超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

歳時記俳句・秋日記

2022-10-17 06:29:38 | 自作俳句
秋並木川を渡ると熊が居る
ふくろうの置き物の横秋の薔薇
セゴヴィアのバッハが回る蓄音機
南瓜やら紫芋が化けて出る
俳句用文法終えて夜長かな
朝霞み遠くの山に励まされ
黄や赤のカエデの落葉持ち帰る
秋回るプレーヤー出し旧譜待つ
今頃は初舞台見て天の川
スーパーにパン屋集まる朝の秋
町の子が道で指差す玉子茸
栗の子の柄の手袋今年買う
スーパーで心待ちするおけさ柿
秋の日の目にも楽しき桜の葉
二月から一年経たず日記尽き
朝食は平茸に合うサツマイモ
またひとつつぼみ育ちぬゼラニウム

スーパーで心待ちするおけさ柿JA佐渡の秋の風物


コメント (4)
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