詩のノォト fossil in blue

生涯にわたる詩のブログ、生と死に揺らぐ詩、精神の暗く重い音のない叫びの詩

おちる

2004年08月01日 | 哀系
その色を追っている 無意識に
その文字を探している 無意識に
その容を準備している 無意識が

見たってしょうがない
そう思いつつ その影を恋うている

探すな!
痛みが増すだけだ

意識が叱責する
一縷の望みも無い

脳は知っている

落ちた其処から出られない
落ちて射抜かれて全身を

ヤラレタ

助かるす術はない
何処までも何時までも落ちる
あなたに
          X X 1.25 pm9:20



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