今日の節分に因んで、春日大社の「藤浪之屋」の案内にしたがって、万燈籠の様子見る体験をした。以前一度「藤浪の屋」で写真を撮ったことがあったが、今ほど燈籠に興味を持っていなかったのか、丁寧に一基一基を見つめていなかったような気がする。それとも、体験が忘却の彼方へ行ってしまったのかもしれない。
入り口を入ったところの燈籠は、まだ昼の明かりが差し込んでいるので、灯りは灯っているが、周りの夜の雰囲気はない。
すぐ外の明かりは全てなくなり、闇の中に浮かぶ吊灯篭の灯りが、透かし彫りの図柄を美しく浮かび上がらせている。
以下、今夜の春日大社の雰囲気がいくらかでも、残すことができればと、燈籠の並びをカメラに。カメラ撮影は良いとのことだが三脚や一脚の使用は禁止だったので、手持ちで手ぶれもある。
まだ沢山カメラに収めたのを、ここに1枚に纏めた。
このような吊燈籠と、前日の石灯籠の全てに灯りが灯った春日大社の、祈りの世界を今静かに想う。
藤浪之屋から出たら、小春日和の明るい日差しの中に、金色の吊燈籠がまるで私の気持ちを語ってくれるように、目に入ってきた。
節分の夜・大社の全ての明かりが消え、境内3000基の燈籠に、浄火を献じ、厄除を始め、新春の所願成就が祈願される。
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全く知らないです。古い珍しい灯篭を見せてもらえるということでしょうか、教えて下さい。
コメントありがとうございます。
「藤浪の屋」は、本宮境内の中にあって、多賀神社の東側に位置します。
中は真っ暗にしていて、夜を演出して、吊灯篭に灯りが入って、万燈籠の境内の様子を見るようになっています。
吊灯篭は、回廊に吊ってあるのが、そのままここで見れるのです。
一度行ってご覧になってください。
昔の人が、それぞれ覗いて批評したのでしょう、
あ、今でも見られるんですね、
見たいものです。
コメントありがとうございます。
一つ一つ、本当に芸術作品ですよね。
春日大社へお参りしたらいつでも観ることができます。
回廊に並んでいる所は見事なものです。