美術館巡りと古都散策、Jazz & Bossa など・・

スタンダードやボサ・ノバなどを歌って録音したり、美しい景色などを撮影して動画を作っています。美術展にもよく行きます。

シェルブールの雨傘 (Les Parapluies de Cherbourg) を歌いました。

2020-03-05 | 映画音楽

新型コロナウイルスの影響で、先月はどこにも出かけずじっと

自宅にこもっていました。

出かけるのは、近所に散歩や頼まれた買い物に行くくらいです。

ギターの練習や楽譜・コード譜の作成を毎日していますが、疲れます。

気晴らしにブログを久しぶりに書いてみようと思いましたが、ネタがない(笑)

無理に書く事もないかと思っていましたが、You Tube にアップして一般に

公開していない動画をこの際と思いつきました。

下手ッピなのに厚かましい限り(^_^;)

何度も歌っていますが、シェルブールの雨傘のフランス語バージョンです。

Les Parapluies de Cherbourg (レ・パラプリュイ・ドゥ・シェルブール)です。

今回は、映画のシーンをスライド画像ではなく映像をつなぎ合わせてストーリーが

わかるように編集しました。

私にとっては、高校生の時にリバイバル公開の映画館で見た思い出の映画です。

今もDVDで毎月見ています。もう50回以上見ていると思いますが、あきないですし

見るたびに新しい発見があります。

カトリーヌ・ドヌーブが美しすぎ。悲しいストーリーもいいです。



私の歌が、下手すぎますが映像をご覧頂きたく思います。
(著作権侵害の申立てがなかったのが幸運でした)

Les Parapluies de Cherbourg

フランク・プゥルセルのシングルレコード

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

♪ The Shadow of Your Smile (いそしぎ) を録音

2016-11-27 | 映画音楽

若い頃から、よく歌っている「いそしぎ」ですが、この度ヴァースのある

バージョンを歌って録音してみました。相も変らず下手ッピな私の歌ですが、

聴いてあげようと云う人がいらっしゃるとうれしいです。


この曲は、1965年に公開されたエリザベス・テイラーとリチャード・バートンが

主演した映画「The Sandpiper」(邦題 : いそしぎ) のために同年に

ジョニー・マンデルが作曲し、ポール・フランシス・ウェブスターが作詞した

テーマ曲です。オリジナルタイトルは『The Shadow of Your Smile』です。

映画のタイトルにちなんで「Love Theme from "The Sandpiper"」とも

呼ばれています。

映画のオリジナルタイトル「The Sandpiper」は、磯にいる鳥のシギ

「いそしぎ」の名前です。

日本では、この曲を映画のタイトルから、「いそしぎ」とよく呼ばれています。

「磯シギ」 は、雄と雌のペアを作らず単独で旅立つ渡り鳥です。

歌詞の内容は、映画に合わせて書かれていて、磯しぎのように生涯共に暮らさない・

又は暮らせない立場の男女の想いを歌っています。

映画の中でヒロインが、羽を怪我した「いそしぎ」の幼鳥を保護して大空へと

飛び立たせるエピソードは、ヒロインの心情を歌詞の中で描写しているようです。

映画では、作曲者マンデル自身が編曲・指揮を担当し、ジャック・シェルドンの

トランペット・ソロで演奏され1965年のアカデミー主題歌賞と1966年の

グラミー賞最優秀楽曲賞に選ばれました。

後に同じくジョニー・マンデルが編曲・指揮をしてトニー・ベネットが歌ったのも

ヒットし、歌ったトニー・ベネットはグラミー賞「ソング・オブ・ザ・イヤー」を

受賞、ボサ・ノヴァのアレンジで歌ったアストラッド・ジルベルトもグラミー賞

「アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。

では、この曲をヴァースから歌うアーティストの録音を。

オランダのジャズヴォーカリスト、アン・バートン。しっとりムーディに歌っています。

そして、トニー・ベネット。



※映画のあらすじ

不幸な恋愛の末にシングル・マザーとなった無名の女流画家ローラ

(エリザベス・テイラー)は、世間に煩わされることなく海岸に

建てられた家に9歳の息子ダニーと自由な生活を送っており、

ダニーを学校に通わせず自宅で教育していた。

ところが、ある日、ダニーは裁判所の命令で強制的にミッション・

スクールの寮に入れられてしまう。

その学校の校長で宗教家であるエドワード(リチャード・バートン)

と彼の妻は、ダニーだけではなく母親ローラも教育する必要があると感じ、

エドワードは、たびたびローラに会いに行く。

そうするうち、エドワードは彼女の生き方や考えに強く惹かれていくようになる。

彼は、新しい礼拝堂を建てる計画を進めローラにも協力を求めるが、ローラは、

その建築費を貧しい子供たちの教育費に使うべきだと主張する。

自ら無神論者だと言いきるローラに、エドワードの宗教観はくずれそうになる。

数日後、自由に暮らしているが、やはり孤独だったローラは、訪ねてきた

エドワードと深い仲になり愛し合うようになった。

エドワードは、妻に偽りローラと旅に出た。2人の関係がそれとなく彼の妻が

知るところとなった。

思いあまったエドワードは真実を妻に告白した。むろん妻は許してはくれない。

一方、ローラは自分たち2人だけのことを彼が妻に話したのを許せなかった。

学校を辞め妻とも別れたエドワードは、ひとりで旅に出るが、ローラは、

いつものように「いそしぎ」の飛び交う海岸で絵を描いていた。

エリザベス・テイラーとリチャード・バートンはこの映画公開の前年に

結婚しており、夫婦で出演なので公開時は、たいへん話題になりました。


<The Shadow of Your Smile の歌詞>

(Verse)
One day we walked along the sand
One day in early spring
You held a piper in your hand
To mend its broken wing
Now I remember many a day
And many a lonely mile
The echo of a piper's song
The shadow of a smile

(Chorus)   
The shadow of your smile
When you are gone
Will color all my dreams
And light the dawn
Look into my eyes, my love, and see
All the lovely things,
you are, to me

Our wistful little star
Was far too high
A teardrop kissed your lips
And so did I
Now when I remember spring
All the joy that love can bring
I will be remembering
The shadow of your smile

(訳しましたが、正確ではありません。意味が通じるように訳しています)

春浅きある日 私たちは砂浜を散歩していた
あなたは一羽の 磯しぎ を抱き上げた
傷ついた羽をいたわろうとして

今 想い出すのは
深い孤独に包まれた日々
鳴り響いていた 磯しぎ のさえずり
そして ほほえむ面影

あなたが去った時に見せた
あなたのほほえむ面影が
私の夢を彩り 夜明けに輝きをもたらしてくれる
私の瞳を見れば 気づくはず
私にとって いとおしいもの全てがあなた

私たちのせつない想いをこめた小さな星は
はるか空のかなた
一粒の涙があなたの唇にふれたとき
私もあなたにそっと触れてみた
今 あの春の日を想い起こせば
愛に満ちた喜びを感じる
いつまでも憶えているでしょう
・・・あなたのほほえむ面影を

添付画像のトニー・ベネットのレコードは、「The Shadow of Your Smile」などの

映画テーマ曲ばかりを歌ったアルバム「The Movie Song Album」で、このレコードの

リリースにより、グラミー賞「ソング・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。

アメリカを旅行した時に買い求めた初版のオリジナル盤です。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

♪ “Fascination” (魅惑のワルツ)をピアノ伴奏で歌いました。

2016-10-08 | 映画音楽

オードリー・ヘプバーンとゲイリー・クーパーが主演した1957年の

アメリカ映画「昼下がりの情事(Love in the Afternoon)」。

 

その映画のテーマ曲 “Fascination” (魅惑のワルツ)を洋楽仲間が集まった

演奏会でピアノ伴奏で歌わせて頂きました。

ピアノを演奏してくださいました人が、ものすごく上手なので、私の

下手ッピなヴォーカルにうまく合わせて頂き、何とか歌えました。

ICレコーダーで録音しましたので、あまり録音状態はよくないのが、残念でした。


映画は、かなり昔の作品ですがヘプバーン主演の映画なので、ご覧に

なられた人が多いと思います。それにしても邦題の「昼下がりの情事」は

センスがないですね。「昼下がりの恋」でよかったのではと私は思いますが。

映画のストーリーを記載しておきます。

アリアーヌ(ヘプバーン)の父親は私立探偵。ある人物からの依頼でその人の

妻の浮気調査をしていた。そして、その妻がアメリカ人の大富豪である

フラナガン(ゲイリー・クーパー)と密会している所をつきとめカメラに収めた。

依頼人にその妻の浮気調査の結果を報告したら、依頼人は、今夜フラナガンを

撃つと言って立ち去る。

この会話をこっそり聞いていたアリアーヌは、音楽学校で授業を受けていても、

ただならぬ会話の内容が気になって集中できない。彼女は依頼人がフラナガンを

撃つのを防ぐために、フラナガンが泊まっているホテルの部屋へ向かう。

アリアーヌの機転により、フラナガンが撃たれるところを阻止し、フラナガンが、

アリアーヌに翌日に会ってほしいと申し入れた。

フラナガンは、世界中をビジネスで駆け回る大富豪であり女性との交遊も有名である。

フラナガンの誘いを断ったアリアーヌだったが、なぜか彼のことが気になって、

結局彼に会いに行ってしまう。子供扱いされたくないアリアーヌは恋愛経験が

豊富なようによそおう。それからは、ダンスをしたりピクニックに行ったりして

二人の間に恋愛感情が芽生える。

仕事でパリを離れるフラナガンにアリアーヌは何だかとても切ない気持ちに

なっていた。そして数ヵ月後にアリアーヌはオペラの劇場でフラナガンを見かける。

アリアーヌの事を更に深く知ろうとするフラナガンと、実は恋に奥手であることを

知られたくないアリアーヌの駆け引きの面白さ、そして優雅なテーマ曲 “Fascination”

の調べに酔いしれる映画でした。

この映画撮影の時、オードリー・ヘプバーンは28歳、ゲイリー・クーパーは56歳。

ヘプバーンは、非常に若く見えます。

 

テーマ曲 “Fascination” (魅惑のワルツ) について。

大変優雅な旋律の曲で、この映画がきっかけで世界中で大ヒットしました。

この曲は、もともと1932年、フランスのフェルモ・ダンテ・マルシッチが

作曲した「ボヘミアのワルツ」にディック・マニングが英詩をつけたもので、

1957年にジェーン・モーガンが吹き込んだレコードがミリオン・セラーになりました。


・ジェーン・モーガンの歌声が聴ける動画。



・ナット・キング・コールの名唱です。



“Fascination”の歌詞を訳しました。

魅せられてしまったとわかったよ
その時限りで終わっていたのかもしれない
つかのまのまなざし つかのまのロマンス
うつろな気持ちだったのかもしれない

それは魅惑のひと時だったんだ
月の光を浴びて一人ただずむ君を見て
君の手に触れ そして すぐにキスをする
魅惑が恋になった

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

♪ 君住む街角 (On The Street Where You Live) を録音

2016-10-03 | 映画音楽

「君住む街角」を歌ってほしいとリクエストを頂きました。

ピアノを弾いてもらって歌ったのとカラオケで歌ったのを

録音しました。今回はカラオケで歌ったのを You Tube にアップしました。


この曲は、1956年に初演され、現在も時々上演されている

ブロードウェイ・ミュージカル『マイ・フェア・レディ』の

劇中歌のひとつです。『マイ・フェア・レディ』は、1964年に

オードリー・ヘプバーンが主演して映画化されました。


映画のストーリーは、ロンドンの下町で花を売り歩いて生活している

貧しい女性イライザが、通りすがりの言語学教授ヒギンズに言葉の訛り

を指摘され、彼の提案で訛りの矯正と淑女になるための礼儀作法を

教わります。

そして、ヒギンズの家に住み込みながら厳しい指導を

受けるイライザ。彼女はやがて、上流階級の貴婦人として競馬場へ赴き、

社交界に華々しくデビューします。

淑女らしさにますます磨きをかけていたある日、ヒギンズの研究対象にされていたことを知り、

ショックを受けたイライザは彼のもとを去ってしまう…。

音楽・ダンス・出演俳優など、「サウンド・オブ・ミュージック」や

「ウエスト・サイド物語」と並ぶミュージカル映画の大作です。

この曲は、競馬場で出会った美しいイライザに想いを寄せる青年貴族が

イライザが住んでいる街に出かけ彼女に会いに行く時に歌う曲です。

 

ヴィック・ダモンが、この曲を録音しレコードをリリースしてヒットさせました。


次は、大御所テノール歌手、プラシド・ドミンゴの来日公演の映像を。



<歌詞とその和訳>

I have often walked, down this street before
But the pavement always stayed beneath my feet before
All at once am I several stories high
Knowing I’m on the street, where you live.

Are there lilac trees in the heart of town?
Can you hear a lark in any other part of town?
Does enchantment pour out of every door?
No, it’s just on the street, where you live.

And oh, the tow’ring feeling
Just to know somehow you are near
The overpow’ring feeling
That any second you may suddenly appear.

People stop and stare, They don’t bother me
For there’s nowhere else on earth,That I would rather be
Let the time go by,I don’t care if I
Can be here on the street, where you live.

この通りは昔よく歩いたものさ
以前と変わらず足の下には敷石は
あるが、数階建ての床の上を歩いて
いる気分なんだ
この通りに君が住んでいると知っただけで

町の真ん中にライラックの木はあるのかな
町のあちこちで鳴く雲雀のさえずりを
君は聞いているのかなぁ
どの家からも幸せが溢れ出しているかい?
そんな場所は、君が住んでいる通りだけさ

あ~、高まる気持ちが分るんだ
君の近くに来ていると思っただけで
力がみなぎってくる
君が突然現れるかもって

人々は立ち止まって見ているけど
彼らは僕なんか気にもしないさ
ここ以外のどこに僕の居場所があるだろう
時よ、勝手に流れていけ、僕は気にしない
いつまでも君が住む通りにいられるのなら

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする