超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

マザーウォーターの秘密

2019-08-20 23:17:00 | 無題
今日も法哲学のメモ書きをする。

中世に法学が成立した背景。

①ボローニャ大学で古代のローマ法が教えられた。
②法学者は判例を集めてローマ法をうまくまとめた。
③教会法や国法の判例にローマ法のモデルが適応された。
④勃興したスコラ神学の論法を法学が取り入れた。
 
無からは何も生まれない。歴史には歴史の種がある。
今日も難しかった。

私、毎日こんなことをしているが、大丈夫だろうか(笑)。

チェリビダッケのワーナー箱から、英雄の実況録音を聞く。

晩ご飯はゴーヤチャンプルー(みそ味)。
私の見たところ、札幌のスーパーに基本、ゴーヤは売ってない。
だから、今年初めて、札幌に来て、頂いたゴーヤを食べた。
神奈川の親戚からも来たので、今年はゴーヤ三昧である。
長い間、ゴーヤが恋しかった。
甘いものが豊富で魚介類は安くて旨く、肉も旨いがゴーヤが売ってない。

夕食後、自由作文する。
今日は、水は万物がかたちになる素で、多産や癒しを指す
という話。
今はメモ書きや、自由作文の話があるけど、通常業務に戻ると
仕事に行って帰るだけで、ブログの話題が足りなそうだ。

万物は水の力で蘇り創造されてまた生き直す

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シェルビーズとパールリングの謎

2019-08-19 21:50:29 | 無題
今日も復活して、法哲学のメモ書きする。
いわゆる法学が中世に成立したのは三つの理由がある。
①古代のローマ法の再発見
②スコラ神学の論法の利用
③大学の登場
この三つである。

今日もしんどかった(笑)。

夕方、川辺を散歩してベーカリーに行くが
シリコン・スプレーというハサミの切れをよくする缶
を探し歩いて、体力を使った。
結局、近所には売っていなかった。

晩ご飯にポトフ食べ、休憩して、
ブッフビンダーの月光聞いて、自由作文をする。

今日は、貝殻や真珠や螺旋やヘビなど月を表わす
物について書く。

深く寝て毎日起きて蘇り思いを馳せる月の満ち欠け
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CDと不思議な縁が部屋の戸を叩く

2019-08-17 20:26:02 | 無題
今日は外出から帰ると、デヴィッド・シルヴィアン
の「ヴィクティム・オブ・スターズ」という2枚組
自薦ベストCDとドクトル・ジバゴのDVDが届いていた。
デヴィッド・シルヴィアンの自薦ベストは、1枚目が
1980年代、90年代で2枚目が2000年代。
レビューを見ると難しいから2枚目は聞かないという人多いが
何とも勿体ない話だ。1枚目の曲のほうが有名なだけで、
2枚目もデヴィッドらしい天然で独特のコード進行の
彼らしい歌がたくさん詰まっている。
最近、やることなすことの当たりはずれが多く、
疲れがちだったが、大局で見るとゲッティング・ベターだ。
困ったときは、ライフ・サイクルが助け舟を出す。
些細なことは気にしないで、気楽に行こう。

星辰の世界を追われ地の果てを漂いながら謎に呑まれる
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真夏のエブリデイ・ライフ

2019-08-14 23:17:29 | 無題
今日、叔父が来て、メンブランの10CDロストロポーヴィチとシュタルケルを受け取って代金を呉れる。
中古品だったので、ひと箱1404円だった。状態はよさそう。
叔父は祇園会館をスケッチしていたらじゃま者扱いされた、とか長崎で洋館や坂をスケッチしたことがあると喋る。
貴船でそうめん4500円か、川床は高いな、若旦那が舞妓さんを連れて祇園からタクシーで来るのが貴船の川床か、
よそ者は近づけない世界だな、と噂する。
私はもともとキャッシュレス(文無し)だが、世の中ますます、カード払いでキャッシュレス社会になってきた、
美術館は照明が暗くてカラヴァッジオ展も半額分しか楽しめないな、
私は鴉の4時半起きといい勝負だ、朝はだいぶ早く目が覚める、
画材は大体セントラルで買う、うちに使わない額がたくさんあるよ、
書き溜めた絵が1万枚以上あるけど、一年ごとに束ねてあるが、見たい絵が取り出せない、
もっと最初からよく分類しておけばよかった、
絵を見て写真を撮る参考になるんだろうか、写真家の人が絵のブログを見に来る、
またぜひうちにも遊びに来てよ、と言って笑顔で帰る。自家製トマトと紫蘇とゴーヤを呉れた。
昼ごはんは即席ラーメン。
午後から夕方、メモ書きする。
グレゴリウス7世の教皇改革以降、教会法と、国法などの世俗法がようやく整備された、という話。
5時からベーカリーまで散歩に行き、旨みフランスパン食べて珈琲飲む。
住宅街のワゴンの車体にイマジンの歌詞が書いてあるのを面白く眺め、住宅の垣根に小ぶりのスイカが
生っているのを見て、夕焼けを見て帰る。
夜、ネギ塩チキンを食べる。
女声合唱聞いて休み、自由作文を先に進める。
ゲッティング・ソーマッチ・ベター・オール・ザ・タイムで行きたい。

イマジンの詞が書いてあるワゴン見て徐々に上向く日々をただ願う


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札幌で「せむし男」を観る

2019-08-13 22:40:53 | 無題
風蝕異人街の「青森県のせむし男」を「かでる」で見てきた。
まず目に入るのが中央の日本画風の母子像。これが印象的。
その両側に「てのひらに百遍母の名を書かば生くる卒塔婆の手とならんかな」と
「まなざしのおちゆく彼方ひらひらと蝶になりゆく母のまぼろし」という
寺山の短歌。母子の情を書いた短歌だが、それを家という大きな文字で読めないように
覆っている。その下は赤い格子。この格子が縦横無尽に動いてこの劇では大活躍する。
これはこの世のものならず…と言って三途の川の賽の河原で一つ積んでは母のため、
と石を積んでは鬼に崩される地獄の光景が語られる。
母恋い地獄。これがこの劇の主題である。
卒塔婆を背負った黒子の村人が時折、大正家の噂話をする。
大正家の御曹司は女中のマツに手を着けて子どもを産ませた。
生まれた子どもは背にこぶがあり、引き取られて行方知れずとなった。
それから30年後、50になったマツ(堀きよ美)は大正家の未亡人として、旅人や奉公人を
もてなして暮らしていた。そこにコソ泥として捕まったせむし男の松吉(三木美智代)が
未亡人のマツと対面する。
松吉に思いを寄せている女学生(私の回では柴田詠子)が松吉とマツの母子の
顛末の目撃者として語る。
松吉はマツを訪ねて母恋しくてここへたどり着いた。
松吉をマツは近くの丘に連れ込んで、他人として、そして男として扱った。
見るに耐えない禁断の場面を、女学生は目撃してしまった。
マツを責める女学生にあの子は松吉なんかじゃない、
松吉はこの手で草刈り鎌で赤子の時に間引きした、
そもそも私はあの丘で御曹司に手籠めにされた、
私は生れてくる子に私の肉の墓を建ててくださいと祈った、とマツが言う。
果たして松吉はマツの実子なのか、真相は闇の奥。
マツに向かって仏壇から身を乗り出してくる松吉がこの世の地獄を呪う。
女学生が熱演で、未亡人マツも鬼気迫る。
だが、松吉が身の毛もよだつ異形の者として、迫真で自分の業を演じ切る。
凄すぎる演出と芝居と歌と踊りだった。お勧め!

修(しゅう)ちゃんはそんなにハツ(寺山の実母)が嫌いなの?母子(おやこ)の情が胸を打つのさ
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