7月7日(金)
今日の朝は早起き。4時50分に目覚める。
思ったとおり晴れ。
今日は前泊したここ、八幡平(はちまんたい)の頂上近辺を歩く予定だ。
▲ 6時40分頃に、山頂入り口駐車場を後にした。
▲ 歩いて5分もかからない頂上入り口。
一般の方も歩きやすいように、歩道がしばらく整備されている。
▲ 看板地図で周遊コースを確認する。
基本的には時計逆周りで。
はじめ八幡沼の横を通って、源詫森へ。
源太森から八幡平の頂上へ行く、そして戻る。
この地図によれば1時間20分のコースだ。
楽っ!
紫のハクサンチドリとマミヤキンバイのコラボ / ナナカマド(信さん)
よく見た色んな白い花。信さんによれば、
カラマツソウ / ムシカリ
▲ おお、岩手山の山影が見える。
もう夏で気温が高いから晴天でも、薄雲状になるのはしかたがない。
▲ 目の前に駐車場が、そしてHarmonyがちょこんと。
その上段の残雪の右横が正規の有料駐車場。売店・トイレ等も揃っている。
お金のある方は、この有料駐車場に停める(1回500円)。
▲ ボクの駐車場をズームすると。
おお、いいじゃないか。
シラネアオイもわずかだが有った / 紫色の花は定番 ショウジョウバカマ (信さん)
左はよく見るがまだしぼんでいて ベニバナイチゴ / これはなんとなく珍しい
まもなく湿地帯に入った。
ていうか、この上部はほぼ全部湿地帯なのだが。
▲ 木道が湿地帯の中を続く。
▲ 湿地帯の水たまりとでも言うべき池塘(ちとう)があちこちに。
向こうに八幡沼が見えてきたかな。
▲ 池塘のそばで、咲き乱れる白い花が綺麗だ。
白い花はこれかなヒナザクラ / イワカガミも。ここでは他の植物と受粉を競わねばならないから茎が普通より長いような。
そして出たあ。高層湿地帯の女王、ミズバショウ。 時期が遅いからだろう数は少なかったが。
▲ ここで一番大きい沼の、八幡沼。
▲ 木道沿いにがんばる、ワタスゲ。
▲ ウスユキソウ?
まさかだが・・よく似ているが、イワイチョウ (信さん)
▲ 八幡沼を過ぎて、源太森へ続く木道。
▲ 木道の脇には、白い花がいっぱい咲く。ハクサンイチゲです(junさん)
少し傾斜のある坂道を登ると、
▲ 源太森の頂上1595m に到着。
▲ ここからは、樹海に包まれた八幡平の風景が広がる。
中でも、向こうにみえる先ほどの八幡沼の方向がハイライトだろう。
ズームすると
▲ 八幡沼と、その上部の残雪が残る左側の稜線上で、わずかに高いところが八幡平の頂上のはずだ。
▲ では今見た八幡平の頂上へ向かって進軍!
▲ と歩き始めたボクでして。
▲ 八幡沼の側に来ると、なにやらおじさんが林のほうに向かってスマホをかざしていた。
ウグイスの声を録音しているのだと。できたら写真も撮りたいと。
しかし声はすれど、ウグイスの姿は見えない。
オジサンは諦めて立ち去ったが、辛抱強いというか暇なSoraさんは残った。
▲ ああ、あれだ! あそこに!
諸君、これはカラスではない。
▲ その証拠にちゃんと鳴いている。
ホーホケキョ
逆光のうえコンデジズームなので映像が不明確なのはご容赦。
ホーホケキョを1年ぶりに撮り収めてご満悦(^^)。
そのまま八幡沼の西端に到達。
▲ 西端には避難小屋である陵雲荘がある。
中は綺麗に整備されてトイレ付きだ。
テラスから眺める八幡沼の景色も素晴らしい。
泊りたいくらいだ。
▲ 誰がために鐘は鳴る。
▲ 陵雲荘と八幡沼をあとにして、緩い傾斜を上っていく。
ほどなく頂上だ。
▲ 八幡平頂上1613m に到着。
頂上には樹高を越える木製展望台が設置してあった。
しかし展望台のうえからでも、周囲のアオモリトドマツの樹林で視界はよくない。
頂上とのピストンだけで来ると落胆するだろう。
▲ 展望台には、深田久弥先輩(高校の)の言葉が載っていた。
しかし八幡平の真価は、やはり高山逍遥(しょうよう)にあるだろう。
一枚の大きな平坦な原ではなく、緩い傾斜を持った高低のある原で、気持ちのいい岱を・・
深田先輩、すみません。今回「日本百名山」の文庫本を携えることなく自宅に忘れてきました。
でも、八幡平の真価は逍遥ですか。我が意を得たりです!
あ、ありがとうございます!
さあ、戻ろう。
戻り道で、ある夫婦が小さい花を指して、騒いでいた。
▲ 実に小さな花がひっそりと、一輪だけ咲いていた。
クワガタソウ? (信さん)
エゾミヤマカタバミ (hiroko さん)
ウムー、見たことはないと思うが、小躍りする花なのか。
実に奥の深い世界だ・・(^^)
▲ 二つのメガネ沼。
周りの雪がこの沼に落ち込んで、なかなか消えないらしい。
ほどなく、頂上入り口に戻った。
【続く】
今日の朝は早起き。4時50分に目覚める。
思ったとおり晴れ。
今日は前泊したここ、八幡平(はちまんたい)の頂上近辺を歩く予定だ。
▲ 6時40分頃に、山頂入り口駐車場を後にした。
▲ 歩いて5分もかからない頂上入り口。
一般の方も歩きやすいように、歩道がしばらく整備されている。
▲ 看板地図で周遊コースを確認する。
基本的には時計逆周りで。
はじめ八幡沼の横を通って、源詫森へ。
源太森から八幡平の頂上へ行く、そして戻る。
この地図によれば1時間20分のコースだ。
楽っ!
紫のハクサンチドリとマミヤキンバイのコラボ / ナナカマド(信さん)
よく見た色んな白い花。信さんによれば、
カラマツソウ / ムシカリ
▲ おお、岩手山の山影が見える。
もう夏で気温が高いから晴天でも、薄雲状になるのはしかたがない。
▲ 目の前に駐車場が、そしてHarmonyがちょこんと。
その上段の残雪の右横が正規の有料駐車場。売店・トイレ等も揃っている。
お金のある方は、この有料駐車場に停める(1回500円)。
▲ ボクの駐車場をズームすると。
おお、いいじゃないか。
シラネアオイもわずかだが有った / 紫色の花は定番 ショウジョウバカマ (信さん)
左はよく見るがまだしぼんでいて ベニバナイチゴ / これはなんとなく珍しい
まもなく湿地帯に入った。
ていうか、この上部はほぼ全部湿地帯なのだが。
▲ 木道が湿地帯の中を続く。
▲ 湿地帯の水たまりとでも言うべき池塘(ちとう)があちこちに。
向こうに八幡沼が見えてきたかな。
▲ 池塘のそばで、咲き乱れる白い花が綺麗だ。
白い花はこれかなヒナザクラ / イワカガミも。ここでは他の植物と受粉を競わねばならないから茎が普通より長いような。
そして出たあ。高層湿地帯の女王、ミズバショウ。 時期が遅いからだろう数は少なかったが。
▲ ここで一番大きい沼の、八幡沼。
▲ 木道沿いにがんばる、ワタスゲ。
▲ ウスユキソウ?
まさかだが・・よく似ているが、イワイチョウ (信さん)
▲ 八幡沼を過ぎて、源太森へ続く木道。
▲ 木道の脇には、白い花がいっぱい咲く。ハクサンイチゲです(junさん)
少し傾斜のある坂道を登ると、
▲ 源太森の頂上1595m に到着。
▲ ここからは、樹海に包まれた八幡平の風景が広がる。
中でも、向こうにみえる先ほどの八幡沼の方向がハイライトだろう。
ズームすると
▲ 八幡沼と、その上部の残雪が残る左側の稜線上で、わずかに高いところが八幡平の頂上のはずだ。
▲ では今見た八幡平の頂上へ向かって進軍!
▲ と歩き始めたボクでして。
▲ 八幡沼の側に来ると、なにやらおじさんが林のほうに向かってスマホをかざしていた。
ウグイスの声を録音しているのだと。できたら写真も撮りたいと。
しかし声はすれど、ウグイスの姿は見えない。
オジサンは諦めて立ち去ったが、辛抱強いというか暇なSoraさんは残った。
▲ ああ、あれだ! あそこに!
諸君、これはカラスではない。
▲ その証拠にちゃんと鳴いている。
ホーホケキョ
逆光のうえコンデジズームなので映像が不明確なのはご容赦。
ホーホケキョを1年ぶりに撮り収めてご満悦(^^)。
そのまま八幡沼の西端に到達。
▲ 西端には避難小屋である陵雲荘がある。
中は綺麗に整備されてトイレ付きだ。
テラスから眺める八幡沼の景色も素晴らしい。
泊りたいくらいだ。
▲ 誰がために鐘は鳴る。
▲ 陵雲荘と八幡沼をあとにして、緩い傾斜を上っていく。
ほどなく頂上だ。
▲ 八幡平頂上1613m に到着。
頂上には樹高を越える木製展望台が設置してあった。
しかし展望台のうえからでも、周囲のアオモリトドマツの樹林で視界はよくない。
頂上とのピストンだけで来ると落胆するだろう。
▲ 展望台には、深田久弥先輩(高校の)の言葉が載っていた。
しかし八幡平の真価は、やはり高山逍遥(しょうよう)にあるだろう。
一枚の大きな平坦な原ではなく、緩い傾斜を持った高低のある原で、気持ちのいい岱を・・
深田先輩、すみません。今回「日本百名山」の文庫本を携えることなく自宅に忘れてきました。
でも、八幡平の真価は逍遥ですか。我が意を得たりです!
あ、ありがとうございます!
さあ、戻ろう。
戻り道で、ある夫婦が小さい花を指して、騒いでいた。
▲ 実に小さな花がひっそりと、一輪だけ咲いていた。
クワガタソウ? (信さん)
エゾミヤマカタバミ (hiroko さん)
ウムー、見たことはないと思うが、小躍りする花なのか。
実に奥の深い世界だ・・(^^)
▲ 二つのメガネ沼。
周りの雪がこの沼に落ち込んで、なかなか消えないらしい。
ほどなく、頂上入り口に戻った。
【続く】
どの花もみんな可憐で可愛い(*´▽`*)
最後の一輪ハクサンフウロ?
誰が為に鐘が鳴る、出た(笑) soraさんらしい
一言だと微笑みが出ます。
夏休み前で人が少ないんですか、
のんびりと良い山歩きですね(^_^)v
逍遥〜難しい言葉ですね。
ググったら、「気ままにあちこちを歩き回ること。そぞろ歩き。散歩。」と、ありました。
また1つ、お勉強になりました m(_ _)m
〉高山逍遥〜
高山植物を愛でながら、なんてぜいたくな、そぞろ歩きでしょう。
八幡平って、百名山なのですね。知りませんでした。本当に広大な台地が広がっているのですね〜♡積雪期でも歩けそうですね。
〉周回して1時間20分?
もしかして、いちばん楽な百名山?
▲木道のわきには、白い花がいっぱい咲く〜
ハクサンイチゲですね。私も最近、覚えました。
今年もウグイスを激写(笑)できてよかったですね。口を大きく開けて鳴いてるところがよく見えます👀
ゆったりと逍遥される姿が浮かんできましたよ。
余裕があって哲学できたんじゃないですか?
秋田と岩手の県境〜やはり本物の遊子は、こんなに遠くまで行ってしまうのですね〜。そして、今は北の大地へと。
すごいなぁ〜。淋しくなる事はないのですか?
私は、遊子にはなれないなあ〜。ひとり旅って、出張以外で、したことありません。ウチのことが心配になっちゃう(笑)
検索してみましたが、花弁の形が違いますね。それにハクサンフウロは2~3cmの大きさの花弁のようですが、コレは1cm未満でした。
>誰が為に鐘が鳴る、出た(笑) soraさんらしい~
いつか言うだろうと、思っていたでしょう。山は鐘が多いからまた同じことを言うかも。その時は笑ってやってください。
>夏休み前で人が少ないんですか~
なんだかんだと言っても、東北は辺境だと思いますよ(東北のミナサンすみません)。人が少ない。わざわざ山なんかに上る人は大都会近辺に比べたら少ないのでは。北イバラキと同じです。あ、あそこは東北ではないか
junさんには、私のブログお勉強になるでしょう。そういう学習への姿勢、いいですねー。
>もしかして、いちばん楽な百名山?
標高差も70mほどしかないですからね。やはり逍遥するトコロ。車山高原で、深田先生が言っていた、山には登る山と遊ぶ山がある、の遊ぶ山でしょうね。
ハクサンイチゲなのですか。では文責junさんということで追加しておきます(^^)。
>淋しくなる事はないのですか?
旅の途中で、草笛なんかを聞くと遊子Soraはなんかもの哀しくなるかもしれませんが、ただ暑いだけで。あ、decoさんは、今日は所要で佐久に帰っているな。すみません、いい加減なことばかりやっていまして。
今日あたりはどの辺を廻っているのでしょうか?
美瑛も見たいし、久しぶりに知床も見てみたい
少し先輩が撮った花を調べてみました。
ハクサンチドリの右はナナカマド?
その下はカラマツソウにムシカリ(オオカメノキ)でしょう。
シラネアオイの右は定番、ショウジョウバカマ
そして前にもあったベニバナイチゴ、右は・・チャルメラソウにも似てますが・・不明
白い可憐な小さな花はヒナザクラ、ワタスゲの下はイワイチョウでしょう。茎が逞しい花ですよね。
源太森への木道はチングルマ
最後は・・
クワガタソウに見えますが・・違うかな
雌蕊がよく見えませんね。
出来ることなら
すぐにでも追っかけしたい・・
涎を流しながら見る信でした。
そういえば葉っぱがカタバミの葉ですね、
よくご存知ですね。追記しました。
今日あたりは、どこにいるのでしょう?
まだ、函館に近い江差あたりをウロウロと。
北海道といってもめちゃ暑いですね。
もう少しすれば、涎を飲み込めるようになりますよ。
確かに、線の入り具合が似てますよね
ありがとうございました。
文責を重んじて
チャルメラソウ・・ 撤回します。
チングルマ・・ これも撤回します。
花弁が丸いのでそうだと思いましたが、葉っぱはハクサンイチゲですね。
大変失礼しました。
あれ、soraさんの影、初めからありましたっけ?
堂々たる雄姿ですね。
信じてますから、ほとんど言われるままです(^^)。
早速、訂正させていただきました。今日朝一番の仕事です(笑)。
>堂々たる雄姿ですね。~
あはは。全て影、まぼろしですよ(笑)。