高取町家の雛めぐりに合わせて、壺阪寺では仏像とお雛様を一緒に飾り祀る「ひな曼荼羅」飾りが行われています。
高取町で町屋のひなめぐりを、第1回から見て来ていたのですが、壺阪山での雛曼荼羅には1度もお詣りしなくて、今回が初めての
壺阪山のお雛様との出会いでした。
約500体以上のお雛様と平安、鎌倉期の古仏とを、一緒にお祀りする雛曼荼羅の公開は、3月31日までです。
雛曼荼羅をお祀りしているのは、お寺の大講堂です。
段飾りのお雛様と、その段の中にお祀りされたお雛様と、仏様を暫く椅子に座って、拝見するというよりは、
手を合わせて祈りの時を、与えて頂きました。
段の中央には、仏様たちに囲まれた、弘法大師さまが祀られています。
以下全体的にあるいは部分的に、雛曼荼羅を、カメラに納めさせていただきました。
壷阪寺のご本尊は千手観音様です。
「日本感霊録」のなかにこの壺阪観音の信仰によって開眼されたという説話があり、これをもとに浄瑠璃「壺坂霊験記」が創作され、一躍有名になりました。
そのお里・沢市の人形が大講堂の後ろの方にありました。
目に、心に、世界に「光明」を!
今気が付きましたが、雛様には必ず お が付くんですね、むしろ仏様が 御仏様 であってほしいと思いました、でもこの組み合わせはいいですね、毎日展示してほしいです。
何度か壷阪寺へはお参りしているのですが、お雛祭りの頃にはお参りしていなかったのだと、今気が付きました。
大講堂の雛曼荼羅は、本当に見応えがあります。
きっと毎年3月中はお祀りしていることと思います。
よいことを教えていただきました。
現世に歴史が出現した。
そんな衝撃を受けるほどの圧巻の景色になりました。
素晴らしい企画です。
話しの種が増えました。ありがとうございました。
壺阪情話は浄瑠璃でよりも、セリフ入りの演歌で上手に歌う人の演技には、心打たれます。
何度も壷阪寺詣でをしながら、春の雛曼荼羅とのご縁が、今回が初めてでしたので、大感激です。
また来年へと命の糸が繋がっていきそうで嬉しいです。