青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

伊豆稲取の雛のつるし飾りも

2013年02月26日 21時20分06秒 | 青い空の日は旅立(全般)
2月23日(土)

【続き】

河津町で河津桜を見た後、次の春を求めて東の海岸線を北上。東伊豆町・稲取(いなとり)へ来た。

海岸に接した駐車場に停める(無料)。1時近くでお腹が空いたね。すぐ近くの「海の幸」と書いてあった食事処へ入った。

  

満員。食事までに30分以上待ったが、急いでいないので構わないよ。

二人とも注文したのは・・ もちろん伊豆ときたら、金目鯛ですよ。




▲ 金目鯛の煮付け。1600円。アタマのところだから身は少ない。もっと食べたかった(笑)。

大きいキンメの目。ここが美味ということは、聞いている。どんな味がするのだろう? けれど、どちらも目をかぶりつく勇気がない。「おまえやれよ」「あなたが先よ」とかなんとか押し問答したが。結局どっちも食べずに出た(笑)。私達はやはりB級グルマー、ツーになれない。


すぐ近くの文化公園にある雛の館へ行く。



▲ 文化公園には、「雛のつるし飾り 発祥の地」というノボリがはためいている。




▲ 雛の館に入ってみよう。入場料300円。 ここの河津桜は満開だー。





▲ 入るといきなり、雛壇とつるし雛があった。

稲取の雛のつるし飾りは、江戸時代の後期の頃から。女の子のすこやかな成長を願って手作りされ、意味や決まりごとを守りながらこの町独自の和裁細工として現在まで受け継がれてきたとある。

鳥、動物、野菜、魚、家具等を題材にして、布で袋状に縫い上げたものだ。それぞれが縁起の意味を持っているようだ。




▲ 色んな飾りを一本の糸に垂らす。赤色がやはり多いね。




▲ 毎年、コンクール形式で作品を募るようだ。来場者が投票で、気に入った吊るし雛を選ぶようになっていた。美しい伝統が奨励され維持される。









▲ 雛段だけでも華やかなのに、雛のつるし飾りが加わるとあでやかだ。





▲ 這い子人形。 這えば立て、立てば歩めの親ごころ。子供のすこやかな成長を願うとか。





▲ 皆さんも歓声をあげたり、写真をとったり、雛のつるし飾りを楽しんでいるようだった。





▲ 外に出ると、公園のまわりは桜の木が並んでいて、陽もありほんわか春の雰囲気が。

春遠からじ・・・か。

これで次週、水戸の偕楽園に梅を観に行ったりしたら、私は完全にリタイヤ組だ(笑)。
しかし、残念ながらまだそういう余裕もない。

青い空の下での春スキーは、これから。
私の冬は、今年もまだまだ終わらない。


それにしても、肌寒い中でも綺麗にほころんでくれる、伊豆の桜はいいねー。