青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

道の駅・裏磐梯にて小休止

2016年11月01日 22時46分28秒 | 青い空の日は旅立(全般)
10月22日(土)

前日の東吾妻山周辺のトレッキングを終えたあと、浄土平を離れて西へ移動。



▲ 檜原湖の近く、道の駅・裏磐梯に到着。




▲ 温泉は10分ほど走ったところの「ラビスパ裏磐梯」で。


翌日、22日(土)も終日この道の駅で動かず。

週末ということもあって、紅葉狩りの観光客、野菜を求めての旅行者で道の駅はごった返した。

ボクは17日以来、新しい記事を書いていないので、ようやく久しぶりに10月16日の鳥海山登山をクルマにこもって書いた。

記事を書きながら旅行するというのは、なかなか大変だ。
特に山記事となると、詳しく書きたい載せたいという気持ちが強い一方、体力的にはもう疲れているから夜書くのは不可能。で積みあがってしまった(苦笑)。

なんか手を打たねばならないな。

秋の浄土平から一切経山・東吾妻山を巡る

2016年11月01日 12時00分11秒 | 同上 (山歩き)
10月21日(金)

前日は米沢市内にて、米沢牛ステーキを食し、上杉米沢藩の史跡を訪ねた後、とある処で仮の宿り。
朝6時に即そこを出発。

米沢から再度福島へ入り、磐梯吾妻スカイラインの山並みをくぐって浄土平を目指した。




▲ あるブロガーさんが紅葉の名所として紹介していた「つばくろ谷」の駐車場へ停める。

早朝だから駐車もラクラクだ。

この山側の駐車場から、前方を見やると




▲ つばくろ谷とその上に架かる不動沢橋

逆光だが朝日で谷が輝き始めている。

橋の上を車が走っていく。


自分もこの不動沢橋を走って、しばらくするともう一つの絶景スポットへ。




▲ 天狗の庭

この庭で天狗が舞い遊んだという故事にちなんだ名所。
撮影のためには路上駐車せざるを得ないのが難点。

ではコンデジワイド画面では、

PC、タブレット用;


スマホ用;



さらにスカイラインを浄土平へ向かって走ると、



▲ 中央のとんがり吾妻小富士の右側に火山一切経山に連なる白い山肌が見えてくる。

先ほどのつばくろ谷の駐車場で地元のおじさんが言うには、火山警戒レベルが数日前に下げられて今は一切経山に登れると。

ラッキー!

一切経山のふもとに近づくにつれて、硫黄臭が強くなった。

まもなく、浄土平の大きな駐車場に到着。
レストハウスもあり、この辺りの登山・トレッキングとスカイライン観光の拠点だ。

下車、準備。



▲ とにかく、登山開始だ。8:50AM


きょうのコースは、



▲ 中央の浄土平駐車場1575mを出発し、左回りでまず一切経山1949mに登り行けたら五色沼へ。

戻って鎌沼を廻って東吾妻山1975mへ登る。反対側を下山し景場平、鳴子平の湿原を周って浄土平に戻る。

最後に、吾妻小富士1707mにも登ってくると(笑)。明確なCTはないが、5~6時間はかかるだろう。





▲ 前に目指す、一切経山(いっさいきょうやま)が見えてきた。





▲ 道端にあった!

これは、シラタマノキ

そもそもこの東吾妻山を登ろうと思ったのは、ブロガーはなねこさんの記事を見てだ(ボクは真似ばかりしているのだ)。
そこではこのシラタマノキを指でつぶしてこすると、サロメチールの匂いがするとあった。

ヌルヌルにはなるけど、しないよー、無臭だと思う(笑)。




▲ こんな花も。枯れ花かもしれないが。





▲ 酸ヶ平での一切経山への分岐点。

前方に見える酸ヶ平避難小屋の前を通過して登る。


避難小屋を過ぎて、ガレた道を登りつめると、



▲ 一切経山の山頂付近に着いた。

広い山頂付近はさえぎるものがない。
そのかわり、風が一気に強くなった。
下りてくる人が、鼻水が全部吹っ飛んでいくと言っていた、まさにその通りだ。

こんな強い風の中をボクは歩いたことがない。
稜線ではないから吹き飛ばされても危険は無いが、体を低くしてヨロヨロと頂上スポットへ歩いていった。




▲ 頂上1049m。10:00AM

こんなところにはとどまってはおられない。

さらに、北前方へ進む。
アレを見るために。



▲ ああ見えてきた。





▲ 眼下に鮮やかな深いブルーの湖面、五色沼だ。

別名 「魔女の瞳」 ともいう。

一切経山に登る目的は、多くの人にとってこの色を湖を見るためのようだ。

魔女の瞳というからには、色が変わるのかもしれない。




▲ 右端は、薄い青になっている。

魔女の瞳に吸い寄せられるように湖に降りて行きたいと思ったが、思いとどまった。
この風では、空に飛ばされる・・
オズの魔法使いだ。(なんのこっちゃ)



周囲を見渡して、



▲ 福島市内の方向。



さあ、山頂は撤収だ。



▲ 来たガレ場を下って戻る。

左端の大きなアバタ火口が、吾妻小富士。
右端手前ないし奥の山並みが(どっちか分からない)、東吾妻山。




▲ だいぶ降りてきた。

前方の湖が、これから通る鎌沼。





▲ 鎌沼の西側外周を半周して、姥ヶ原の湿原に出る。

向こうに東吾妻山。




▲ 姥ヶ原に出て、目の前の東吾妻山に向かって進む。


オオシラビソの樹林帯を上りつめると視界が開けた。



▲ ここも広々した山頂だ。11:50AM





▲ 視界が開けたと書いたが、かろうじて開けているのは登ってきた方向、一切経山方向のみだ。

午後近くなって、ガスが出てきてそれ以外(磐梯山の方向とか)は見えなかった。




▲ ま、弁当を食べよう。

きょうの弁当は昨日米沢市内のスーパーで調達したものだから、いつものコンビニ助六寿司よりは手がこんでいてウマかった。


さあ、降りようか。



▲ 降りたあとは、展望台、ここ景場平の湿原を通って、スカイラインを横切って鳥子平を通過していった。

どちらかといえば、単調。



あたりの紅葉はほぼ終わっている。そんなトレッキングに飽きたころに、



▲ 再度スカイラインを横切って、ここに戻ってきた。

一切経山の見える浄土平に。




▲ 浄土平の駐車場に多数の車とバスが来ていた。14:30PM

ほぼ5時間半の周回山行だ。
お疲れさん。

おっと、まだ付録の山行があった。




▲ スカイラインをはさんで、駐車場の反対側にある吾妻小富士にも登ってこなくては。

おお、みんな軽装で木段を上がってくよ。
リュックはクルマに置いて、ではボクも。




▲ 頂上の火口全景。

確かにアリ地獄だ。


火口ふちから、駐車場方面のワイド画面を。

PC用;


スマホ用;







▲ この火口の外縁を一周しよう。





▲ 半周して反対側から眺めた火口。

大きさは浅間山の火口と同じくらいかな。
浅間山の火口は更に火口口があって噴煙が出ていたが(キケンだよ)、ここは大丈夫。




▲ 福島市内の方向。




▲ 東吾妻山の方向。


ウン、よく見たね。よく登ったよ。




▲ では、駐車場に戻ろう。

思い残すことはないよね。

そして、じゃあ出発だ。