とてもダンサブルなナンバーでラテンダンスでよく使われる有名な曲「Sway」を
歌って録音してみました。
メキシコのパブロ・ベルトラン・ルイスが1953年に作詞・作曲した「キエン・セラ」
"¿Quien sera?" (誰だろう?)が元歌の「Sway」はその英語版で、多くの歌手が
カバーしています。プロのアーティストとは比べようがないですが、私も歌って
みました。いつものように、たいへん下手ッピで発音もよくないですが、宜しければ
次の動画をご覧くださいませ。
元歌の「キエン・セラ」は、トリオ・ロス・パンチョスが歌って世界中で大ヒットし、
その英語版「Sway」(揺れ動く、ゆさぶる などと云う意味になります)の
タイトルに変えて最初にヒットさせたのは、50年代後半~60年代にかけてアメリカン・
ポップスのアイドル・スター、ボビー・ライデルでした。そして、ディーン・マーティンが
それをカバーして大ヒットさせ、今では「Sway」と云えばディーン・マーティンの録音が
本命盤(1954年)となっています。
それからそれから、最近再びマイケル・ブーブレが歌ってリバイバル・ヒットさせました。
たいへん息の長いラテン・ナンバーでスタンダード曲になっています。
2007年に公開されたアメリカ映画『幸せのレシピ』(原題: No Reservations)で使われ
ました。
では、マイケル・ブーブレが「Sway」を歌っているライブ映像をご覧ください。
スタジオ録音とは、バック演奏のアレンジも歌い方もかえています。さすがに素晴らしいです。
< Sway の歌詞と訳 >
When marimba rhythms start to play
Dance with me, make me sway
Like a lazy ocean hugs the shore
Hold me close, sway me more
Like a flower bending in the breeze
Bend with me, sway with ease
When we dance you have a way with me
Stay with me, sway with me
Other dancers may be on the floor
Dear, but my eyes will see only you
Only you have that magic technique
When we sway I go weak
I can hear the sounds of violins
Long before it begins
Make me thrill as only you know how
Sway me smooth, sway me now
マリンバのリズムで始まれば
僕と踊って 揺らせてほしい
気だるく海が岸辺を抱きよせるように
僕にしがみついて もっと揺らせておくれ
そよ風に揺れる花みたいに
僕と一緒に傾き 踊りやすく揺れてほしい
僕達が踊る時、君は僕をうまく踊らせる
僕のそばにいて 僕と揺れておくれ
ほかにも踊る人達がフロアーにいるだろう
でもね 僕の目は君だけを見てる
君だけなんだ あの魔法が使えるのは
ふたりで揺れる時、僕は力が抜け軽くなるよ
ヴァイオリンの音が聞こえる
始まる前からずっと
ぞくぞくさせほしい 君だけのやり方で
僕を心地よく揺らせて さあ揺らせておくれ