手元にあるのは大中小の三つの木の箱
購入した他人の描いた絵
電話線越しの実のない音
人が買った部屋
人の金で買った服
人の金で買った食べ物、水
劣化を猛スピードで転げ落ちるわたしの骨の周りの劣化を猛スピードで転げ落ちるわたしの肉
使い物にならないわたしの足
使い物にならないわたしの手
著しく欠如したわたしの社会性と
全く皆無なわたしの生産性
そして生後一週間でゴミ置き場に捨てられていた
わたしの愛する三匹の猫たち
どれほどの体たらくを貪って毎日横たわっていようと
ホームレスになるよりは良い
ホームレスになったら
君たちにご飯をあげられない
自分の分を拾う手数も
わたしはアッサリ放棄しそうだ
その方が
楽だから。
2013.7.1 pm1:45
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