲ 太郎山神社からも湖の左側が良く見える。
全体にうっすらモヤがかかってはいるが。
▲ 山頂は比較的広い。展望は360度。白い雪を抱いているのは日光白根山らしい。
▲ 山頂の右側に岩塊がある。あそこが一番高いところなのだろう。
▲ そこには刀剣が立っている。
▲ おおーっ。キラッと青い空に輝る刀。
いわれはあるのだろうが、あとで調べておこう。
追記:ここに最初に刀剣が奉納されたのは1880年。男体山のシンボル的存在だったが、昨年の3月に折れているのが見つかった。10月に再奉納したらしい。ステンレス製でクロムメッキしてある。角度を選ぶと太陽光でキラッと本当に星印のついた写真があった。(撮る角度を間違えた)
1時間ほど頂上に留まっていたあと、11時40分頃に下山開始。
▲ まだまだ、下から登ってくる。
空と湖の青さをバックにして、赤茶けた砂礫の広がり、カラフルな登山者・・。
▲ 下り途中、小さなアクシデント発生。この岩場を下りた時、足を変則的に伸ばして着地に力をいれた時、おっとっとー。右脚の太ももの内側の筋肉が、引きつりそうになった。ゆっくりそのまま岩に身を寄せて安静に。引きつりがとれて歩き始めるようになるのに15分ほどかかったか。山歩き中では、初めてのことだった。変わった筋肉の使い方は要注意だ。
他は別段問題なし。しかし、下山道は長く感じた。残り2合目からは、いつものことだが、左脚の膝付け根の腱が痛くなってきた。
▲ 戻ってきた。14時20分。下山には2時間50分ほど要したことに。
総計7時間10分の山行。男体山は累積高低差が1487mとあるから、ボクの登山では一番多いのではないかなあ。
あとで調べよう。よくやった、やった。
さすがに疲れて、クルマに戻ってもコーヒーを飲んで1時間ほどじっとしていた。
さあ、帰ろう。
といっても、decoからは、今晩は仕事の打ち合わせを家でするから帰ってこないでと言われている・・
ねぐらはどこにするか・・ まず温泉だ。
帰りは東北道からではなくて、関越道から帰るつもりだ。
▲ 竜頭温泉館 憩いの湯へ。硫黄温泉だった。
▲ 戦場ヶ原の三本松駐車場へ入る。大きい無料駐車場だった。
▲ そこの茶屋で、早い夕食を。「戦場ヶ原定食そば」1300円。
▲ 茶屋の裏にも無料駐車場があった。
後ろの山は、もちろん男体山。今日は、この男体山のふもとで寝よう。
明日の朝、金精峠を通って帰ろう。
了
高尾山あたりから挑戦してみたいけど‥。
山ガールならぬ山ババアデビューしようかな(≧∇≦)
お弁当足りなかったんですか?結構食べますねぇ~っ♪
健康な証拠ですね。
歩きなれているSoraさんでも凄く疲れたのですね。
僕なんぞでしたら途中で上ることも下る事もできなくなっちゃうかもですね。
温泉がさぞ体にしみたことでしょうね。
都内の方なら、高尾山いいですし、奥多摩の都民の森、それに私はまだですが、筑波山も初回としては手頃でしょう。女性単独で登っても人が多いからなんの問題もないでしょう。
いまどき、女性であればみんな山ガール。年輩の男女グループで登っていた女性の方が、休憩中に「おひとついかがですか」とキャンディーをくれた。そういう心づかいができるのが山ガール。(男は言わない)それに見た目にはみんなカラフルで綺麗です(笑)。
あんな寿司パック小さいですよ。もう少し豪華なのが欲しかったのですが、まさか握り寿司にするわけにいかないし(笑)。今回はお腹が空きましたねー。達成感でどっと、という感じでした。
けーごさん、チャリを漕いでいるじゃないですか。自分のペースで登ればなんら問題ないと思いますが・・
はい、温泉は沁みました。硫黄温泉だったので、私のバディ1日たった今も私硫黄臭が残っています(笑)。
ゴンドラは無いのかなぁ?
こんな甘ったれた事言っててはダメですね(笑)
案内図は一直線に描いてありますが、実際は3~4mの
幅でジグザグ登攀道です。(あんまり励ましにならない?)
ご神体ですからゴンドラを造ったらバチがあたるでしょう。
若草山登り、大丈夫ですか(笑)。
但し、我が家の山登りは、のろいです。
特に、嫁さんが何かウロウロして写真撮ってます。
大体、平均の倍近くかかってます。
随分、昔ですが白馬で縦走してた時に、あまりにのろいので途中で暗くなりそうなので、登山道脇でテントを張って寝た事も有ります。
でも、翌朝の2900mの朝陽はすごっかったのを覚えてます。
山には、信号も無いし、運行表もないのだから、自分達のペースで登りたいものです。10年ほど前、会社の同僚グループと山に行き始めた時、元ワンゲルの部員がいてどんどん脇目も振らず先導するので、根をあげました。そのあと、単独山行を楽しむようになりました。山にかける思いは人それぞれですよね。
またブログ拝見させて頂きます。
エーッ!!私のあの日のキャンピングカーを見てました?!そういう方が私のブログを偶然みてコメントしてくださるなんて、初めてで感激しています。
>入り口付近に止めてあったキャンピングカー
はは、見られてしまいましたか・・あんな入り口に大きいクルマ止めて迷惑ですよね。私が止めたあと、他の人も入り口沿いに止め始めてしまって、狭い入口にしてしまいました。ズータイが大きくて目立つので気をつけてはいるのですが。
>登山日和の
そう、そんなに暑くも寒くもなくて、良かったですよね。ケルンさんも普段の行いはいいんですよねー。
>キャンピングカー購入を考えているので
出たー。そういう方が! キャンピングカーは乗っているだけでも楽しいのですが(視界が良くて音楽聞いて)、これを使ってもともと自分のやりたかった事がもっとやれるようになる、というのが一番うれしいですね。その楽しさを伝えることに力を入れています。
これからも読んでくださいね。コメントもよろしければ、いつでも。
はい、夢が広がります。登山はできるだけ早朝から登った方が、雲の出る確率が減るといいますから、前夜泊できるメリットは大きいです。もっとも、予定どおり、日の出とともに起きて出発できるかとなると・・。寝過ごすことも(笑)。
発電機については、この次の記事「やればできる」にて、写真付きで説明してますね。
よろしいでしょうか。