超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

天使像と聖歌で休みを待つ

2019-08-05 09:22:34 | 無題
ここ数日、書類の山と格闘している。
なかなか自由作文の見晴らしのよい夏にならない。
画材店で買ったポスター用の額に
アボット・ハンダーソン・セイヤーの天使像の絵を入れて
時々眺めて、元気をもらっている。
フレデリック・ディーリアスの組曲「アパラチア」を
聞いたり、グレゴリオ聖歌の女声合唱版を聞いたり、
ヤッシャ・ハイフェッツの無伴奏ヴァイオリンで気晴らし
して、夜、涼しくなったら、川辺を歩いて
専門店街のベーカリーでお茶して、夜風に当たって
帰ってくる暮らしをしている。
書類との格闘もあと数日である。
セイヤーの天使像はバッチリ飾ると照れるので、
ステレオの脇に立て掛けて、さりげなく置いてある。
いわゆる二次元アニメとかは好きではないが、
この瑞々しい天使像には心打たれる。

天使を連れてきてよ兄貴気分を変えたいんだ
そしてバカで間抜けなこのボンクラ頭波に洗おう
(悲しい知らせ 鈴木慶一)
という歌を歌う必要がなくなった。

グレゴリオ聖歌を聞いて凛とした天使を飾り安息を待つ

コメント
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