goo blog サービス終了のお知らせ 

詩のノォト fossil in blue

生涯にわたる詩のブログ、生と死に揺らぐ詩、精神の暗く重い音のない叫びの詩

男の目

2004年09月24日 | こころ寄り
若者を見据える貴方の目は
捨て犬を見るような貴方の目は
それは彼らが畏怖する大人の目だから
彼らに知らしめす男の目だから
何も危惧することはない
厳しさも
切なさも
教えてやればいい
超然と。
  
       04.9.24 am6:53
       M氏作のフォトに




welcome

2004年09月22日 | こころ寄り
welcome
ここが心の入り口です
わたしの心の入り口です
これを下ってもっと下って
welcome
猫の眼をしてお待ちしてます

        04.9.18 pm4:31
  M氏作のフォトに




月のひとすじ

2004年09月22日 | こころ寄り
孤独を恐れることはない
孤独を知って深淵に行き着くのだから

あなたはそこにいますか
わたしはここにいます

誰かと呼ぶ脅える心をたおやかに撫でながら
やさしさはきっぱりと来た

月虹の深く遠い光りのすじをして
漆黒の深い森の湖へと導く

峻厳なる孤独の行き着くそこに
やわらかく降りる月のひとすじ

あなたはそこにいました
わたしがそこにいました

湖の淵にふたりはたって

それは天体の静けさ
それはあなたの静けさ
それはわたしの静けさ
             04.9.22 pm2:33
            M氏作のフォトに





君よ愛の緑と

2004年09月22日 | こころ寄り
君が見つめる先にたとえ
死の商人と世界の殺し屋が殺戮に気狂いしていたとしても
君に映る空がたとえ
君を無視してそしらぬ時の悠久をただ刻むだけだったとしても
君を囲む思念がたとえ
醜悪な欲と虚栄の悪意にとぐろを巻いていたとしても

君よ
君はそうして風と木と
君の小さな緑と太陽を
存在いっぱいに孕んで

大好きな実は美味しいね
大好きな木登りは得意だね

おかあさんと
おとうさんから受け継いた
君の全き生は
愛に溢れているよ。
           04.9.22 am1:30
           M氏作のフォトに



月光

2004年09月22日 | こころ寄り
泰然なる面構えを戴きました
それはきっぱりと 
立っていました
哀しみも憎しみも引き受けて
孤独も痛みも飲み込んで
ひとり
ただ
凛として
見据えておりました

わたしは
畏怖の念さえ覚えて
その威厳の奥の真っ直ぐな眼差しに
いつも釘付けになるのです

貴方を見ておりました
貴方は見ていた

こんな光り輝く内奥の灼熱を前にしたら
何も言えなくなってしまう・・

・・・
・・・

月は消えず
見えずとも
そこに居る
そこに在る

美しいこころが 
わたしを見ている。
          04.9.21 pm9:20
          M氏作のフォトに

          






すぐそこまでの雫

2004年09月21日 | こころ寄り
すぐそこまでなの
すぐそこ
だから安心して

すぐそこまでなの
すぐそこ
だから泣かないで

もうすこしでいけるよ
みえているかもしれない

海も涙も空もボートも
窓をあけたらみえるよきっと

この木々もその影も
いけるから
いけるから
       04.9.21 pm12:35
       M氏作のフォトに

      





街夜行く夜光の上

2004年09月21日 | こころ寄り
これでもかというほど光り広がり街よ
浮いてる月はあなたのようで
その上の雲は私かもしれない。

生業への畏敬の念は恐れに吸われ
恐れの念は鍵をして
鍵はどこにある
死んだのかもしれない。

月よ
許せよ。

          04.9.21 am1:41
          M氏作のフォトに

          





天然の宮

2004年09月20日 | こころ寄り
これほどに美しい夜明けは見たことがなかった
これほどの美しい青は見たことがなかった
これほどの美しい赤も見たことがなかった
黒がこれほどやさしいことを初めて知った

天然の宮
何人もこれを壊してはならぬ

この美しい情景を
わたしはいつか見ることができますか?
このすばらしい一瞬にめぐり合えたあなたが
とても羨ましい。

                04.9.18 am11:59
                M氏作のフォトに

                





最リアルの美

2004年09月19日 | こころ寄り
この写真は不思議だ 
(拡大したら)超綺麗

雪 灯り 雪 灯り 空

営みそのものなのに 
生業の只中なのに
雪だって道路で汚れて
通りだって普通に生活通り
酔っ払いがあかない目してよれてそうなのに
小競り合いの一つもはじまりそうなのに

おお なんて美しい

映画のワンシーンのような
最リアルのワンシーン

営みの中にこんな美しさがあるなんて
生業の繰り返しがこれほど美しいとは

わたしの生はこの生業に何一つ及ばない
ただただ畏敬の念あるのみです

雪 灯り 雪 灯り 空

ありがとうカメラマンさん
教えてくれて

     04.9. 18 am11:43
                 M氏作のフォトに

                 



雪やま

2004年09月09日 | こころ寄り
夜明けの雪山赤くなって
そこを見ながらそこを走って
何度も何度も山に向かって
何度も何度も雪に向かって
ハイウエイならスピード出して
スピード上げたら窓を開けて
風に刺されて痛くなって
からだの底まで冷たくなって
我慢の限度をこえたなら
やっぱりわたしは山に行きたい
冬の、雪山。
    04.9.9 am6時過ぎ頃

この記事を 大好きな雪山の写真の
みゆさんの 夜明けのハイウェイ に
TB します。 感謝。


雪アソビ

2004年09月09日 | こころ寄り
埋もれたい
かぶりたい
ひっくり返りたい
踏みしめたい
歩きたい
触りたい
握りたい
転がりたい
遊びたい
わたしのユメ

雪で大変な思いをしてるひと、
ごめんなさい。
  04.9.9 am6時頃

わたしのユメ みゆさんの
雪かきのあと に TB です。