女は女
女は所詮最後に女になる
あなたは知らないだけ
わたしを
心だけなんて
思いつめて縛りつけて
でも言わない
わたしは何もしない
出来ないの
想うことの他は
とっても
切ないわ。
1.10 pm8:57
A氏の作品に
女は女
女は所詮最後に女になる
あなたは知らないだけ
わたしを
心だけなんて
思いつめて縛りつけて
でも言わない
わたしは何もしない
出来ないの
想うことの他は
とっても
切ないわ。
1.10 pm8:57
A氏の作品に
どうして届かないものばかりを想ってしまうの
どうして遠くばかりを見てしまうの
月が繋がっていたって
空が続いていたって
夜を共有していたって
わたしはここにいる
蒼い痛さが
途方に暮れる。
A氏の作品に
理性という超抑圧
検閲という門番
超自我という支配者
自戒というわたしを縛り続ける鎖
自分で打った杭の激しさに手も足も出せない
その杭が心臓から入ってわたしの体を貫いている
感情を押し込めて押し込めて圧縮して
石の硬さが心中に広がって
加速度的に心がペラペラにプレスされていく
盲目の闇を落ち続ける果てしのないスパイラル
記憶さえ落ち続ける霧の闇が塞いでしまう
感覚の子供は潰される
想いはビリビリに引き千切られる
スパイラルの鋭利な先端が
わたしの情動にとどめを刺している
自らの心臓を一突きにしたわたしは
無限の杭を心臓に刺したまま
明るく笑う
楽しく話す
心なんて何処にも見えない
記憶喪失の頭が一人で歩いている。
1.5 am4:16
頭の中を超スピードで
画策しつつ走り回っては機能を停止していくバグ
甲殻機動蠅
記憶が消されていく
実感を奪われていく
止める手立てが無い
手がつけられない
見えないくらい速い
コントロール不能
停止不可
自分の焦りも疾風のごとくにサッとさらわれていく
あっと思うともう居ない
どんどん石になる
どんどん冷たくなる
能面の二つの穴が
わたしを見張りながら心の中飛んでいる
どこまで抑圧に圧殺されるのだろうわたし
温かいものが全て消えていく
自分で打った杭は
自分では外せない。
am6:22
涙は残ってね pm8:14 |
経験は辛さを癒さない 経験は辛さを素早く抑えて 見えない何処かに隠してしまう 何処に行ってしまうの心 何処で繋がっているのわたしとわたし 記憶を断たないで心 温かさを奪わないで 大事なの わたしの心の最奥の 最も大事な思いなの 意識のなんと脆いことか 無意識の抑圧に わたしが消されてしまいそう 繋ぎとめて 心 お願いだから わたしの心を消さないで。 |
pm7:19
四角いその青い世界
深い深い青い色
自分がそこに居るようで
透けて見えなくなった心の想い
幽霊のように
月夜の青一色の空気に同化
わたしは何処にもいない
わたしは何処にもいてはいけない
なのに愛しさが深くて
深くて愛しさに負けて
わたしは deep blue になって
その絵の四角い枠の中で
空気にだけなっていればいい
どうせ飛ぶことなどできないのだから
青い空気にだけなって
溶けて消えたい
わたしなんか
いらない。
Y氏の作品に
おぼろ月夜の青の深淵に その空気のblueに 溶けて消えたい 入って行って 消えてしまえばいい 悲しまないで ステキな人 愛しい人 理解できない自分を 見えない自分を 持て余すだけ持て余して 頭の中が白くなって 何んにも見えなくなって 透明になって わたしの心は何処にいるの わたしの頭は何をしているの ただ深淵なblueの夜に 影さえ気付かないおぼろ月夜の無音の闇に その深淵なblueに 消えたらいいんだ わたしなんて。 Y氏作絵「BlueBlue」に |
知人友人の辛いことを知ると
自分のことが頭から消えて
放っておけなくなるおせっかい
自分のことを棚にあげて
取り繕って
カッコつけて
独り、芝居こいて
何やってんの自分
真剣に
ホントはね
自分の頭の上のハエが
うるさくてうるさ過ぎて
この歳まで手に負えないんだよずっと
ごめんなさい
ごめんなさい
わたしは
自分のことが何一つ普通にできい
カタワモノです。
07.1.1 am5:34