超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

哲学本で霧が晴れる

2021-03-12 08:22:46 | 無題
昨日は、書類の書き直しを余儀なくされたり、
靴屋で注文した靴が間違っていて再取り寄せだったり、
リアル会議の連続だったり、散々だった。

それでも、「そうだったのか現代思想」の続きを読む。
昨日は、ロラン・バルトとボードリヤールの前半。
文化をしるしとして読む。
しるしには対立項や、表ての意味と含みの意味がある。

何かを意味するものは、具体的な個別の対象を離れて
独り歩きする。「ふしぎ大すき」「おいしい生活」という
コピーが、独り歩きして、いろんな商品と結びつく。

人は、商品を買うとき、使用価値ではなく、
そのしるしのイメージを消費している。
そういう読み方が1980年代には流行ったし、広告の
文化戦略がそれに乗っかった。そう書かれている。
ああ、なるほど、と思った。

七転び八起きで町を闊歩して疑問が晴れる三月の空
コメント
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