青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

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走っていきたくなります

ヒメサユリの新潟・浅草岳に登った2

2020年07月23日 15時46分35秒 | 同上 (山歩き)

7月19日(日)

浅草岳の頂上には45分ほどいて、下山開始。12:40PM

帰りは、往路とは別の木道を通って、

 

▲ 池塘(ちとう)が一つあった。

向こうは、守門岳。

前岳の肩の辻から、帰りは桜曾根コースをとる。

往路のブナソネでピストンするか周遊路の桜曾根にするかは、下山してくる登山者数名にヒアリングしていた。桜曾根のほうが傾斜が緩やか、花も多かったというコメントで、ガイドブックどおりでもある桜曾根コースにした。

 

桜曾根の坂道を登っていったとき・・

うっつ、左脚の太もも裏が・・攣(つ)りそうだ・・

うっつ、やばそう。硬直しかけている・・

ツムラの漢方薬68は持参しているが、あれはクセになる。汗をいっぱいかいて、水分不足なのだろう。で、水を2回にわけて多めに飲んだ。すると痛みは引いていった。ほんとだ効果あり。筋肉内のミネラル電解水が足らなくなっていたということだ。

よしっ、進行開始。

 

▲ おお、さゆりちゃん!

確かに、すぐに小百合ちゃんに遭遇した。

しかも一輪でなくて、複数の早百合ちゃんに。

 

▲ ヒメサユリ で~す

おお、そうかい、そうかい。

もっと、顔をよく見せて (なんか勘違いしてるな、このじーさん)

どのさゆりちゃんも、可憐で、綺麗だよ(^^)

 

 

▲ 木道を下っていくときも

 

 

▲ 道端で、さゆりちゃんが大勢待っていてくれたよ。

 

 

 

▲ 下りてきた前岳を振り返る

(デジカメ故障で、以後ずっとスマホで撮影)

 

▲ ゴゼンタチバナ ちゃんも褒めなくてはね

うん、キミの名前は?

えっ、シズカゴゼン? ス、スゴイね。 (まだやっている)

 

 

▲ 稜線の右手には

もうあの守門岳のことは言わないが(笑)、

右下のあの空白スポット・・あれがネズモチ平駐車場? えー、あそこまで歩いて(当たり前じゃ)下りていくの?

 

 

▲ アップすれば、確かに駐車場で。クルマが停まっている。

ボクはまた下の勝手駐車場まで歩いていかないとダメなんだよな。

もう、厭戦気分いっぱいに。

 

調査中

 

 

 

▲ 大きなブナの樹があった。

緑と白と茶のコントラストが光っていた。

 

▲ 上の枝もニョキニョキと存在を広げているのがいい。

 

 

ようやく

▲ 浅草の鐘 と名付けられた所まで下りてきた。

天皇のご成婚を記念して建てられた鐘のようだ。

 

この鐘の後ろを回り込むと、

▲ 桜曾根登山口に 14:51PM。

ここからは、ほぼ平坦の浅草林道をネズモチ登山口まで歩いていくだけだった。

 

 

▲ ネズモチ平駐車場へ戻った。 15:22PM

この駐車場を出発して6時間半を経ていた。

クルマは10台未満に減っていた。

 

仕方がない、廃墟ホテルの駐車場まで最後の歩きをしよう。

▲ 道端のアヤメ

 

駐車場が見えた時、最後のペットボトルに少し残していた水を全部飲み干した。

山に登るとき、ボクの場合は500mlを3本持っていき、飲むのは1~2本しか飲まない。3本を全部飲み干してしまったのは・・ 利尻富士へ10時間かけて登ったとき以来だな。

 

▲ 廃墟駐車場でボクを待つ Harmony。16:42PM

ここを7時半に出たのだから、結局しめて9時間42分の山行だ。

脚は幸い大丈夫だが、マメが二つもできていた。そんなものいらん(笑)。

 

▲ 上半身はTシャツ1枚。 腕も日焼けが増して、田中ヨーキクン・・ほどではないな。

この写真は腕を撮りたかったのではなくて、登山時計の示す標高値を撮っておきたかったのだが、疲れていたのだろう腕しか撮れてなかった。

冷たい炭酸水(ビールではない)を飲んで、冷たい寒天菓子を食べて、30分ほど車内で休憩。珍しく珈琲は淹れなかった。もう、風呂に行きたかった。

 

ここから40分ほど走って、予め調査しておいた立ち寄り湯に着いた。

▲ 薬師温泉 やまびこ荘

山からずっと近くに、大きな立ち寄り湯専門の施設はあったが、お風呂はここに決めていた。

宿泊施設だからコロナ対策もはっきりしていたし、元々は東京大田区の保養施設だったから首都圏者を毛嫌いしまい(笑)の判断で。

受付で、「あ、またマスクを忘れた」と思ったが、マスクは従業員はマストだが客には義務づけていなかった。検温を受けて、氏名、住所、連絡電話を書き込んで600円払った。新潟県人ではないが嫌がられなかった(^^)。

風呂場にはじーさん一人だけ。そのうちボクだけになって、ココは大丈夫だと、ゆっくりと。キレイな、風呂です。

施設前に停めている乗用車は、全部宿泊者のようだった。

 

ここから10分ほどの小出ICで関越道に乗って、一番近い大和パーキングに入れた。きょうはここで車中泊。

 

7月20日(月)

 

▲ 大和PAでの朝

ここのPAはトイレがあるだけ。が入口は自動開閉とはいえ、普段は締め切っているわけで小用とはいえ一切使用せず。自車設備を使用。

 

 

▲ 赤城高原SA

ゴミ処理のために立ち寄る。

トイレ施設への入り口はドア無し解放。内部奥でも大きく窓を開けていた。

ただ走って、午後2時に自宅へ無事帰着。

家内からは、もう帰ってきたのと言われた。

 

今回、地元に落としたお金は、コンビニにも寄らず、お風呂で払った600円のみ。新潟県のみなさんすみません。トイレ施設も使わず。ただ、立派な山だけ使わせていただきました。

 

 

 


6 コメント

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こんにちは(^^)/ (hiroko)
2020-07-23 17:04:01
ひめ小百合綺麗でしたね、皆同じ方向を向いて咲いてる(^^♪
山の緑が綺麗で、空気が美味しそうです、それにしても
こんな暑さの中水分不足は危険ですね、山の上で足がつらなくて本当に良かったです、流石すべてに用心が完ぺきですね、
廃墟ホテルの駐車場のsoraさんの車に後光が差してる(*^▽^*)

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◇hirokoさん、こんばんは◇ (Sora)
2020-07-23 17:37:22
はい、山はもう完全に夏山。緑が濃いですよ。この日は晴れ/曇りで、めちゃ暑いというわけではありませんでしたが、これに今の夏山は暑さが加わるのでしょうが、今はそれでもかまわないとさえ思えてきます。

>山の上で足がつらなくて本当に良かったです~
良かったです。この日の登りは、何組にも追い抜かれていきました。が一組だけ私が追い抜きました。奥さんらしい人が、脇道の旦那さんらしい人を見ながら、「ツレが足がツレてしまって・・」と冗談めかして言ってましたよ(笑)。

>廃墟ホテルの駐車場のsoraさんの車に後光が差してる(*^▽^*)~
確かに、光ってますねえ。この駐車場トラブルさえ無かったら、機動力ヨシ、天気ヨシ、ヒメサユリちゃん勿論ヨシのパーフェクトな山行になったのでしたが。教訓をもらいました。
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Unknown (jun)
2020-07-23 21:11:50
いやぁ、恐れ入りました🙇‍♀️たくさん歩きましたね💦
10時間近くも!!!
最近のsoraさんは、自粛生活でデッキ造りに励まれていて、久しぶりの山行だと思われますが、脚が攣ったとは言え、脚力は健在ですね👍

駐車場トラブルには、参りますね。でも、この細いダートな道をキャンカーで行かずに正解だったかもしれませんね。この道ではすれ違えないでしょう。

登山口への道は、細い道が多く、対向車が来ないかとハラハラします。燕岳へ行った時に、やはり道が細くて登山口に着く前に疲れちゃった事を思い出しました。

でも、こんなに沢山の優しいヒメサユリちゃんに会えてココロ癒された事でしょう💓
お疲れ様でしたd(^_^o)
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◇junさん、おはようございます◇ (Sora)
2020-07-24 07:25:49
>脚が攣ったとは言え、脚力は健在ですね👍~
はい、まだ歩けますが(笑)、下山する時の足さばきが遅くなりましたね。特に下山時のつまずき、スリップがあぶないですから、ゆっくり歩くようにしているとも言えますが、下山に要する時間が遅くなりました。

>この道ではすれ違えないでしょう~
すれ違えないどころか、どこかでドン詰まりになってバックできなくなるのかと思ってしまいまして。

>燕岳へ行った時に、やはり道が細くて登山口に着く前に疲れちゃった事を思い出しました~
燕岳へのアプローチも細く長かったですね。1年前のレポを読み直したら、楽隠居する歳なのにいつまでこんなヒヤヒヤをやっているのだと自問自答してますね(笑)。しかし燕岳なら、それでも行く価値があると思いますし、むずかしいですね。ほんといつまでこんなことやっているのだろう(笑)。しかしjunさんの場合は、乗用車でしょ。楽勝ですわ(急に強気に)。

はい、また姫早百合さんに会いたいですね。(^^)



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ヒメサユリ ()
2020-07-25 06:42:32

お早うございます。
お疲れ様でした。
sora先輩の健脚、確かに健在です。
このところ山を歩いていないので、山歩きの筋肉がそげたのを感じます。
先日の八方尾根でも、八方池から上に登れる気がしませんでした。
尤も登ってもガスばかりでしたが・・

私が昨年行ったヒメサユリ群生地は、浅草岳から東に50kmくらいのところでした。
このあたりは姫小百合の生息に適した土壌なのかも知れません。
山と花を楽しめて、帰りに温泉も楽しめる。
羨ましい限りです。
私もそろそろ重い腰を上げなくては・・
非常に参考になりました。有難うございます。

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◇信さん、おはようございます◇ (Sora)
2020-07-25 10:46:00
>先日の八方尾根でも、八方池から上に登れる気がしませんでした。尤も登ってもガスばかりでしたが・・~
私のこの浅草山の日に、信さんは八方池ルートをトライしていたのですね。レポを見ると上の方は雲が厚かったようですね。浅草山のほうは、下山途中の人に頂上の天気を尋ねたら雲がかかっていたと言ってましたが、私が到達したときは晴れてました。駐車場で余計な時間を費やしていて良かったのかも(笑)。

>私が昨年行ったヒメサユリ群生地は、浅草岳から東に50kmくらいのところでした~
東に50kmくらいなら、奥会津のところですね。大雑把に言って、ヒメサユリは新潟から福島県域のところで見られるようですね。かなり限定されているということでしょう。何回も言及しました200名山守門岳でも見れるようですし、来年にまた別の山で見たいものです。

>私もそろそろ重い腰を上げなくては・・~
我々にとって問題は、コロナよりこの続く雨空ですよね。「だけども 問題は今日の雨 傘が無い ♪」な~んて(笑)。
大丈夫。8月に入れば晴れが続きますよ。 八方池のあとはテント泊八方大池方面なんでしょ。期待しましょう。ほら、早百合ちゃんも「いつでも夢を~♪」て言ってますよ。(^^)
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