先週末に念願のヘレン・メリルwithクリフォード・プラウンを入手しました。
ディスク・ラベルはエマーシー銀縁の大ドラマーで溝が施されたもので、
ジャケット裏面はもちろんブルー・バックという正真正銘のオリジナル。
しかもジャケットも盤もコンディションが最高レベルでノイズのないクリアー
な音質のヘレン・メリルに出会う事が出来ました。
このレコードのオリジナルは極たまにヤフーや海外のイーベイでオークション
に出品されているのを見ますが、落札価格はコンデションの良くないものでも
１０万円前後となりとても手がでないシロモノでした。
そんな大名盤を格安で入手できたので、非常に感激しております。
この２枚のレコードについては両方とも既に所有して
おりますが、いづれもジャケットの状態がいまひとつ
でとにかく綺麗なものを入手したいと常々考えており
ました。
ようやくほぼ満足できるものを手に入れました。
彼女のオリジナル盤(状態のよいもの)をコンプリート
に揃えたいのですが、入手しやすいようで、なかなか
集まらないですね。
ティナ・ルイスの「It's Time for Tina」をご紹介します。
昔アメリカに旅行した時にジャズ・クラブで知り合ったアメリカ人から
譲って頂いたのが、コンサート・ホール盤、レコード・コンベンションで
入手したのがステレオのウラニア盤です。
オリジナルはウラニア盤だと主張する人もいますが、ウラニアで録音し
それを通販でレコードを販売していたコンサート・ホールが当初発売を
していましたが、よく売れたのでその後ウラニアでもラベルを変え
(ジャケット・デザインは同じ)販売したものらしいと聞いております。
どちらもたいへん貴重なレコードには違いなく、このティナ・ルイス
のアルバムは幻のレコードと云われたいへんな価格で取引されています。
私の所有している２枚のレコードはコンディションもよく、再発された日本
のディスク・ユニオン(DIWレーベル)やスペインのフレッシュ・サウンド盤
とは比べ物にならないくらい音質が良いです。さすが本物と云う感じですね。
ちなみに故石原裕次郎氏がこのレコードをたいへん愛聴されていたと云われて
ます。
まずは、コンサート・ホール盤から
そして、こちらがウラニア盤
永遠のハリウッド女優マリリン・モンローの２枚を
ご紹介します。
先ず１枚はトニー・カーティスとジャック・レモン
との競演コメディ作、邦題「お熱いのがお好き」の
サウンド・トラックでユナイテッド・アーティスツ盤。
そして、もう一枚はセクシーなジャケットでたいへん
に稀少なアスコット盤でございます。
どちらもジャケット命のレコードですが、２枚とも
盤の状態もジャケットも綺麗ですごくコンディション
が良く時々聴いて楽しんでおります。
このレコードも入手するのにたいへんな年月を要しました。
国内のレコード店やインター・ネット・オークションでも
ほとんど出なくあきらめていましたが、やっとの事でアメリカ
のレコード・コンベンションで見つけ入手しました。
状態も良好で、ややトラッドなアレンジのコンボ・バックで
モダンで粋なポードウェルの歌声が聴けるたまらなく良いレコード
です。
長年の夢であったモニカ・ゼタールンドとビル・エバンスの競演盤、
「ワルツ・フォー・デビー」のスウェーデン・オリジナル盤をやっと 手
にいれました。(Sweden Philips 08222PL)
国内盤レコードやＣＤと聴き比べましたが、本当に音質は雲泥の差、
オリジナル独特の重厚で暖かみのあるそして非常に繊細な微音まで
再生してくれるのがたまりません。
今まで聴こえなかったモニカの 息づかい、エバンスの静かなピアノの
音まで見事に再現します。 毎日聴いても本当にあきないです。
なかなか入手出来なかったキャロル・シンプソンのキャピトル盤"All about Carole"
USA . Capitol T 878 mono Green Label を手に入れました。本当に夢の様です。
このレコードはネット・オークションにも年に１、２度 くらいしか出品がなく、
VGクラスでも２万円前後で落札されていますから手が出ない高嶺の花
だったんです。
コンディションもミント・クラスで入手できました。
オリジナル盤だけの独特の重厚感はジャケ・盤ともにすごく風格があります。
やはり「本物」、音質も云うまでもなくCDやペラペラの再発盤とは全く異なり
素晴らしいです。感激しております。
