先日、コンビにで発見し深夜に一気に読んでしまいました。
誰もがタイトルはご存知であろう、手塚治虫の「火の鳥」。
もう20年とか前に全部揃えで持ってたものの後に手放しておりました。
で、久々に読んでみたらものすごい勢いで話の中にのめりこんでしまいました。
やはり風呂敷の広げ方が見事で、ひとの生きるか死ぬかをきちんと、でも時に容赦なく描いています。
昔は若かったってこともあったけども、今は現実に死の恐怖を感じざるを得ない状況もあってか以前よりも響き方が半端ないのですよね。
今、このタイミングで出てくれてて読めてよかったです。
しかし、こういう神様みたいな視点で人間を描く上手さは手塚治虫ってすごいなあと。
さて、東京国立博物館では4/26から特別展「手塚治虫のブッダ展」が開催されます。
なんと『ブッダ』のオリジナル原画と仏像そのものを同じ空間に展示するという意欲的な企画。
ということでブッダは実は読んでないのでこの機会に読まねばと思っております。もちろん、展示にも行きますよー。