北海道を代表するハウスメーカー「木の城たいせつ」が5日、事実上倒産しました。北海道の形をトレードマークに北海道のみで展開したことで道民に広く愛され、一時は900棟の実績を上げたトップメーカーでした。同じ形、同じ色、同じ仕様で統一され、あちこちに建ててある木の城たいせつさんの家を見て、他県から来た方に「なんだこの家は!?」と聞かれたのは1度や2度ではありません。北海道に適した形ということなのですが、雪の少ない函館においては良さが分からずに、なぜ売れているか疑問に思ったものです。
着工の落ちてきたある時期に、コストダウンした坪単価で大々的に広告を始め、そのあたりから一気に業績が低下してきたように思います。メンテナンスが良いとのことで、顧客満足度が非常に高いのも特徴でしたが、安い単価を打ち出したことで評価の高かったOB施主から反感が出て、顧客満足度も失墜してしまったようです。
北海道に密着した展開というのは非常に効果的ですばらしい戦略ですし、他にも見習うべき点も多かったのです。道産の材木を使い、道内に工場を置くなど、北海道の経済にはずいぶんと貢献していたので、今回の倒産は残念でなりません。多くのOB施主様が存在するので、何とかメンテナンスが継続されることを願うばかりです。私たちの会社はハウスメーカーではありませんが、同じ住宅を扱う会社として、更に気を引き締めて進んで参ります。
着工の落ちてきたある時期に、コストダウンした坪単価で大々的に広告を始め、そのあたりから一気に業績が低下してきたように思います。メンテナンスが良いとのことで、顧客満足度が非常に高いのも特徴でしたが、安い単価を打ち出したことで評価の高かったOB施主から反感が出て、顧客満足度も失墜してしまったようです。
北海道に密着した展開というのは非常に効果的ですばらしい戦略ですし、他にも見習うべき点も多かったのです。道産の材木を使い、道内に工場を置くなど、北海道の経済にはずいぶんと貢献していたので、今回の倒産は残念でなりません。多くのOB施主様が存在するので、何とかメンテナンスが継続されることを願うばかりです。私たちの会社はハウスメーカーではありませんが、同じ住宅を扱う会社として、更に気を引き締めて進んで参ります。