7月19日(日)
浅草岳の頂上には45分ほどいて、下山開始。12:40PM
帰りは、往路とは別の木道を通って、
▲ 池塘(ちとう)が一つあった。
向こうは、守門岳。
前岳の肩の辻から、帰りは桜曾根コースをとる。
往路のブナソネでピストンするか周遊路の桜曾根にするかは、下山してくる登山者数名にヒアリングしていた。桜曾根のほうが傾斜が緩やか、花も多かったというコメントで、ガイドブックどおりでもある桜曾根コースにした。
桜曾根の坂道を登っていったとき・・
うっつ、左脚の太もも裏が・・攣(つ)りそうだ・・
うっつ、やばそう。硬直しかけている・・
ツムラの漢方薬68は持参しているが、あれはクセになる。汗をいっぱいかいて、水分不足なのだろう。で、水を2回にわけて多めに飲んだ。すると痛みは引いていった。ほんとだ効果あり。筋肉内のミネラル電解水が足らなくなっていたということだ。
よしっ、進行開始。
▲ おお、さゆりちゃん!
確かに、すぐに小百合ちゃんに遭遇した。
しかも一輪でなくて、複数の早百合ちゃんに。
▲ ヒメサユリ で~す
おお、そうかい、そうかい。
もっと、顔をよく見せて。 (なんか勘違いしてるな、このじーさん)
どのさゆりちゃんも、可憐で、綺麗だよ(^^)
▲ 木道を下っていくときも
▲ 道端で、さゆりちゃんが大勢待っていてくれたよ。
▲ 下りてきた前岳を振り返る
(デジカメ故障で、以後ずっとスマホで撮影)
▲ ゴゼンタチバナ ちゃんも褒めなくてはね
うん、キミの名前は?
えっ、シズカゴゼン? ス、スゴイね。 (まだやっている)
▲ 稜線の右手には
もうあの守門岳のことは言わないが(笑)、
右下のあの空白スポット・・あれがネズモチ平駐車場? えー、あそこまで歩いて(当たり前じゃ)下りていくの?
▲ アップすれば、確かに駐車場で。クルマが停まっている。
ボクはまた下の勝手駐車場まで歩いていかないとダメなんだよな。
もう、厭戦気分いっぱいに。
調査中
▲ 大きなブナの樹があった。
緑と白と茶のコントラストが光っていた。
▲ 上の枝もニョキニョキと存在を広げているのがいい。
ようやく
▲ 浅草の鐘 と名付けられた所まで下りてきた。
天皇のご成婚を記念して建てられた鐘のようだ。
この鐘の後ろを回り込むと、
▲ 桜曾根登山口に 14:51PM。
ここからは、ほぼ平坦の浅草林道をネズモチ登山口まで歩いていくだけだった。
▲ ネズモチ平駐車場へ戻った。 15:22PM
この駐車場を出発して6時間半を経ていた。
クルマは10台未満に減っていた。
仕方がない、廃墟ホテルの駐車場まで最後の歩きをしよう。
▲ 道端のアヤメ
駐車場が見えた時、最後のペットボトルに少し残していた水を全部飲み干した。
山に登るとき、ボクの場合は500mlを3本持っていき、飲むのは1~2本しか飲まない。3本を全部飲み干してしまったのは・・ 利尻富士へ10時間かけて登ったとき以来だな。
▲ 廃墟駐車場でボクを待つ Harmony。16:42PM
ここを7時半に出たのだから、結局しめて9時間42分の山行だ。
脚は幸い大丈夫だが、マメが二つもできていた。そんなものいらん(笑)。
▲ 上半身はTシャツ1枚。 腕も日焼けが増して、田中ヨーキクン・・ほどではないな。
この写真は腕を撮りたかったのではなくて、登山時計の示す標高値を撮っておきたかったのだが、疲れていたのだろう腕しか撮れてなかった。
冷たい炭酸水(ビールではない)を飲んで、冷たい寒天菓子を食べて、30分ほど車内で休憩。珍しく珈琲は淹れなかった。もう、風呂に行きたかった。
ここから40分ほど走って、予め調査しておいた立ち寄り湯に着いた。
▲ 薬師温泉 やまびこ荘。
山からずっと近くに、大きな立ち寄り湯専門の施設はあったが、お風呂はここに決めていた。
宿泊施設だからコロナ対策もはっきりしていたし、元々は東京大田区の保養施設だったから首都圏者を毛嫌いしまい(笑)の判断で。
受付で、「あ、またマスクを忘れた」と思ったが、マスクは従業員はマストだが客には義務づけていなかった。検温を受けて、氏名、住所、連絡電話を書き込んで600円払った。新潟県人ではないが嫌がられなかった(^^)。
風呂場にはじーさん一人だけ。そのうちボクだけになって、ココは大丈夫だと、ゆっくりと。キレイな、風呂です。
施設前に停めている乗用車は、全部宿泊者のようだった。
ここから10分ほどの小出ICで関越道に乗って、一番近い大和パーキングに入れた。きょうはここで車中泊。
7月20日(月)
▲ 大和PAでの朝
ここのPAはトイレがあるだけ。が入口は自動開閉とはいえ、普段は締め切っているわけで小用とはいえ一切使用せず。自車設備を使用。
▲ 赤城高原SA
ゴミ処理のために立ち寄る。
トイレ施設への入り口はドア無し解放。内部奥でも大きく窓を開けていた。
ただ走って、午後2時に自宅へ無事帰着。
家内からは、もう帰ってきたのと言われた。
今回、地元に落としたお金は、コンビニにも寄らず、お風呂で払った600円のみ。新潟県のみなさんすみません。トイレ施設も使わず。ただ、立派な山だけ使わせていただきました。
了