美術館巡りと古都散策、Jazz & Bossa など・・

スタンダードやボサ・ノバなどを歌って録音したり、美しい景色などを撮影して動画を作っています。美術展にもよく行きます。

♪ Don't Think Twice 我が青春のアメリカン・フォーク

2014-05-25 | Folk Song

私は、高校~大学3 年生くらいまで、アメリカン・フォーク
やカントリーのバンドを組んでギターを弾いて歌っていま
した。

P,P&M (Peter, Paul and Mary) が演奏してる
スリーフィンガーズ (トゥーフィンガーズ) ピッキングを
弾けるようにと、よく練習しました。

P,P&M のLPを擦り切れるほどよく聴き、バンドを組んで
いた友人達とともに歌とギターの練習に明け暮れしていた
時期がありました。

高校・大学の文化祭でも歌いました。又、ラジオ放送で
アマチュアが出演できる深夜番組にオーディションを受け、
わすが10分ほどのコーナーでしたが、友人と出演して
演奏した事もありました。

当時は、P,P&M の曲をよく歌いました。

風に吹かれて・時代は変わる・500マイル・レモンツリー・
花はどこへ行った・パフなどなど。

1950年代~1960年代のアメリカのファッション、アイビー・
ルックをカッコよく着こなしているポールとピーターの服装
スタイルにも憧れ真似しました。

実は今でもスーツなどは、このトラッドなアイビー・スタイル
でないと落ち着かないです。

こんな青春を送った日々が懐かしく、今でも、当時のバンド
仲間とは年賀状のやり取りして、ごくたまに会ったりしています。

会うと、お互い、老けたなぁ・・・(笑)

実は、今年の3月の土曜日に彼らと久しぶりにライブ・ハウス
で演奏して歌いました。

ビデオを撮ってくれていて、今月始めに借してくれました。
それを動画にしました。

友人と私が一緒に歌っているのは、公開出来ないので、
私が一人でギターを弾いて歌った
“Don't Think Twice, It's All Right”を
You Tubeにアップしました。

何十年振りかにライブしてギターの弾き語りで歌ったので
たいへん緊張しました。

動画はイントロの途中から始まっています。毎回下手ッピ
な歌ですみません。
ギターを弾いているのも私です。宜しければ聴いてください。
ノイズが少々あり聞苦しいですが・・・

画像は、この曲を作ったボブ・ディランとこの曲をカバーして
歌ったジョーン・バエズとP,P&Mの当時の写真を使って
スライドしています。

 

私の下手な歌だけでは、申し訳ないので、ジョーン・バエズ
とP,P&Mがこの曲を歌っている当時の映像をご紹介します。

Joan Baez
Don't Think Twice, It's All Right Bob Dylan cover

 

アンディ・ウイリアムスのTVショーで歌っているP,P&Mの
映像です。この映像は、カラーで音声も画質も綺麗です。

Andy Williams with Peter, Paul and Mary
Don't Think Twice, It's All Right

P,P&Mのマリー・トラヴァースさんが、2009年9月16日に
亡くなられたのを知った時は、本当に悲しかったです。

 

P,P&Mのレコードと私のギターです。
弾けもしないのに、衝動買いします。
動画で弾いたのは、この画像に写っている
ヤマハのフォークギターです。もう20年以上
使っています。(正確にはセミ・ウエスタンギター)
一番右のガットギターは高校時代からずっと
弾いているギターです。


 

ジョーン・バエズ 現在も時々コンサートされています。綺麗な人です。


 

 P,P&M(Peter, Paul and Mary)

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洋楽を歌うには発音が大事 "The end of the world"

2014-05-19 | Pop's

・・・と、外国語が話せないのに偉そうな事書いて失礼します。

歌のお話しです。

私の持論ですが、洋楽はネイティブに近い発音で歌うのが
望ましいと思っています。

 

外国の人に日本の事を聞いてみると、

「日本は素敵な国、たいへん親切。 でも英語が
おかしい。しゃべれない人も多いわ~」
とおっしゃいます。

文法をしっかり勉強し読み・書きはトップレベル。しかし、
英会話出来る人が少なく、しゃべれる人でも発音がひどい
人が多い。

日本人が洋楽を歌っても海外の人には通じにくい。

そこで、英語の洋楽を歌う時、私が気をつけている事を思いつくまま書きます。

但し、外国の人も住む地域、人種などにより、独特の「なまり」
がありますので、書いている事は全部正しくはないです。

有名なお話しですが、ナット・キング・コール は生まれた
アラバマ州モンゴメリーの なまり を直すのに苦労したら
しいです。 There は、ダァ~に聞こえます。

 

では、

thing シングではありません。
th の場合は、舌を上下の歯で軽く噛んで発声。
Something なども。

Fが最初に来る言葉 for などは最初のf で下唇を軽く噛んで
発音。Vも同じ。決してブイと発音しない。ヴィ~です。
(Bは下唇を噛まない)

Ever  エバーではありません。レとエの間の発音で、極端に
書くと「レェバァ~」。但し、レもバァ~も弱く発声。

Near やHere 最後のアは強く発声せず聞こえないくらいに。
R があるのでごく軽く舌を巻きニィァ~ ヒィァ~ と発音します。
極端にいうと ニィ~ ヒィ~ の方がネイティブに近い。

L は、上前歯の裏側に舌をつけて発声。

The の次に母音で始まる言葉の場合、たとえば the end of
などの場合は、The は、ジ になると学校で教わりました。

ジ ではなく舌を上下の歯で一瞬軽く噛んでジィ と発声
すればネイティブに近い「ディ」 に近い発音になります。

※最近は外国の人の中にはこの使い分けをせず、全部 ザ で
  しゃべる人もいます。

heart  ハートではなく、ハーッ 。
意識して、なるべく大きく口をあけて発声。

together  ツーギァザーではなく、トゥゲザーに近い発声。

Unforgettable ナット・コールのヒット曲。アンフォゲッタブル
ではなく、「アンフォゲラボォ~」に近い発声。

in the park  イン と ザ は大きな声で発声しない。

I live in japan この場合も、I と in は大きく(強く)発声しない。

Fly Me To The Moon  The を他の言葉と同じ大きさ(強さ)
で発声したらカタカナを読んでいるように聴こえます。
小さく発声要。( To も少し弱く発声)

World  r のところで軽く舌を巻き、最後の d は殆ど聞こえ
ない発声がネイティブ。

thought of you ソート ・ オブ ・ ユーとぶつ切りで歌わない。
「ソーロオブユー」がネイティブに近い。

she と sea は、違う発声。カタカナで表記が困難なので
書きませんが・・・・英会話教室などでは、

She sells seashells on the seashore.

のような文章を発声させ練習しているところがあります。

これをしゃべって外国の人に通じれば、まずはOK。

この文章に似た早口言葉の歌 (幼児向け) あります。



他にも、気をつけたい発音ありますが、気にしたら
「好きな洋楽歌えない」と言われそうなのでこのたありで終りにします。

私が大好きなカーペンターズを聴いて下さい。

カレンの発音はとても綺麗。ライブ映像です。

曲は、スキータ・デイヴィスが大ヒットさせた
「the end of the world」です。

 

歌詞書きました。カレンの歌を聴きながら歌詞を追って
聴いてください。そしてカレンの舌の動きも見て下さいね。

一緒に歌うと英語の発声練習 になりますよ。

Why does the sun go on shining
Why does the sea rush to shore
Don't they know it's the end of the world
'Cause you don't love me any more

Why do the birds go on singing
Why do the stars glow above
Don't they know it's the end of the world
It ended when I lost your love

I wake up in the morning and I wonder
Why everything's the same as it was
I can't understand, no, I can't understand
How life goes on the way it does

Why does my heart go on beating
Why do these eyes of mine cry
Don't they know it's the end of the world
It ended when you said goodbye

Don't they know it's the end of the world
It ended when you said goodbye

あくまでも私がしている真似発声です。専門的な質問はご遠慮下さい(笑)

コメント (4)
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♪ Lover Man ( Jam Session )

2014-05-03 | Jazz Vocal

"Lover Man"は、ビリー・ホリディ (Billie Holiday) のために

作られたあまりにも有名な曲です。 

1941年にビリー・ホリディに届いた一通のファンレターでこの曲が

誕生しました。

入隊したばかりのジミー・デイヴィスから手紙が届き、そこに彼が

彼女に歌ってほしいと作詞したこの曲の詩が書かれていました。

彼女はすごく気に入り作曲してもらい、レコード化しようとしましたが、

戦時中なのでどこもレコードにする事を引き受けてくれませんでした。

その後、1944年にデッカ・レコードでやっとレコード化され世に出ました。

でも、この時には作詞したジミー・デイヴィスは既に戦死していました。

そんな物語のある曲なんです。

 

歌詞は、まだ見ぬ恋人を待ちわびる女性の心情を切実に歌っています。

 

現在も、ジャズのスタンダードナンバーとして、たくさんの歌手に歌われています。

 

先日、この曲をジャズのセッションで歌い録音しました。女性のキーなので、

私の声に合わせた楽譜を作成しましたが低くなり過ぎて雰囲気が出ないので、

思い切って元の楽譜で歌いました。やはり、サビの高音のところで音をはず

してしまいました。フェイク しょうとして失敗しています。

丁寧に伴奏して頂いているのに本当に申し訳のない事をしました。

 

またまた恥知らず、他人の迷惑考えない自分の世界で公開します。

満足出来ていないので、再度チャレンジするつもりです。

(超に超がつく下手ッピな歌です)

 

ビリー・ホリディ、チャーリー・パーカー(Charlie Parker)などの

画像をスライドさせて私の歌をかぶせてます。 

"Lover Man" - Beehive jam session 27th Apr, 2014

 

モダンジャズの開祖、チャーリー・パーカーは、薬物使用で、ふらふらの

状態でこの曲をダイアル・レーベルに録音したものがあります。

本人はリリースを差し止めしたかったのですが、レコード会社がこれは、

価値があると発売しました。

ふらふらの状態なのに、すごいインプロビゼーション(アドリブ・即興)を

しており、聴く者を驚愕させます。この曲にまつわる逸話なんです。

 

パーカーやビリー・ホリディのお話だけでもいくつも日記が

書けるでしょうね。二人とも壮絶な人生でしたから。

 

                               ~ Lover Man ~

 

1941   作詞 Jimmy Davis

          作曲 Roger Ramirez & Jimmy Sherman 

 

<歌詞> 

I don’t know why, but I’m feeling so sad

どうしてだか分からないけど、とても淋しいの

I long to try something I’ve never had

今までしていない事もしたりするけれど満たされないの

Never had no kissin’ Oh, what I’ve been missin’

キスしてほしいのか それもわからないのよ

Lover Man, oh where can you be

私の愛する人は、どこにいるの 

 

The night is cold, and I’m so all alone

寒い夜なのに、一人ぼっち

I’d give my soul just to call you my own

私だけがあなたのものなら、心ごと捧げたい

Got a moon above me, but no one to love me

月は私に輝いているけれど 愛してくれる人は誰もない

Lover man, oh where can you be

私の愛する人は、どこにいるの 

 

I’ve heard it said that the thrill oh romance

聞いたことがあるわ 恋のときめきは 

can be like a heavenly dream

甘い夢のようだって

I got to bed with a pray’r that you’ll make love to me

Strange as it seems

あなたが愛してくれることを想いながら私はいつも眠るのよ 

 

Someday we’ll meet and you’ll dry all my tears

いつか私たちが出会ったら あなたは私の涙をふいて

Then whisper sweet little things in my ears

優しい言葉をささやいてくれるでしょうね

Huggin’ and a kissn’ Oh what I've been missing

私を抱きしめ キスしながら

Lover man, oh where can you be……

愛する人よ、あなたはどこにいるの…

 

では、最後に私が大好きでこの曲を歌うのに参考にしたマリア・マルダーの

歌を聴いてください。

この人は、オールドタイミーな曲、カントリーやロック、フォーク、そしてジャズ曲も

とてもうまく歌いこなます。

70年代に「真夜中のオアシス」で大ブレイクした人です。とても巧いですよ。

ピアノの音が古びたノスタルジックな音質でとてもムードがあります。

 

Maria Muldaur "Lover Man" From Live In Concert

コメント (2)
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