今年8月に奈良の天川村川合から「みたらい渓谷」を経て洞川まで歩きましたが、
今回(今から一週間前になりますが)は、洞川から大峰山登山口まで歩きUターン
して戻る洞川自然研究路をウォーキングしました。
知り合いの人が、今月の5日に洞川に行かれた時に既に紅葉が始まっていたと聞き、
慌てて行きました(笑)
洞川温泉を起点に歩いたコースは、
洞川旅館街 → 名水百選のお水「ごろごろ水」が湧き出ているところ
→ 母公堂(役行者のお母さんをお祀りしていて、子授け・安産に霊験あらたか)
→ 大峰清滝大橋を渡り大峰山登山口である女人結界門
(宗教上ここからは今なお女性は入山できません)
ここから洞川温泉に戻れるUターンの「洞川自然研究路」(林道)で かじかの滝
→ トウロウの岩屋(修験者の修行場) → かりがね橋(途中にも吊り橋がいくつかありました)
→ 龍泉寺 → 手打ち蕎麦屋さんで美味しい新蕎麦を食べて休憩 → 洞川八幡宮
→ 登り坂で山の中腹にある面不動鍾乳洞までのコースで歩きました。
約10キロ3時間半のウォーキングでした。
前回と同じく洞川温泉につかって The End にしました。
殆ど平坦なところが多い林道なので、あまり疲れませんでしたし、なにより紅葉が見頃を
迎えており特に龍泉寺の境内の紅葉は、すごく綺麗でした。
200枚以上撮影しましたが、その中から気に入った写真を使って動画を作りました。
BGMを何にしょうかと色々試しましたが、結局大好きなジャズの曲「Early Autumn」を
演奏しているのにしました。静かなピアノソロなので映像と違和感ないと思いました。
「Early Autumn」(初秋)について、少し。
今では有名なジャズスタンダード曲になっていますが、1948年にラルフ・バーンズが
ウディー・ハーマン楽団のために書いた曲で、ソロを吹いたのがスタン・ゲッツでした。
スタン・ゲッツのクールなソロが、当時大変話題となり大ヒットしました。
それから、1952年にジョニー・マーサーが歌詞を付け、アニタ・オディなどたくさんの
ヴォーカリストの録音が残されています。
歌詞の内容は、「次の秋は君と迎えることはないだろう」という、夏の想いも色あせはじめ、
一抹の寂しさから 人恋しさの気持ちが、秋を迎えた人の心を映し出すような せつない
内容になっています。
動画に使ったのは、ヴォーカルものではなくピアノのソロ演奏です。