超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

ボールト指揮エルガーの熱気

2019-08-08 20:10:36 | 無題
レジス社のエードリアン・ボールト・コンダクツ・エルガー(5CD)を聞いている。
有名な交響曲に飽きてしまったとき、ディーリアスやエルガーの作品は清涼剤となる。
ほんとうはEMIのボールト指揮のエルガー録音全集(19CD)を持っているのだが、
今、みつからないので、千500円で買ったレジス社の1950年代の5枚組を聞いている。
1950年代なのでモノラル録音だが、演奏はスリリングである。
交響曲2曲も、有名な威風堂々もエニグマ変奏曲も、ヴァイオリン協奏曲も
クケイン組曲も、みな佳曲である。
と、いうか、どの曲も威風堂々を思わせる荘厳さと英国風のエスプリがある。
EMIのエルガー録音全集はステレオが多いので、今みつからないのは残念だが、
レジス社のお買い得品でも、エルガーの迫力満点の威風堂々ぶりが味わえる。
実は英国音楽、好きである。

英国の品位が時に熱を帯び夏の夜空に堂々と鳴る
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ラブロックのガイア理論でエコを知る

2019-08-08 12:11:38 | 無題
VHSビデオをDVDにダビングする都合で昔録ったNHKのEテレの番組を見返した。
ジェームズ・ラブロックのガイア理論の回である。
ジェームズ・ラブロックはコンウォールに住んでいた環境科学者。
ラブロックは地球温暖化を憂いている。
太陽系で、生命がいるのは地球だけだ。
この奇跡のような環境はかけがえないものだ。
太陽の光と、海と、森と、生態系。
この精妙なバランスが保たれているから、生命は存続する。
地球は全体として有機的な生命体だと考えられる。
この地球という生命体をガイアと呼ぼう。
というのが、ラブロック博士の意見である。
子どもたちに地球が環境を保っている仕組み、
宇宙を見回しても、一つしかない生命のいる星の不思議、
地球=ガイアのかけがえのなさを、実地の自然観察を
通して教えて行く。
ラブロックはコンウォールの優しいおじさんという感じで
子どもたちも素直に覚えたことを絵に描いて嬉々としていた。
地球を有機的な生命体と考えるガイア理論は今もエコロジーで
多大な支持を受けている。
ビデオをダビングする都合で見たが、得るものが多かった。

呼吸する青い地球の惑星が脈動をして今生きている
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