アマオケ活動記ブログ版

所属しているアマオケ(群馬シティフィル)での活動を中心に演奏会案内や練習状況など零します。

ipad 感想2

2010年07月19日 | Weblog
ipadに夢中になっている夫。
いずれ新機種が出たらこれを私にお下がりにして自分はまた新しいのを買うとかなんとか既に目論んでいるせいか、私になにかれと面白い機能やアプリを紹介してくる。
テキスト入れて作成すると文庫本のように読ませるアプリとか。
ギター教則だと演奏に沿って楽譜が流れていくやつがあって、それを見せてくれた。
こういうのがクラシックのパート譜でもあるといいよねえ~~~。ギターの方が独学で練習する人口が多いせいなのか、こういうのは先に先に進化してるような気がする。

楽譜データの配信で一番問題なのはやっぱ著作権をいかにして守るかということなのだろうな。著作権が切れている曲であっても印刷物の販売で利益を得ている企業があるのだからして、楽譜のデータ配信することで印刷物の販売が疎外されては困るわけである。
既得権を失いたくない人たちがいるから需要があってもサービスが進化していかないというのが現状なのかも。
(特に日本の音楽著作権業界はちと阿漕な印象を私は持っている・とはいえ、単に印象だからホントのことは分からない。)

ipadでクラシック楽譜の、それもパート譜ごとの配信があれば、それがさらに音源付きだったら絶対買っちゃうよ!と書いたように、
新しいサービスに移行して新たな需要と供給を産んだっていいわけなのに。
例えば、ウィーンフィルのボーイング付きバイオリンのパート譜のデータが自分たちが今度演奏したいプログラムであったら楽譜持っていてもやっぱ買っちゃうよねえ。
それも指揮者によって違うわけだろうし!そりゃボーイング引き写せばウィーンフィルのように弾けるってことではまったくないけどw面白いじゃないですか。
楽譜はそもそも印刷物コピーも原則禁じられてるからねえ~、、外部の団には流出しない(ことになっているから)、今までそういう話も聞いたことないけど
以前にデジタルTVにした友人がクラシック番組で演奏している楽譜の細かい部分まで見えて興奮した!と言っていて、(そうだよ、雲の上の人たちのリアルな書き込みのある譜なんか読めなくても見れたら嬉しいよねv)
例えば「エロイカ」の譜を3つくらい有名な楽団・指揮者の使った楽譜(この場合はスコアか)と音源付きで3枚セットでデータ販売とか
あ、これだと音源はやっぱ配信じゃないほうがいいな;だったら
買ったCDに特典としてそういうデータが落せるパスワードを付けとくとか。
全集CDだと(映画でメイキングビデオが付いてるみたいに)一枚レッスン風景のCDが付いていたりして得した気分になるけど、そういう「オマケ」的なもの・・まあ主に演奏家・研究家向きになるけど。

演奏家じゃなくてもクラシックマニアが有名楽団のボーイング付きスコアを入手して、例えば異なる演奏を見比べ聴き比べて音楽研究に役立てるとか。
単にマニアライクとして入手するだけで嬉しいとかw
配信はPC認証をかけるなどしてコピーガードしても良い。印刷や孫配信が簡単に出来てしまうとそれは問題だろうから、そこだけ何か考えればいいんだよねえ。方法はあるだろう。
楽団はボーイング付き楽譜をデータとして保管かけて、それを販売したら収入の足しにできるだけでマイナス要因はなかろう??あるかな・・??なんかあったら考えが浅くてごめん。
要するに楽譜データの配信、もっと進むといいなあってことなんですよ。
自動でめくれるように設定しちゃえばピアノ演奏でもめくり手要らなくなっちゃいますよ。

もっといろいろ面白いことができるといいよね!


ipad感想1

2010年07月16日 | Weblog
我が家にipadが来ました。基本的に昔からMacユーザーである夫が買わないわけもなく、私も特に止めもしないので、ちょっとお祭りが落ち着いた頃合で注文した分が一昨日納品になったわけです。
これがしかしやっぱイイ。売れるだけのことはあります。
うちにあるノートPCの小さいやつと同じくらいのモニタなのだけど薄くて起動が速くて画面が見やすくて操作性が易しい。

前に都内まで出かける道すがらでipodに入れた音源を聴きながらipodTouchに落したスコアを見ながら移動時間を使ったことがあるのですが、ipadはスコアがさらに見やすくて良い。
出版媒体の電子書籍化はこれから加速していくと思うのだけど、スコアについては電子書籍になれば便利なことが普通の書籍よりさらに多いと思う。

例えば交響曲のパート譜を音源付きでこれで見れればいいよね~と夫に言ったら、まだごく一部の曲だけど、iphone用の有料アプリで既にあるらしい。
見せてもらった中では例えばベートーヴェンのエロイカが第一Vn,第二Vnそれぞれのパート譜に合わせた音源付きであった。
ipadは楽譜も非常に見やすいのでこれはそのまま練習に使えそうなものであった~。
(といってもこれは夫がiphone用のを拡大して見せてくれていただけなのだが、今後多分ipad用に出てくるであろう~)
まあ、今までだってパート譜をスキャンして取り込んでpdfにして、それと別にピアノでもバイオリンでもいいので正確に弾ける人にパートの音源を作ってもらって自力でそのような媒体を作成して音を聴きながら楽譜を見れる状態にするという手もあったわけだけど
(今はやりの「自炊」の音楽バージョン~)
なんせipadは普通の薄い本を置くくらいの気安さで持ち運べるので、そういう媒体の需要がどんどん高まりそうな気がするのである!需要が高まれば今後そういう配信サービスも増えると思うのだよね。
第一Vnよりも特に第二Vnの方が交響曲でのパート譜の音源というのはより欲しいものである(CDを聴いてもパートの音がわかりにくいから)だけに需要は十分あると思うので
音楽関係の出版社さんは是非どんどんこういうサービスをお願いしたい~
一パート譜(音源付き)有料配信、今普通に販売してるパート譜の価格程度なら十分売れると思うー。
印刷費要らないし発送費、保管代もかからないからクラシックなら爆発的に売れなくても長く売れるし!問題はスコアパート譜の著作権と音源の著作権関係だけど・・;そのへんはようわからん!

大学オケや社会人オケが演奏するようなごくポピュラーな交響曲、ベートーヴェン、ブラームス、メンデルスゾーン、チャイコフスキー・などなど需要が高そうなとこから是非。

車で移動してる私にはなかなかだけど、電車通勤の人なんかはipadで自分のパート譜が音付きで確認できたら移動時間が有効に使えるよねえーー。

あと、夫が見せてくれたアプリでは楽譜に書き込みもできるのだ、ペンで紙に書くみたいに簡単に。これだったらボーイングを書き込んでpdfで団員に伝えるのもいいねえ~
(まあこれも今だって書きこんだパート譜をスキャンしてメールなりデータUP先を教えるなどで配信することは可能だけど、手間が違う!)

いやー、ipadのもたらした可能性は大きいよーーーわくわくするv

フィデリオ序曲

2010年07月15日 | Weblog
うーん。次週はフィデリオとカルメン・・
ちょっと苦労して歌劇の全幕版から曲順にしたCDを作成して聴いてるのでカルメンのほうはだいぶイメージできるし、いい曲なので(弾けないけど!)練習自体は楽しい。
田園も好きだ。昨日の練習で2楽章をやったけどやっぱ2はいいなあ・・・。
4の嵐とかは大変で、、、そもそも自分の音が合ってるのかもわからんし;
でも好きなんでいい。
問題はフィデリオ。弾けてない割に練習へのモチベーションがあがらん。
ベートーヴェンさんは偉大だけども、もしかして歌劇にはイマイチ向かなかったんぢゃ、、、と不遜なことを思ったりする。

フィデリオはウィキによると
≫『フィデリオ』(Fidelio)作品72は、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが完成させた唯一のオペラである。原作はジャン・ニコラス・ブイイにより、ドイツ語台本はヨーゼフ・ゾンライトナーおよびゲオルク・フリードリヒ・トライチュケによる。主人公レオノーレが「フィデリオ」という名で男性に変装して監獄に潜入し、政治犯として拘留されている夫フロレスタンを救出する物語。

・・・・・・
だそうで、なんだタイトルをよく聴く「レオノーレ」と同一の歌劇に付けられた序曲らしい。初演からなかなか当たらず、けっこう何度も書き直されてるみたい。ベトさんさすがにシツコイのでなあ(おい;)。。。
物語の梗概を読むと、女主人公レオノーレが囚われた夫を助けるために男装した時の名前がフィデリオということで、レオノーレ=フィデリオ。
男装の麗人の活劇と思うと、を、ちょっとかっこいいかも。と思ったり。
同じタイトルで先に別の人がやったオペラがあったもんで、タイトル「レオノーレ」がなかなか使えなかったらしい。
初演の際は観客がフランス軍兵士が大半で(ナポレオンの侵攻があった!)ドイツ語がわからなかったので受けなかったらしい…
時代の不安定さもあって上演が好評を得るまでかなりな紆余曲折がある・・でもビゼーと違って書き直しやら何やら自分で努力して自分で指揮したりもして生きてる間に良い評判を聞けたのだからまだ恵まれてるかも。

なかなか好きになれずにいる曲なんだけど、練習しないで弾けるわけもなし;
頑張って好きになるとろからやってみよう。←って寝てるし!

カルメン~あらすじ

2010年07月04日 | Weblog
カルメン続き・・
あらすじは超有名なので今更説明は要らないと思わるるが・・。
真面目一筋だった衛兵ドン・ホセ(婚約者あり)が女同士の諍いを起こして牢屋に引っ張らねばならなかったタバコ工場の女工・カルメン(ジプシー女)に誘惑され罪を見逃してしまう。
上司と諍いカルメンの愛を得たくて職を失った挙句、ジプシー達の密輸の手助けまでするところまで墜ちていくのだが、一方でカルメンはとっくにセヴィリヤの闘牛士エスカミーリョに心変わりしている。復縁を迫るホセは最後までつれなくされてカルメンを刺し殺す・・・。

ここのあらすじ説明が分かりよかった。↓
http://www.geocities.jp/wakaru_opera/carmen.html

なぜにカルメンがホセを誘惑したかというと、若い男達の人気ナンバー1だったカルメンに最初興味を示さない態度だった堅物だったから。さらに当のその堅物が自分を連行するとなってカルメンは実益とプライドを掛けておのが手練手管を駆使して手綱を緩めさせてしまったというわけだ。まさに魔性の女の本領発揮w
別に最初から最後までカルメンはホセに愛なんてなかったろうなあーと思う。ちゃんと歌劇を見てるわけじゃないし、メリメの原作も読んでないからイメージだけど。
そんで、ホセのような堅物でいい年になるまで真面目一筋の男に限って一度恋に狂うと大変なことになるなんて話はどこにでもある話;
オペラ初演当時はあまりに奔放すぎるカルメンが不評というのもあって評判は芳しくなかったらしい。ビゼーはこのオペラの成功をみることなく亡くなった・・というのはこれもまた偉大な芸術家にはよくある話だけど気の毒なことではある。

この手の歌劇のあらすじを読むと、日本の近世文学を思い出すという話は前にも書いたような気がする。学生の時に読んだ井原西鶴の『好色一代女』『好色一代男』とかそのあたり。タイトルでぎょっとするかもしれないが、例えば有名な話では「八百屋お七」という実際にあった話を取り上げて書いていたりする、現代でいえば壮絶な悲恋モノ、ラブストーリー集なのだ。色悪とでもいうかモテモテの男もしくは女が出てきて様々な思惑の中で人間関係が錯綜する、それが「見世物」として構成されるあたりが何か共通したものを感じさせるのかもしれないー。

ジプシー=ボエームは一昨年やったオペラ「ボエーム」でも話が出てきたが、西欧キリスト教圏にあっては(性的に)自由でどこかいかがわしくもその自由さに甘美な憧れも二律背反的に含まれるようなそんな存在なのかもしれない。
情熱の赤と黒の色彩が似合う奔放なジプシー女=カルメンのイメージは一人の男の人生を狂わせた運命の女=ファム・ファタールとして鮮やかだ。そのイメージの本質を見事に音楽化しているのがカルメンの歌うハバネラと、ジプシーの踊り。

うちの演奏順で一曲めにやるアラゴネーズは歌劇の舞台・スペインの闘牛士のイメージというか、ともかく派手でかっこいいvvピタ!っとポーズを決めるような見せ場のある音楽。
二曲目は本来の前奏曲の後半で使われていた曲で、カルメンの悲劇を暗示させる。「運命の動機」。なんだかホセの暗い情念がどろどろと渦巻くような。例えば黒い布を被った怪しげな占い女に死を予告されるようなそんなイメージ。
三曲目、これは町の様子の歌。衛兵達の行進の後、真似をして歌いながら行進する悪ガキ共のシーンらしい。子供ってどこでもこうだよなーと思う。
四曲目五曲目、ハバネラとジプシーの踊り。
六曲目はホセの歌。なんとなく垢抜けないなあ・・と思うのは私のホセのイメージか;
七曲目、なんか怪しいと思ったら山中を行くジプシーの密輸人達の音楽らしい。
八曲目、これもあまりに有名、派手でかっこいい、これは現代で言うとこのイケメン(であろう)闘牛士の曲だろう~と思う。
見栄が効いてるというか、ともかく印象的で独立してこれだけでも演奏会ピースになる。
整理してみてこれは私の勝手な印象だが、最初と最後のかっこよさは理想の美男、いまいちぱっとしない6,7は垢抜けないホセ=運命に翻弄される男、色っぽい情熱の4,5は運命の女・カルメン、それぞれの曲かな、という感じだ。

なんとなく曲それぞれのイメージはおおよそ掴めたのであとは練習あるのみですがw
アップテンポの曲は指がまだまだ全然付いていきません~。
いまだにまだ音取りのポジションも固まってませんがなw←笑ってる場合ではないー。
はあ・・次の練習も気が重いー;遠い道のりですやん。。

ちなみにざっとあらすじ等読んで勝手なイメージを整理してみただけなので、何か違うとこなどあるかもー。またおいおいに歌劇全幕のシーンなどチェックしてみますが。
まずはおおよその流れやイメージでした。

カルメン曲順

2010年07月04日 | Weblog
さて、次週はカルメンということで、練習もしなくてはいけないけどもう少し曲のことを知らなくてはまずい、、と思い、CDをかけながらライナーノーツなど引っ張り出して読んだ。
夜は音出し出来ないからせめてこういう作業でもしよう・・。
今回のうちの演奏は組曲からさらに抜粋して順番も替えての演奏になる。場面を理解しなくては、と思う。

ちなみに組曲の構成は(ウィキから引用します)
≫≫
一般的に『カルメン』組曲として知られているのは、フリッツ・ホフマンの選曲・編曲によるものである。第1組曲と第2組曲がある。
第1組曲
前奏曲と間奏曲を中心に構成される。
前奏曲〜アラゴネーズ (第1幕への前奏曲の後半部分、第4幕への間奏曲)
間奏曲 (第3幕への間奏曲)
セギディーリャ 
アルカラの竜騎兵 (第2幕への間奏曲)
終曲(闘牛士) (第1幕への前奏曲の前半部分)
第2組曲
アリアや合唱入りの曲をオーケストラ用に編曲した6曲で構成される。
密輸入者の行進
ハバネラ
夜想曲 (ミカエラのアリア)
闘牛士の歌
衛兵の交代(子どもたちの合唱)
ジプシーの踊り

*ビゼー自身によるものでないこともあって、指揮者によっては演奏順を変えたり、第1・第2組曲を1つの組曲として演奏したり、2つの組曲から適宜選曲してオリジナルの組曲を編むことも自由に行なわれている。≪≪≪≪

だそうで、うちの演奏順は下記になる予定。
1・アラゴネーズ前奏曲(*第1組曲より*第4幕への間奏曲)
2・前奏曲(*第1組曲より*第1幕への前奏曲の後半部分)
3・衛兵の交代 子どもたちの合唱(*第2組曲より)
4・ハバネラ (*第2組曲より)
5・ジプシーの踊り(*第2組曲より)
6・アルカラの竜騎兵 (*第1組曲より*第2幕への間奏曲)
7・密輸入者の行進 (*第2組曲より)
8・終曲(闘牛士) (*第1組曲より*第1幕への前奏曲の前半部分)

私の手元にあったCDは小沢征爾指揮の「アルルの女」「カルメン」の組曲からの抜粋編だったので、ここにない曲もあり、とりあえず持っていた歌劇全幕版3枚組をチェック。
カルメン=マリア・カラスのやつ。(この人のハバネラには震えがくる。)
歌劇版をこの曲順で聴くには3枚のCDの入れ替えが忙しい。しかも前奏曲と終曲がトラック1で切れ目がない・・・まあしょうがない。音源をPCに取り込んで前奏曲を途中で切ればいいのだけどとりあえず可能な限り曲順で取り込みなおして私家版CDを作成。
(著作権上コピーは禁じられているとは言っても自家用は許容の範囲なのでここに書いても大丈夫;)
これがけっこう面倒な作業だった・・・;
今度組曲全部入ってるCDを入手しなくちゃ、とは思うけども、歌劇版で歌や場面を理解しておくのは大事かもしらん~のでこの作業は無駄ではあるまい~。

定点猫とか鳥とか

2010年07月03日 | Weblog
深刻な運動不足を慮って平日にウォーキングを開始して1ヵ月半くらい。
毎朝ではないけども5時半起きて30分、土日は歩ける時はもう少しゆっくりめに起きてその代わり長めに歩く。さて効果があるのかないのか;

で、早朝歩いていると、いつも通る家の庭に猫が必ず座っている。庭に勝手に居ついた猫らしく家の中には入れてもらえないが食事だけは貰ってるらしい。
だもんで食事の時間が来る前に(毎朝6時くらいらしい)、3匹の猫が集結するらしいのだ。
その中で1、2匹が既に待機してるところを私らが通る、ということらしい。
それで「定点観測」(猫編)としてカメラで撮影してミクシに挙げていたりする。
ちょっとひとさまの家の庭なのだけど、毎回同じようなとこにいる猫って面白い。
あと、驚くのは鳩!なぜに鳩はいつも同じようなとこに陣取って、どーどーボーボーと啼いているのか。あれは何かお勤めなのか。
同じように毎回毎回、ドードーボッボーと啼く声が同じような場所でしてくると「また始まったね、お勤めが」。
最近ではカッコーが電線に止まって啼いてるのも見た。
カッコーってどこか高原で姿が見えないけど声がするってやつじゃないのか。
こんな電線で啼いてていいのか;とちょっと呆れたけど。

自然界というのは面白い。今回やる『田園』には鳥の声を表現してると思われるフレーズがしつこく何回も何回も出てくるけど、すっごく納得している。
鳥ってホントに毎日毎日繰り返すんだよね~~~。1楽章を朝の鳩やカッコウを思い出して納得しながら弾く私。
『田園』はしかし、単に自然をスケッチしただけの音楽ではなくて、ベートーヴェンの内面のフィルタを通して描かれた自然や人間の生活や感情などなのだろうなあ。
私はゆったりした2楽章がすっごく好きで、弾いてるとなんだか清涼な高原の風や水辺のせせらぎなんかを感じていい。キレイな澄んだ音で弾きたい。
音楽にマイナスイオンが溢れているようなそんなキレイな音で(笑)
3楽章は農民のダンスなんだそうだ。むー、こういうアップテンポのトリオは苦手(って得意なことはなにもないけど)。でも全体に楽しい。
4楽章の嵐は自然界の嵐の描写であるとともに人生における嵐でもあるんだろうなーとか。。。でもラストは再び明るいのどかな空気に満ちるので、この交響曲は非常に幸福な後味の良い曲だな~と思うのだった。
好きな曲は弾いていても気持ちいい。・・あとはちゃんと弾けるようになりさえすれば;