この案内標識が見えたのは、166号線から左に入った細い道路に入ってからでした。
国道からどうして逸れてこんな所に行ったのかは・・・
道路から下の方に沢山の梅の花が咲いている木の集まりが見えたのです。
どこかで梅を見たら、そこに立ち寄っていこうと 決めていました。
名もない梅林でいいからと、今花が満開のところに寄り道したかったのです。
お寺らしいところは見えなかったので、梅の花の咲くあちらこちらを、写して回りました。
帰ってからお寺について調べて、もっと歩いて、礎石のある場所まで行っておけばよかったと今、後悔しています。
『粟原寺は、奈良県桜井市粟原にかつてあった寺。創立は7世紀末にさかのぼる。現在は廃寺となり建物などは残っていないが、寺の跡は「粟原寺跡」として国の史跡に指定されている。』 ウィキペディアより。
更に、次のようなことが記されているのを見つけました。
『8世紀前半に建立されたお寺で、今は礎石しか残っていないのですが、ここは万葉女流歌人・額田王が人生の最後を過ごした土地という伝承が残る場所なのです。
茜指す紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る(巻1・20・額田王)
貴女の行動力に敬意を感じました。いろいろと教えていただきありがとうございました。
機会がありましたら出かけたいと思います
何もないところでしょうが、万葉の歌姫を心に描きながら、その地に立つこともまた喜びとなるでしょうね。