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美術館巡りと古都散策、Jazz & Bossa など・・

スタンダードやボサ・ノバなどを歌って録音したり、美しい景色などを撮影して動画を作っています。美術展にもよく行きます。

没後50年 鏑木清方展

2022-06-11 | 絵画

以前に上村松園画伯などの作品を集めた展覧会で鏑木清方(かぶらき きよたか

生まれ明治11年~没昭和47年)画伯の数点の作品を見て、その素晴らしい美人画に

魅了された記憶があり機会があればもう一度鑑賞したいと思っていました。

この度、東京国立近代美術館の展覧会に続き何とその鏑木清方画伯の約109点

もの作品が展示されていると知り先日、京都国立近代美術館に行きました。

 


平日だから観覧者も少ないだろうと思っていましたが、結構たくさんの人が

つめかけていました。

なかでも近代日本画で美人画の最高峰と絶賛されている東京国立近代美術館が

所蔵している《築地明石町》や《浜町河岸》と《新富町》の三部作が揃う展覧会は

初めてなので興奮しました。

これらの作品は、長らく行方が分からなくなっていましたが平成30(2018)に

発見されたものなので、ぜひとも見たいと以前から思っていた作品でした。

約2時間、鏑木清方画伯の美人画の数々を鑑賞出来て大満足しました。

※動画は、東京国立近代美術館で行われていた展覧会。


牽牛子塚古墳と又兵衛桜を散策

2022-04-06 | 散策

写真仲間と昨日、奈良県宇陀市大宇陀にある又兵衛桜と

明日香村にある牽牛子塚古墳(けんごしづかこふん)を見に行ききました。

ランチのお店選び、そして自動車で全行程を連れて行ってくれた友人に

感謝しています。あらためてお礼を申し上げます。

飛鳥駅近くのペンションがしているレストランでまずはランチを食べました。

このレストランは桜並木沿いにありランチが運ばれてくる間にはやくも撮影。

ランチには、デザートとコーヒーもついて大満足しました。

そして、いよいよ、牽牛子塚古墳に。

めずらしい八角形の古墳で、保存のためコンクリートで固められていますが、

周りの静かでのどかな風景と調和していました。この古墳はあさがおの花びらの

形に似ている事から別名が「あさがお塚」とも呼ばれています。

2009年から発掘調査され、今年やっと整備が出来上がり一般に公開されました。

次に又兵衛桜へと向かいましたが、途中の明日香村にもたいへん綺麗な

桜の景色がありました。

桜井市にも桜の名所がたくさんありましたが、車の窓から眺めて楽しみました。

又兵衛桜には、お土産を買う道の駅の駐車場に自動車を止めさせてもらって

徒歩で向かいました。約20分歩いたところにありました。

樹齢300年ともいわれる枝垂れ桜が見事な枝振りを見せ、大坂夏の陣で活躍した

戦国武将後藤又兵衛の屋敷跡にあると伝わることから、地元で「又兵衛桜」と

呼ばれて親しまれていて、その名前で全国的に有名になりました。

高さが約13m、幹周りが3mを越える巨木で、大きな枝を広げ薄桃色の花を

いっぱいに咲かせていました。背景にある桃の花も咲き、道の駅では八分咲と

案内していましたが、ほぼ満開に近く綺麗な花をたくさんつけていました。

平日にもかかわらず観光客で大賑わいでした。近くの駐車場には観光バスも

止まっていて団体客もおしよせていました。たくさん撮影しました。

新たに購入したLumixのミラーレス一眼には14mm~42mmの広角~標準のレンズを

付け、以前からあるソニーのミラーレス一眼には、55mm~135mmの望遠をつけて

2台のカメラでとにかく写し倒しました。Lumixのミラーレス一眼は、扱い方を熟知

していないので今回試し撮りでした。時にはスマホでも(笑) 

疲れが出てきたしお日様がかげってきたので、道の駅に戻りました。戻る途中に

阿騎野・人麻呂公園がありました。柿本人麻呂像や復元された7世紀の時代の

掘立柱建物などがありました。

道の駅で土産物を買ったりソフトクリーム(ブルーベリーミックスで美味しかった)を

食べて休憩して帰路に着きました。

途中に藤原京にも通りました。こちらにも観光客が多く、菜の花と桜のあざやかな

コントラストが美しかったのですが、4時過ぎになり日がかげっていましたので、

綺麗な写真はとれないと思い撮影はしませんでした。

今年の桜は、かなり長く楽しめています。


満開の桜に彩られた五月山周辺を散策しました。

2022-03-31 | 散策

昨日は、満開に咲いたとても綺麗な桜をたくさん撮影出来てすごく

満足しました。

桜が、満開になる晴天の日を選んでどこかに撮影に行きたいと思って

いたからです。

各地の天気と桜の満開予報を見ながら、満開の桜を撮影しょうと

計画しました。

昨日の大阪府池田市の五月山周辺は、晴天で気温21度、桜は

八分咲き~ほぼ満開の状態になると2日前に情報を得てわくわく

しながら朝早くに一眼レフを持って出掛けました。

見事でした。殆どの桜がほぼ満開状態でした。天気もすごくよく

絶好の撮影日和でした。

まずは、池田城跡公園に。

この公園は、お城櫓から池田市街地を一望出来ます。

庭園に満開の枝垂れ桜が咲き誇っていました。ピンクの花をたくさん

つけ撮影してと言っているようでした。

春休みになっていたので、お子様とお母さん達の家族がたくさん

ピクニックに来ておられました。池の周り、お城の周りも桜が

いっぱい植わっていました。

次は、五月山公園に。

ここは、とても素晴らしい桜がわんさかあり圧巻でした。

公園の中には動物園があり、日本ではめずらしい有袋類のウォンバットが

5頭ほど飼育されています。よちよち歩く姿が本当に可愛くたくさん撮影

しました。スマホで動画撮影もしました。

ウォンバットのほかには、エミュー、アルパカ、ポニー、ワラビー、

羊などもいました。

少し公園内で休憩してから、近くにある伊居太(いけだ)神社に行きました。

とても古い神社で池田市に現存する最古の神社だそうです。

祭神は応神天皇、仁徳天皇、穴織大明神と書いてありました。

厳かで、とても静かな佇まいでした。



3時近くなってきたので、駅近くの喫茶店で休憩してから、

日清食品のカップヌードルミュージアムに行きました。

しかし、コロナ対策のためか入場制限をしており本日は

売店などしか入れませんとの事。自分で具を選んでオリジナルの

カップヌードルが作れる「マイカップヌードルファクトリー」には

入場できなかったのが残念でした。



うっすらと日焼けしていました(笑)

たくさんの綺麗な満開の桜を撮影出来たので動画を作りました。


大阪中之島美術館 開館記念 超コレクション展

2022-03-07 | 絵画

先日、待ちに待った大阪中之島美術館の「開館記念 超コレクション展」に

行って来ました。



私は、今から約10年ほど前にこの美術館が建設される前にあった準備室が

その所蔵する6000点余りの絵画や彫刻作品のごく一部を大阪の長堀通にある

出光ビルで展示するのを知り観覧した事があります。

その時に展示されていた、佐伯祐三画伯の「郵便配達夫」、池田遥邨画伯の

「雪の大阪」、小磯良平画伯の「コスチューム」などが今回も見れて興奮しました。

しかも、何と嬉しい事に「郵便配達夫」(1928年)や

                 

・マリー・ローランサン《プリンセス達》(1928年)

               

・ルネ・マグリット《レディ・メイドの花束》(1957年)

                         

・アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《ムーラン・ルージュ、ラ・グーリュ》(1891年)
 サントリーポスターコレクション(大阪中之島美術館寄託)

         

・石崎光瑤の「白孔雀」(1922年)

などの超有名作品の数点が写真撮影出来ると云う幸運に興奮が更に激増して

しまいました。

今回の「開館記念 超コレクション展」は、所蔵している6000点を超える

コレクションの内、約400点を展示していました。全部見終わるのに

約2時間半かかりました。

ロートレックの初版オリジナルポスターや巨匠達の絵画・彫刻・家具や

机・椅子など国内第一級のコレクションなので、ものすごく見応えがありました。

・倉俣史朗《ミス・ブランチ》デザイン1988年、製造1989年



見たかったアメデオ・モディリアーニの「髪をほどいた横たわる裸婦」(1917年)も

見れたので、大袈裟ですが私の人生の中で最も貴重な思い出となりました。

この「開館記念 超コレクション展」は今年の3月21日まで開催され4月からは

又新たな展覧会が催しされます。次の展覧会もすごく楽しみにしています。

添付した上記の画像は、私がこの展示会で撮影したものです。

(「髪をほどいた横たわる裸婦」はこの日に美術館で購入したポストカード

をスキャンした画像です)


信貴山朝護孫子寺(しぎさん ちょうご そんし じ)にお参り

2022-02-22 | 散策

令和4年は、寅年。そこで、寅のお寺と全国的に名高い「信貴山朝護孫子寺」へ

コロナの時節柄への無病息災と疫病が退散するようにと昨日お参りしてきました。

巨大な寅の張り子がお出迎えしてくれました。



このお寺は、今から1400余年の昔の敏達天皇の時代 西暦582年の

寅年・寅の日・寅の刻に聖徳太子が、信貴山で毘沙門天王を感得されました。

そして、用明天皇の時代 西暦587年7月3日聖徳太子が、御本尊の御加護により

佛敵守屋を討伐し、自ら毘沙門天王像を刻み、この山の守護本尊として

祀られました。

その後の西暦910、醍醐天皇ご重病のとき、当山毘沙門天王の御加護により

ご全快され、朝護孫子寺の勅号をたまわり、以来「信貴山朝護孫子寺」

(しぎさん ちょうご そんし じ)と称されています。

信貴山の毘沙門様に寅の縁日にお参りすると、聖徳太子にあやかって良い

ご利益を授かると昔から信仰を集めてきました。

ご縁日は毎月1日・3日と寅の日だそうです。

まずは、
お寺にお参りする前に温泉に入って腹ごしらえ。丁度これにぴったりな

信貴山観光ホテルがありました。



日帰りで温泉に入浴と昼食が部屋で食べられるプランがありました。

露天風呂にも入りました。眺めもよくお湯の温度も熱すぎずで丁度

よく最高でした。



入浴を済ませて、和室の部屋で昼食しました。料理もたいへん

美味しかったです。



そして、信貴山朝護孫子寺にお参りしました。



ものすごい広大な敷地と言うより山全体が境内という感じでいくつものお堂が

あります。聖徳太子の石像もありました。



そして、至る所に寅の置物があり、郵便ポストまでもが虎柄(笑)



久々に散策して、山の清い空気を吸っていい一日を過ごせてよかったです。