美術館巡りと古都散策、Jazz & Bossa など・・

スタンダードやボサ・ノバなどを歌って録音したり、美しい景色などを撮影して動画を作っています。美術展にもよく行きます。

洋酒とジャズのお話し 《 Charlie Parker 》

2014-09-10 | お酒 と Jazz

私は、音楽ではジャズやボサ・ノバ、お酒は洋酒が
好きです。

但し、お酒は多くの種類や銘柄を知る事。そして、
それらを少量楽しむ事にしています。

洋酒は、そのボトルのデザインも素敵なものが多く
飲まずに飾っているものもあります。

では、ジャズにまつわるお酒のお話しを少しします。

モダンジャズの開祖、アルト・サックスのプレイヤー、
チャーリー・パーカーに因んだスウェーデンのお酒の
お話です。

パーカーのスウェーデン・ツアーの事はロス・ラッセル氏
の著書「バードは生きている」で記載されています。

パーカーのお酒好きは有名で1950年11月にスウェーデン
にコンサートツアーに出かけた時も、ピルゼン・ビールや
スウェーディシュ・シュナップスをかなり飲んだらしいです。

当時のスウェーデンでは飲酒量の制限があったそうで、
パーカーがよく飲むのでお酒を調達するのに苦労した
との逸話があります。

パーカーは、地元スウェーデンのミュージッシャンとよく
ジャムセッションをしたのですが、パーカーの流れるよう
な超高速フレーズに合わせられずインプロビゼーション
の発想がつきてしまうミュージッシャンが多かったと書か
れています。

スウェーデンでのジャムセッションは録音されレコード化
されています。

パーカーのヴァーブ・レーベルのレコード・アルバムで
「スウェーディシュ・シュナップス」という名盤があります。

        

若き日のマイルス・デイヴィスのソロも聴ける1951年に
ニューヨークで録音されたアルバムです。

さて、「スウェーディシュ・シュナップス」について調べ
ましたので説明します。

シュナップスとは北欧のかなり強いお酒で、その上に
スウェーディシュとつくとアクアヴィットという事になります。

シュナップスと同じような意味でスピリッツと言ったりします。

アクアヴィットとは、ジャガイモを主材料とした蒸留酒のこと
で、スウェーデンだけではなく、ノルウェーやデンマーク
などでも製造されています。

ノルウェー産のものはヘビーで、デンマーク産はライト
そして、スウェーデン産はその中間くらいの強さだと
言われています。

トップ・セラー・ブランドの「スコーネ」という銘柄の
あるスウェーデンが、生産量が一番多いそうです。

        

O.P.アンダーソンや辛口のスワイルト・ビンバルス・ブレンビン
なども有名ですが、「スコーネ」には及ばないらしいです。

                 

私は、試しに「スコーネ」を飲んだ事がありますが、「スコーネ」
だけでは、とてもキツイのでパイナップル・ジュースを入れて
カクテルにして飲んだ事があります。

お酒には、色々な種類があるので、興味がつきないです。

~ ♪   ★ ☆彡 ♪ ~  ~ ♪   ★ ☆彡 ♪ ~

下の動画は、とても貴重でわずかしか残されて
いない「動く」パーカーの映像の一つです。

ビ・バップやモダンジャズが大好きな人には涙ものの
の映像です。

バディ・リッチ、レイ・ブラウンなどとセッションしています。

このビデオは、演奏と映像は別に録られたものです。

なぜ・・と疑問に思うかもしれませんが、撮影現場が
音楽スタジオではなかったので、防音が出来ず、
自動車が走っている音などを拾うため、先に深夜
に録音して、そしてその後に撮影した映像を被せて
いると、私が持っているレーザーディスクに解説して
ありました。

You Tube にこのビデオがアップされていました。

コメント
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