美術館巡りと古都散策、Jazz & Bossa など・・

スタンダードやボサ・ノバなどを歌って録音したり、美しい景色などを撮影して動画を作っています。美術展にもよく行きます。

♪ I like Chopin を録音

2015-02-21 | Pop's

イタリアの歌手ガゼボが1983年に大ヒットさせた『I like Chopin』を歌って

録音してみました。

結構音域が広い曲なので、声量がなくファルセットがまったく出来ない私には、

とても難しい曲でした。でも、大好きな曲であり出来が非常に良くないですが、

思い切ってYou Tube にアップしました。

動画には、ショパンが生まれた家、洗礼を受けた教会、そして静養のために恋人

ジョルジュ・サンドと共に一時期過ごしたスペインのマヨルカ島の景色とショパンが

滞在した小さな村“バルデモサ Valldemossa にあるカルトゥハ修道院(Real Cartuja)

の画像を使いました。カルトゥハ修道院にはショパンが滞在した部屋がそのまま博物館

になっており、愛用したビアノも展示されています。

以前にも書いていますが、ショパンのこの島での滞在について少しだけ書きます。

ジョルジュ・サンドはフランスの女流作家で、ショパンとはフランツ・リストを介して

出会い、サロンでの演奏に心引かれた彼女はショパンに急接近しました。

付き合い始めた二人は、煩わしいパリのゴシップから逃れ、また体の弱いショパンの

静養をかねて、気候に恵まれたスペインのマジョルカ島で過ごしました。

二人は最初別荘を借りていましたが、ショパンが風邪をこじらせ結核にかかったため

地元の村人から追い出されてしまい、カルトゥハ修道院の部屋を借りる事になり、

お気に入りのプレイエルのピアノを置いて、そこで第15番『雨だれ』他を完成させました。

さて、『I like Chopin』の作詞はパウル・マッツォリーニ(ガゼボ本人)、作曲は

ピェールルイジ・ジョンビーニ により1983年にレコードリリースし、またたくまに

ヨーロッパ各国でチャートの最上位に輝きました。オリジナルの歌詞は英語で作られました。

では、ガゼボのプロモーションビデオを。何と私が見た時にはアクセス回数が

12,030,752回になっていました。


日本では、松任谷由実が日本語の歌詞を作り「雨音はショパンの調べ」とタイトルを

付け、小林麻美がカバーしてヒットさせました。


<歌詞>

Remember that piano
So delightful unusual
That classic sensation
Sentimental confusion

Used to say
I like Chopin
Love me now and again

Rainy days never say goodbye
To desire when we are together
Rainy days growing in your eyes
Tell me where's my way


Imagine your face
In a sunshine reflection
A vision of blue skies
Forever distractions

Used to say
I like Chopin
Love me now and again

Rainy days never say goodbye
To desire when we are together
Rainy days growing in your eyes
Tell me where's my way


あのピアノを思い出そう
とても魅力的で 独創的な
あの クラシックな感覚
感傷的な困惑

口癖だったよ
僕は ショパンが好きさ
もう一度 今直ぐに 僕を愛しておくれ

雨が降り続く さよならは 言わないでおくれ
僕達が一緒に過ごす 願いの為に
雨の日が 君の瞳の中で膨らんで行く
僕の進むべき道を 教えておくれ

君の顔を イメージしてみよう
陽射しの反射の中の
青空のヴィジョン
永遠の 気晴らしだ

口癖だったよ
僕は ショパンが好きさ
もう一度 今直ぐに 僕を愛しておくれ

雨が降り続く さよならは 言わないでおくれ
僕達が一緒に過ごす 願いの為に
雨の日が 君の瞳の中で膨らんで行く
僕の進むべき道を 教えておくれ

 

ショパンとジョルジュ・サンド

     

カルトゥハ修道院

ショパンがカルトゥハ修道院で弾いていたピアノ    

  

ショパンが生まれた家

コメント (2)
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