青い空とわたし

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夏山旅 蝶ヶ岳に登り穂高・槍ヶ岳に息をのむ(日帰り)

2019年08月11日 06時00分00秒 | 同上 (山歩き)

 8月6日(火)

朝起きれば、晴天だった。

今日登る蝶ヶ岳は、標高2677m、標高差1514m、距離11.1km、コースタイム8時間30分(ヤマケイ)。1昨日の燕岳より標高差で約100m高く、したがってコースタイムも50分更に長い。

で、30分早めの5時30分に出発することにした。

 

 ▲ 朝日が上がってきた。

うれしさとともに、緊張感が漂う。

コース自体は鎖場とかガレ場があったりはしないことは分かっている。地道に登ればよいだけだ。これは気が楽なのだが。

三股・林道ゲート (標高1275m) を越えて、15分ほど歩くと登山口だ。登山届を提出。三股で、常念岳へ行く分岐点を過ぎる。

 

 ▲ 本沢を越える吊り橋を渡る。

30分早いスタートだからか、いや平日だからか、燕岳の時のような団体さんには会わない。黙々と登る。

 

▲ おお、これが「ゴジラみたいな木」か。なるほど。 

口の辺りには石が詰め込まれている。

恐る恐る歯のあたりを撫でてみる(笑)。

 

▲ まめうち平(標高1916m)に到着。

順調だ。

 

 

 

▲ 要所要所に木製の階段が作ってあり、ずっと続く

階段ごとにマークが付けてあってこれは82番箇所だが、112番まであった。

 

 

 ▲ 林間から、右側に展望が広がるところがあった。

左にピークの常念岳(2857m)、稜線づたいに前常念岳が見える。

更に右手方向に視線を落としていくと、

 

 ▲ 山の下には、安曇野、松本の町並みがうっすらと見える。

 

 

 ▲ 蝶ヶ岳ヒュッテに到着。

頂上はここから、手前の坂道をさらに登っていく。

 

 ▲ 坂道の上の、あそこが蝶ヶ岳の頂上だろう。

蝶ケ岳は、なだらかな山容のようだ。

 

 

 ▲ 蝶ヶ岳頂上に到着。2677m。10:24AM。

5時間要した。CTは5時間4分だったから、CTどおりだ。もう、問題はないだろう。ここでランチ。

頂上から、右手方向を見ると、

ジャーン!

 

 ▲ 右手の穂高連峰から、左手には槍ヶ岳が目に入る。

その雄大さ、スケールの大きさに息をのむ・・

 

  

 ▲ 同じ山頂から、右の方向には蝶ヶ岳ヒュッテ。右手から登ってきた。

 

 

 ▲ もう一度、穂高ー槍ヶ岳の正面を見る。

正面とこちらを隔てる谷に梓川が流れる。

 

ズームしてみよう。

 

▲ これは、涸沢カール の方向(だと思う)。

 

 

 ▲ これは、槍ヶ岳方向のズームアップ。

 

 

▲ ズームせずに、そのままの槍ヶ岳方向!

 おそらく、今日はものすごく眺望がいいはずだ。普段こんなにハッキリと山並みが見えるはずがない(笑)。ラッキー、ラッキー、大ラッキーだ。

 

 

 ▲ 槍ヶ岳よりさらに右手方向。

山の同定が、まったくできないが。

 

 

 ▲ さらに、右手に視線を移動して常念岳だ。

通常は、あの常念岳と蝶ヶ岳をセットにして山小屋1泊か2泊して縦走するようだ。

ま、ボクの場合、常念岳をまたいつか日帰りで登ればいい(オオ強気になってきた)。

 

 

 ▲ ヒュッテまで下りて、その横の高台の「瞑想の丘」というところから。

 槍ヶ岳がより近くなった気がする。

 

そして、ずっと右手に視線を遣ると

 ▲ ツンと突き出たのが、乗鞍岳の剣が峰。更に左の方向で雲がかかった台形状の山が、かの御岳山。

 

さあ、ランチも終わっているし下山しよう。

 

 

▲ 上りのとき、まめうち平のあと、またコンデジが故障した。で、慣れないスマホでの撮影に代えたが、花を撮っていると時間を要するので、花は撮らなかった。が、帰りは余裕があるので、花を撮っていこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ▲ そして、ミヤマキンポウゲ。

 

下山は、とにかく慎重に慎重に下りた。こんなとこで怪我をしてもつまらないからね。

 

 ▲ 三股・林道ゲートに無事戻ってきた。15:30PM

おお、10時間の山行だ。時間はかかるけど、歩き通せるからうれしい。

クルマで休憩したあと、16:20頃に林道を下った。

 

帰り道に、今日もホリデーゆー四季の郷で入浴した。

 ▲ 温泉のあと、併設するレストランで、がっつり豚カツかなと思ったが、やはり信州は蕎麦だよ。大盛りの蕎麦にした。

すべてに満足して、再度、道の駅・安曇野ほりがねの里へ戻った。

さあ、次はどこへ行こうかな。