10月10日(月)
安達太良山の奥岳登山口での朝。
▲ 駐車場はほぼ満杯。ボクのクルマは右列の背の高いアレ。もう分かっているでしょう。
おっと、問題は駐車状況ではなく、そら、空だ。
青い空は見えてはいるが、ほぼ薄っすらと雲が覆っている・・
▲ リフト前で、山を見ても上は雲、右端の下が青くなってはいる。
ほんとの青い空を見に行くという、本来の目的からいけば今日はパスすべき日だ。
しかし、山を眺め、横を登山者がゾクゾクと歩いていくのをみると。
ダメだ。抑えきれない、この胸の高鳴りを(笑)。
▲ で、初志を貫けず出発!! 7:20AM
あだたらエクスプレス(ゴンドラ)が運行開始する7時半前には辛うじて出発できた。
▲ 地図をチェック。
岳岳登山口 ⇒ 薬師岳展望台 ⇒ 安達太良山頂上 ⇒ くろがね小屋 ⇒ 登山口
の時計回り周回コースだ。
くどいようだが、あだたらエクスプレス(片道1000円)は乗らない。
節約志向ということでなく本質志向なのだ。
乗れば薬師岳まで6分だが、登山道を通れば1時間20分要するというがボクは乗らない(クドイ)。
▲ スキー場ゲレンデの上部を横切って、山道に入るとちらほらと紅葉している。
▲ 雨が続いたからだろう、登山道はこういうぬかるみ状態のところが多かった。
(タダ道だからしかたがない・・)
▲ 五葉松平という中継点まできた薬師岳まではあと少し。
ここで、背伸びして辺りを見回すと・・
▲ 樹林帯の向こうに、写真で見た小さなベル状のポチが!!
あれが安達太良山の頂上だな。
▲ 更に右側には群馬の荒船山みたいな絶壁状の山も見える。
そして、紅葉!
気持ちが高揚する。
▲ 薬師岳の山頂に来たかな。
もう、大勢の人がいる(ゴンドラできたのだろうキミたち)。
ワアーという歓声が聞こえる。
▲ ボクも、ワアーツ !
もう言葉はいらない。
例によって、ワイド画面でお見せしよう。
PC用:
スマホ用:
▲ 安達太良山の頂上を正面に。
安達太良山は「乳首山」(ちくびやま)の別名がある。
誰だ、そういうゲスなあだ名を付けるのは(怒)。
▲ 乳首山でなかった。。安達太良山頂上をズームアップする。
見ろ、ゴツゴツじゃあないかあ。
▲ 左下方を見ると、ゴンドラが次々に上がってくる。
ボクは乗らなかったもんね。
ふもとは緑。紅葉はもっと先だろう。
薬師岳の頂上から安達太良山の方へ、少し歩を進めると・・
▲ 「この上の空がほんとの空です」の標柱が立っていた。
~あどけない話~ (智恵子抄より)
智恵子は東京に空が無いといふ。
ほんとの空が見たいといふ。
・・・
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとうの空だといふ。
あどけない空の話である。
(高村光太郎)
智恵子さん、ごめんね。
こんな空しか見せてあげられなくて。
(優柔不断なSora)
▲ 頂上へ向かう。
▲ 登ってきた下を見る。
下界の街並みは、智恵子のふるさと二本松市だろうか。
▲ 青い空がちょっと出ると、あたりはこんなにも華やかになる。
だから、青い空が見たいのだよな。
ワイド画面でも、
PC用:
スマホ用:
▲ こういうのも綺麗だよねー。
▲ はい、到着。
正しくは山頂前ですが。
後ろの山頂ポチに登るには、順番待ちがとぐろを巻いて上まで続いている。
▲ 20~30分ほど、とぐろを巻いて山頂1700mへ!
ガスが出てきて、視界が悪くなった。
▲ 頂上の祠(ほこら)のすぐ隣にはこんなモノがあった。
少し祠より高いかもしれない。
岩をコンクリートで塗り固めて作った円柱状のモノ。
上は円錐状で・・
ユーモアなのか(笑)。
▲ その先っぽを、なでなでして。
自撮りしたが、そんなこと(なでなで+自撮り)をするのはボクだけみたいで、恥ずかしくなって即ワンショットで止めた。
頂上を下りるのもとぐろを巻いて、下の広場状のところでいつもの助六寿司パックを食べた。
ランチ後は尾根づたいに下山。
▲ 右手下には、これから左から巻いて降りる峰の辻が見える。
▲ 左手下には、沼ノ平の噴火口が見える。
月世界みたいな荒涼とした風景が。
▲ 花は、このダケカンバの実ぐらいか。
あちこちにあって、色をなしている。
▲ あ、ススキもありました。
▲ 今日は3連休のやっと晴れた最終日。
親子連れもいまして。
先頭のネズミ色帽子の男の子、ピンク色帽子の女の子、薄黒帽子の幼児がわけも分からずパパにおぶられて(笑)。
このカラーコーディネイトは後ろの赤いママさんでしょうか。いいですねー。
タブレットのおじさんが撮っているのは、
▲ この紅葉でした。
ここは薬師岳から見えた、荒船山のような屏風岩のところだ。
▲ なおもどんどん下って行く。
▲ くろがね小屋まで来た。
寄らずにパス。
▲ この小屋からあとは、わりと平坦な道がえんえんと続いた。
▲ おお、やっと奥岳登山口まで戻ってきたよ。 14:00PM
結局ずっとうす曇りだった以外は、すべて順調。
約6時間半の山行となった。
▲ 登山口のすぐ横には、日帰り温泉がある。
奥岳の湯。
クルマで珈琲を飲んでから、ゆっくり入ろう。
お疲れ様でした。
安達太良山の奥岳登山口での朝。
▲ 駐車場はほぼ満杯。ボクのクルマは右列の背の高いアレ。もう分かっているでしょう。
おっと、問題は駐車状況ではなく、そら、空だ。
青い空は見えてはいるが、ほぼ薄っすらと雲が覆っている・・
▲ リフト前で、山を見ても上は雲、右端の下が青くなってはいる。
ほんとの青い空を見に行くという、本来の目的からいけば今日はパスすべき日だ。
しかし、山を眺め、横を登山者がゾクゾクと歩いていくのをみると。
ダメだ。抑えきれない、この胸の高鳴りを(笑)。
▲ で、初志を貫けず出発!! 7:20AM
あだたらエクスプレス(ゴンドラ)が運行開始する7時半前には辛うじて出発できた。
▲ 地図をチェック。
岳岳登山口 ⇒ 薬師岳展望台 ⇒ 安達太良山頂上 ⇒ くろがね小屋 ⇒ 登山口
の時計回り周回コースだ。
くどいようだが、あだたらエクスプレス(片道1000円)は乗らない。
節約志向ということでなく本質志向なのだ。
乗れば薬師岳まで6分だが、登山道を通れば1時間20分要するというがボクは乗らない(クドイ)。
▲ スキー場ゲレンデの上部を横切って、山道に入るとちらほらと紅葉している。
▲ 雨が続いたからだろう、登山道はこういうぬかるみ状態のところが多かった。
(タダ道だからしかたがない・・)
▲ 五葉松平という中継点まできた薬師岳まではあと少し。
ここで、背伸びして辺りを見回すと・・
▲ 樹林帯の向こうに、写真で見た小さなベル状のポチが!!
あれが安達太良山の頂上だな。
▲ 更に右側には群馬の荒船山みたいな絶壁状の山も見える。
そして、紅葉!
気持ちが高揚する。
▲ 薬師岳の山頂に来たかな。
もう、大勢の人がいる(ゴンドラできたのだろうキミたち)。
ワアーという歓声が聞こえる。
▲ ボクも、ワアーツ !
もう言葉はいらない。
例によって、ワイド画面でお見せしよう。
PC用:
スマホ用:
▲ 安達太良山の頂上を正面に。
安達太良山は「乳首山」(ちくびやま)の別名がある。
誰だ、そういうゲスなあだ名を付けるのは(怒)。
▲ 乳首山でなかった。。安達太良山頂上をズームアップする。
見ろ、ゴツゴツじゃあないかあ。
▲ 左下方を見ると、ゴンドラが次々に上がってくる。
ボクは乗らなかったもんね。
ふもとは緑。紅葉はもっと先だろう。
薬師岳の頂上から安達太良山の方へ、少し歩を進めると・・
▲ 「この上の空がほんとの空です」の標柱が立っていた。
~あどけない話~ (智恵子抄より)
智恵子は東京に空が無いといふ。
ほんとの空が見たいといふ。
・・・
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとうの空だといふ。
あどけない空の話である。
(高村光太郎)
智恵子さん、ごめんね。
こんな空しか見せてあげられなくて。
(優柔不断なSora)
▲ 頂上へ向かう。
▲ 登ってきた下を見る。
下界の街並みは、智恵子のふるさと二本松市だろうか。
▲ 青い空がちょっと出ると、あたりはこんなにも華やかになる。
だから、青い空が見たいのだよな。
ワイド画面でも、
PC用:
スマホ用:
▲ こういうのも綺麗だよねー。
▲ はい、到着。
正しくは山頂前ですが。
後ろの山頂ポチに登るには、順番待ちがとぐろを巻いて上まで続いている。
▲ 20~30分ほど、とぐろを巻いて山頂1700mへ!
ガスが出てきて、視界が悪くなった。
▲ 頂上の祠(ほこら)のすぐ隣にはこんなモノがあった。
少し祠より高いかもしれない。
岩をコンクリートで塗り固めて作った円柱状のモノ。
上は円錐状で・・
ユーモアなのか(笑)。
▲ その先っぽを、なでなでして。
自撮りしたが、そんなこと(なでなで+自撮り)をするのはボクだけみたいで、恥ずかしくなって即ワンショットで止めた。
頂上を下りるのもとぐろを巻いて、下の広場状のところでいつもの助六寿司パックを食べた。
ランチ後は尾根づたいに下山。
▲ 右手下には、これから左から巻いて降りる峰の辻が見える。
▲ 左手下には、沼ノ平の噴火口が見える。
月世界みたいな荒涼とした風景が。
▲ 花は、このダケカンバの実ぐらいか。
あちこちにあって、色をなしている。
▲ あ、ススキもありました。
▲ 今日は3連休のやっと晴れた最終日。
親子連れもいまして。
先頭のネズミ色帽子の男の子、ピンク色帽子の女の子、薄黒帽子の幼児がわけも分からずパパにおぶられて(笑)。
このカラーコーディネイトは後ろの赤いママさんでしょうか。いいですねー。
タブレットのおじさんが撮っているのは、
▲ この紅葉でした。
ここは薬師岳から見えた、荒船山のような屏風岩のところだ。
▲ なおもどんどん下って行く。
▲ くろがね小屋まで来た。
寄らずにパス。
▲ この小屋からあとは、わりと平坦な道がえんえんと続いた。
▲ おお、やっと奥岳登山口まで戻ってきたよ。 14:00PM
結局ずっとうす曇りだった以外は、すべて順調。
約6時間半の山行となった。
▲ 登山口のすぐ横には、日帰り温泉がある。
奥岳の湯。
クルマで珈琲を飲んでから、ゆっくり入ろう。
お疲れ様でした。
サラサドウダンやウラジロヨウラクの花が、それはもうたくさん咲いていました。
その木々が紅葉しているのでしょうか。
曇っていたとはいえ、見渡す紅葉黄葉の海が素晴らしいです。
来年は行ってみたいです。
お花の大家、はなねこさんに言われると恥ずかしいです。
実は、安達太良山のあと、先日はなねこさんが登られた吾妻高原の方へ廻ろうかと思いました。土湯の道の駅に昨日は泊まったのですからスカイラインですぐですよね。けれど、二本松の方に用があって、下山したらもう再度上るのが億劫になってしまって。すみません。又の機会です。
格好良いですね(^_^)v
綺麗な山の紅葉、何度もPC用のワイドで
堪能させて頂きました。
本当の空が見えなくても本当の山が見えました。
それにしても大勢の登山客ですね、
休日をこういう所で過ごせるのは良いですね(^_^)v
soraさんの健脚ぶりと山のガイド楽しい。
〉初志を貫けず出発!!〜
スマホの写真が変わっていたので、あぁ我慢できずに行かれたんだなと思ってましたよ。
登山者がゾクゾクと歩いていけば、胸の高鳴りは抑えきれませんよね♡
〉あだたらエクスプレスは乗らない〜
ですよね〜。やっぱり登山口から登りたいものです。
私は、那須でロープウェイを使って楽チン登山をしようとしていましたが(笑)
薬師岳の見事な紅葉には、ワタシも、ワアーツ!でした🍁素晴らしいですね〜\(^o^)/
「この上の空がほんとの空です」
この様な標柱があるのですか。ステキです。いつまでも立ち止まりたくなります。
それにも増して安達太良山までの紅葉の道もまた素晴らしいですね。立ち止まって何度も写真を撮ってしまいそうです📸
〉青い空がちょっと出ると〜
ホント、紅葉はお天気でまったくその色を変えて私たちを感動させてくれますね。
三連休ということで、とても沢山の人が登って来たのですね。連休前半のお天気がはっきりしなかったから尚更ですね。
涸沢の紅葉を見て、soraさんの安達太良山の紅葉も拝見させていただいて、今年はもう たっぷり紅葉狩りをした気分になりました♡
6時間半の山行、お疲れ様でした。
実は この三連休、夫は最初 福島へ行きたいと言っていました。オートバイでの走行距離の約束は300キロ以内なので、那須高原にしたのです。那須高原も306キロでギリギリ(笑)
安達太良山、来年の秋に登ってみたいなぁー。でも、登山口までが遠いなぁー💧
山の会の山男を突っついて連れてってもらおうかな(๑˃̵ᴗ˂̵)
皆さん晴れ間を待っていたのか、随分混んでますね。
こちらの日光白根もかなり混んでました。
それにしても山肌が真っ赤ですね。
青空は残念でしたが、何より素晴らしい山行だったのが
良く分かりました。
あの混みようでは、大きな声は出せませんね。
>何度もPC用のワイドで堪能させて頂きました~
どうしてもこういう風景は雄大さもポイントですよね。でワイドを付けるのですが、そんなに楽しんでいただき嬉しいです。
休みを紅葉狩りを、自分の足で歩きながら楽しめる方は幸福ですねー(私もですが)。
>山のガイド楽しい~
一部女性の方にとって不適切な表現がありましたことをお許しください(^^)。
雨が降ってなければ、山の前に立つとやっぱり登りたくなります。翌日に順延した場合ですが、朝一は快晴でしたがすぐに雲が広がって、結局この日と同じでした(ホッ)。
>涸沢の紅葉を見て、soraさんの安達太良山の紅葉も拝見させていただいて、今年はもう たっぷり紅葉狩りをした気分になりました♡
そうですかあ。紅葉はまだまだこれからですよ。 ま、主婦のかたは他にも色々することがありますし(ですよね)ね。足るを知る、というのは需要です。
といいつつもまだまだ足るを知らないこの男、周りますから。
あはは。安達太良山頂上のあの人とぐろは、たいへんでした。山頂自体はまだスペースがあるのですが、登るのも降りるのも細い道ですからすぐには進めないのですよねー。
>あの混みようでは、大きな声は出せませんね~
信さんは、日光白根山頂から私に向かってヤッホーと呼ばってくださったのに、不埒な私は・・。すみませんでした。恥ずかしいです(笑)。
3年前かな、大曲の花火大会の帰りに岳温泉の橡平ホテルに
泊まり、安達太良山の麓まで行きロープウエーを見てきました。
その時は登山に興味がなかったので「ふ~ん」って帰ってきましたが、
今考えると、実にもったいないことをしました(笑)
登山日和でしたね。うらやましいです。
なんと綺麗な紅葉、画像・アングルがすばらしい!
私が撮るとなかなかこんな風に仕上がらない(笑)
混んでいる山も、Sora流解説が入ると楽しいです。
ファッションチェックもあって思わず解説と、画像を追いかけてしまいました(笑)
ロープウエーに乗らないでの自力登山はすばらしい。
私は使える他力には頼りたいほうなので(笑)
青い空は、きれいな澄んだ空気を吸い込みながら見るのが一番と私は思います。
余談:
実は私の子は、当初「安達太良山」を読めず、「智恵子抄」を
知らず(車に乗っていた)私は座席から転落しそうな気分でした(苦笑)
もちろん、高村光太郎ってダレって?
紅葉でもなければ、ロープウェイで上ってふ~んで、そりゃ終わってしまいますよね。登り始めると・・いろいろ想像が沸いてきますから終わらない。
>登山日和でしたね。うらやましいです~
ブログ読みましたよ。週末は・・残念でしたね。
>ファッションチェックもあって思わず解説と、画像を追いかけてしまいました(笑)
あのママさん、センスいいですよね。私たちが子供のころは、兄弟間では「おさがり」が主流だったと思いますが、今は一人一人コーディネイトしてね。
>私は使える他力には頼りたいほうなので~
私も他力がタダでしたらもちろん頼るのですが(笑)。
>もちろん、高村光太郎ってダレって?
あはは。これってダレの責任?(ウチの息子もダメだろうな)