超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

最近の日記短歌・17首

2022-10-20 17:07:18 | 自作短歌
全力で疾走しても壁だらけ咲く花もあり咲かぬ花あり
スーパーの握り寿しでも398安いお寿しは札幌の味
環境が私を置いて回り出すそれでも綴る三十一文字を
書き溜めた170枚が町に出るその時はもうそばに来ている
淡々と仕事を終えて帰宅して日記を書いて夕飯を食す
遠き日の友人とまた夢で逢う私と共にひだが深まる
今日もまた神戸ショコラを4つ食べ一週間の自分労わる
来たときに「すみれ」で食べた札幌の味噌ラーメンが今も恋しい
札幌の味噌唐揚げのザンギならお椀にご飯2杯行けそう
幼少の小さな巨人ミクロマン期待外れで済まないご様子
春に見た桜が今は紅葉し年に二回も心を染め上げ
スーパーで来月末は出るはずの佐渡の名高いおけさ柿待つ
浮き世とは関係もなく草を食むゾウさんの目はいつも優しい
強風に晒されながらギリヤーク尼ヶ崎氏の踊る円山
札幌で都心と言えば駅付近40分で吾が雪の町
ジャケットのイデアをみつけまた一つ3千円で家に取り寄せ

入る物鳴らした物も手放して哲人たちは宇宙の孤り児




コメント (2)
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