ロモの新しくて古いカメラ

ロモのページを見てみるとまた、とんでもない告知が！

安原製作所のカメラを引き継いで、販売するとのこと。

このカメラは安原さんというひとが設計し、自分で会社を作って販売していたものなのです。

確かもとはメーカーに勤めたひとだったような気がしますが、それでも一個人で立ち上げてしまったことが当時なによりも驚きました。

ホームページで受付をしていたのですが、何せ生産台数が少なく一年待ちとかの状態だったと思います。

国内のカメラメーカーが安っぽい似た外見のプラスティックテイストなボディばかりなのに、この安原製作所は金属ボディのレンジファインダーのカメラを投入しました。

かなり健闘していたのですが、昨年で活動を終了しています。

わずか、5年間だけ続いた個人カメラメーカー。

安原製作所が終了したニュースを聞いたときは、落胆とああやっぱりという両方の気持ちになりました。

ロモではこの夏でLC-Aの最終ロットが出て、私は運良くそれを手にしました。

さあ、これからロモはどんな方向に行くのかなと心配だったのです。

トイカメラはもちろん大好きです。

でも、ちゃんと露出を合わせられる(オートにせよマニュアルにせよ)カメラがロモにも必要なのです。

だから、このカメラの取り扱い発表はとても嬉しいニュースです。

一番いいところに収まったんではないでしょうか。

今回から安原一式はYasuhara T981一式という名称になりました。

T012秋月というのも出ています。こっちはコンパクトでストロボ内蔵、プログラムオート！なんてあり得ないカメラです。

価格はどちらも76,000円(税別)。
正直、この価格でよかった。5万円とかなら後先考えずに買っちゃいそうだもの


ロモグラフィージャパン
http://www.lomography.jp/lomography/