家と人、自分や仕事について

仕事で訪れる各地のこと、家のこと、自分の考え方など、出来る限り発信して行くつもりです。

特許の必要性

2008年03月17日 | その他
 メタボリックと格闘中の村上次長です。村上さんは福地建装の頭脳と言っても言いすぎではない物知り博士です。どんなに仕事が立て込んで忙しくなっても、イライラしたそぶりは微塵も見せない鉄人でもあります。仕事を抱えすぎて帰りが遅くなることもしばしばなので、せっかく増えた部下にいかに仕事を振るか(こき使う!?)が課題です。

 当社のようなに工法開発を行う会社は、特許の取得とその管理も重要な仕事の1つとなります。「ファースの家」もいくつかの特許で守られていますが、住宅のように複雑な技術が絡み合うものでは、特許のとり方に工夫を凝らせば似たよう形で特許取得は可能です。中には広告的意味合いで特許を取得し、実際の施工では使用していないケースが多くあります。特許は大切なのですが、本当に必要なのは確かな技術と経験、そして誠実さなのです。高性能の家は小さな歪から大きな問題に発展する場合があるので、安易な施工はお施主様にとっても危険なことなのです。偽装、不正が噴出した昨年以降、正直で誠実であることが、企業が生き残る条件となるでしょう。

 現在当社では、福地社長のアイデアを村上さんが特許申請するという形が多いのですが、特許の仕事もそろそろ部下に預けないといけませんね・・。今年の村上さんの目標は、仕事を振ることと体重10キロダウン(勝手に決めていますが)です。私も一緒にがんばります。