滝畑ダム

　

　

 滝畑ダムは一級河川石川の上流部５４２ヘクタール（耕地含む）の流域の治水対策としての洪水調節、及び石川下流部の耕地４００ヘクタールのかんがい用水の確保、ならびに上水道水源確保のため、昭和４８年（１９７３年）に着工し、昭和５７年（１９８２年）３月に完成した多目的ダムです。

このダムに行ったのは初めてです。　花の文化園に行く時に「滝畑ダム」の標識はよく目にしていましたので、なんだかお馴染みの場所のように認識していたのです。

 

　　

周りの木々に名残の秋を保ってダムサイドは美しく、静寂に包まれたような光景が、車窓から見え始めました。

写真を撮りたいと思いながら、カーブの多い山道は駐車スペースがなくて。それでもこんなに美しいダムだから、駐車してダムを観る場所があるはずだとそれらしきところのある場所を探しました。

 

 

　　

人影と車の留まっている場所が遥か、カーブの彼方に見えましたので、まだ駐車スペースのあることを確かめて、そこに停車させました。男性カメラマンが二人一人は一脚を、もう一人は三脚を、構えて撮影に余念のない様子でした。私は相変わらずのコンデジで、湖水を取り巻く山々を楽しみながら、じっくり構えるでもなく、気に入った景色を切り撮っていきました。

 

 

　　

ダム湖の上流に向かって車を走らせている間に、車と出会ったのは2か所の駐車スペースだけでした。こんな美しい自然いっぱいの場所なのに、あまりにも静かすぎるのは、観光シーズンでもないからかしら、一人占めするのが勿体無いような気分でした。

 

　

　　

2回目の駐車スペースです。ここではお仕事中の休憩のような感じの二人の女性が、お弁当の後何か楽しそうに話し合っていました。

こんな自然の中でお弁当を食べて、おしゃべりをしてまたお仕事に行くようなゆとりのあるのはいいなぁと思いながら、仕事着の制服のような感じの二人の人から少し離れて、ダムサイドをカメラに収めていました。

　上の写真のような休憩できるベンチがあったり、藤棚もあり季節ごとに楽しめる滝畑ダムだと思いながら、やがて訪れる冬場はちょっと、もし雪でも積もれば、私にはお手上げの場所になってしまうだろうなど…いろんなことを思いながらいい時間を過ごしました。

 　

先程から滝畑ダムについて検索していますと、ここは有名な心霊スポットであることが、いくつか出てきました。全く何の前知識も持たずにたまたま立ち寄ったところが、そのようなデマか・ホンマか分からない場所であったことに興味を持ちました。

怖がりやの私ですが、怖いのは地震・雷・台風・などの自然現象で、心霊スポットなどというものに対する怖さはあまりありません。

本当に美しいダム湖だったという印象は今も持っています。