アマオケ活動記ブログ版

所属しているアマオケ(群馬シティフィル)での活動を中心に演奏会案内や練習状況など零します。

暑くても寒くても

2008年07月29日 | Weblog
私が練習に使ってる部屋は最初は私だけの個室というわけではまったくなかったのだが、結局本の量が溢れ返って本棚をバンバン並べる部屋になり。
現在は原稿作成用に物置から出してきたりお借りしたりした本のダンボールも溢れかえるひどいありさま。。。ああ、早く片付けたい。。。
そんなこんなで結局ほとんど物置と化していて、そこに長くいることはないのでエアコンが付いてない。。。
・・・というか、我が家でエアコンをつけてるのは一階の義母の部屋(義母はエアコン嫌いなのだが、この猛暑なので数年前に付けたのだ)と二階の私らの寝室のみ。それすらもうここ何年も使わずにいるし、私も夫も夜風を通して気温を下げて扇風機でしのげるエコな体質だからいいのだが。

それにしてもエアコンのない部屋を閉め切って練習するのはけっこう大変だ。
冬は暖かく着込めばいいのだが、やっぱり寒い部屋に行くのは若干億劫になってさぼりがちになるし、夏は夏で暑さにうだるのでちょっとさぼりがちになる;なんとダメダメな人間なのだ。
それでも練習する時にはもうほんとーに汗だくになる。
楽器の練習で一汗かこうか、というのはなんだか体育会系のようではないか。
肩当もびっしょりになるんでケースの外に出しておくしまつだ。
とはいっても夕食後のわずかな時間のみが練習時間なので・・・もっと長くやれたらけっこうな汗をかいて痩せるかもしれないw(なことあるか>自分)

一昨日はE線がぶちっと切れた。
一日おいて(練習できなかったのである)昨日張り替えたが、なんだかコマが傾いで危ない;じりじりっと直したが大丈夫だろうか。
楽器のメンテのいいお店が近くにあるといいのだけど。。
前にお願いしていたところが移転してさらに遠くなっちゃったから不便だ。。。

忙しくなってきた

2008年07月27日 | Weblog
先回の練習はシューマンの弦分奏。
分奏はパートの音が裸になるというか、やってることがよく分かるだけにしんどいが、勉強にはなる。ああ、今自分が音程はずした;とかああ、今ちょっと走っちゃった、とか自分がパートと全体の中でやらかしてることが丸分かりなのだった。。はあ。。。溜息。。

次回は前プロの分奏なので、もっとやばい、と思うのだが、仕事がいよいよ忙しくなってきた。
今年は例年の上半期に比べてスケジュール的に緩やかでその代わり下半期に全部集中してやってくるという非常に偏りのある組み方なのだ>本業の会社仕事
それでヒマなうちにできることは先に先に、とやってきてはいるのだけど(7月は8月の分の仕事を進めてきた;)でも、結局その時にならないとできないことというのも山積みなので、月末の仕事と重なると悲惨なのだ。
それでも先に先に片付けてることが効いてる内はいいのだが、後になるとそれが段々間に合わなくなるのは見えてる;うむう;

宿題の方は自分の分がなんとかめどが立ったので少し他の面子のを引き受けてお手伝い。でもまだ見直しもしなくてはいけない。。。今年前半の本業が暇で本当に良かった;気力があったからまだやれたんだよなあ。

週明けは残業になりそうだったので、今日は作りおきできるおかずを3品ほど余分に作った。副食としてちょっとまとめて作っておけば、遅くなって帰ってもなんとかなる。我ながら偉い

改めて譜読み

2008年07月17日 | Weblog
ゆうべの合奏の悲惨さを自分自身で猛烈に反省。
今日は夕食の片付けの後の(いつもながらわずかな時間だが;)シベリウス1曲目の譜読み。
改めてきちんとカウントを確認し、リズム体を確認し音を取りなどする。
こうやって見直すと先週は少ない個人練習をヴェルディにあてていたな、と認識;シベリウスは1回目の合奏の後あまりにちゃんと楽器を持っての譜読みをしてなかったも同然だった。。。。
昨日の練習では先生のかなり厳しいカツ!が入ったのだが、それもそのはず、こんだけちゃんと見ないまま合奏練習に参加していたのだから。

そしてかなり曲を聴いた現在、譜に改めて向かうと最初の頃よりだいぶ分かってきた。基礎がないからホントによく曲を聴き込まないととても取れないのだ。
弾きながら、聴いた曲の全体が浮かんでくるようになった。
ホントはじっくりスコア見ながらCD聴いて、それでじっくり練習、なんて時間が取れればいいのだけど、夕食の後片付けの後音を出していい時間なんてホントにわずかなものなのだよねえ。。。
それだって毎日できるわけでもないし;

でもゆうべ凹んで帰ってきて、今日改めて見直したら、ちゃんと練習すればだいじょうぶ、いける!という感じが少ししてきた。
旋律もかなり好きかもしれない。
私はシベリウスはバイオリンコンチェルトがけっこう好きだったのだ。
コンチェルトのCD引っ張りだして久々に聴きたくなっちゃったなvv

むむむ、、、、

2008年07月17日 | Weblog
難しいっ!
昨日の練習は前プロで、ヴェルディとシベリウス。
ヴェルディはまだ合奏のテンポについていけない、、と思っていたら、2回目でかなりゆっくりとしたテンポで確認してくださったので個人的にすごく助かった;
ともかく個人練習でこのテンポから始めて徐々に速くしていくしかない、という気持をあらたにした。。。最初から速く弾こうとしても弓が荒れるだけだし音程もあやふやだし。

問題はさらにシベリウスである;
譜読みが各個人まだあまりできてないということもあると思うが、ともかく入り組んでいるので一度落とすと大変だ;
入手できたスコアを助手席に持ち込んではいるのだけど、やはり車の中でスコアを確かめるのはなかなか進まず。曲はだいぶ聴いたのだけど細かい刻みの動きの絡みは聴いただけではなかなか・・・
リズムをきちきちと分析して練習してその上で合奏ではフレーズ感を持たなくては、、今の段階ではまだ全然弾けてない、、、、
かなり危機感をもって取り組んでいかないとまずい。。。

うちのオケはロシアモノを多くやってきて、それはけっこううちのオケには向いてると思うのだが、今回のような複雑に入り組んだ曲は全般に苦手だと痛感する。
だが、こんな風に難曲に挑戦していくことはステップアップには絶対に悪いことじゃないと思う。

前にオペラ「ヘンゼルとグレーテル」をやった時も拍子の変化にかなり苦労した。本番ですごくよく仕上がったとは個人的には正直言いがたかったが、それでもその後同じような拍子の変化が出てくる曲をやる時に随分楽になった気がした。(ヘングレに比べればまだ分かりやすい)といった感じに譜読みが違ってきた。
だからこの苦労もまた次にきっと活きてくるはずと思う。
ともかくよく曲を聴いてスコア見てがんばろう。。。。

ライン

2008年07月10日 | Weblog
昨日の練習はライン。
今回はフレージングの確認や音量などを楽章ごとにチェック。
楽譜に落ちてるフォルティシモなど書き足したり(けっこうミスプリあるな;)など。
合わせてみるともちろん難しいのだけど、シューマンいいなあ、やっぱり。
今回の練習に向けて、交響曲全集を聴きなおしながら解説など読んだりしているが、聴くだけなら「春」の方が好きかもしれない。が、技術的には「ライン」のほうがまだ良かった、うん。「春」の3楽章などめっちゃ好きだけど難しそうだし;でもいつかまた機会があったら次は・・などと、「ライン」もまだ弾けてない内から次なる野望を燃やしたりして。

解説を読む。楽曲の難しいことは分からないので、作曲家自身の作曲の背景を読むほうが面白く感じてしまう。
シューマンが恩師の娘であるクララと熱愛の末結婚して、幸福なはずが徐々に精神を壊し2度の自殺未遂、最後は病院でクララに「おれは知っている」という謎めいた言葉を残し死亡。。。むー。
クララのお父さんはクララを第二のモーツァルトにしたかったみたいで彼女の楽才は相当なものだったみたいだ。それだけにシューマンとの結婚には猛烈に反対、かなりあくどい妨害もしたみたい。。。そうやって苦労して結婚したクララと8人の子供を授かったのに、晩期ではブラームスとクララの仲を疑って疑心暗鬼の中で死んでいったのだな。。。ちょっと気の毒な人生である。

物事には同じ事が二つの側面をもつことが多い。一方にとって良いことが一方にとって悪いという裏腹な事柄。
楽才に恵まれたクララという伴侶を得て、彼の創作活動や評論家としての活動は随分大きく発展しただろうと思う。なのに、一方で彼女に楽才があったがために、自分の存在価値を信じ切れなかった面もあるのではないか。特に恩師である義理の父が悪意をもって彼の作曲を批判したりするのも堪えたと思う。

精神を壊す芸術家というのは数多くいるが、私が真っ先に思い出すのは屈指のバレエダンサー・ニジンスキーの生涯。
彼の自伝を読んだことがあるが、後半から精神障害が文面にも如実に現れ始めているので、狂って行く人の心を文章で読むのは非常にコワかった。クララがシューマンの最後の方の楽曲や何かを棄てたというのも気持ちが分からなくはない。
たとえばよそおった狂気のような文章や絵などはホントには怖くない。稀代の奇書「ドグラ・マグラ」のように読んでいて頭がぐるぐるしてくるような、そういう作られた狂気ではない、真の狂気から書かれたものは読んでいて胸が痛くなるのである。それが華やかな光を放った天才であればあるだけ、その心の闇の深さを垣間見るようで。

話がだいぶそれたけども、そんなこんなで、シューマンをやるにあたって交響曲は全部聴いたが、今度はピアノ曲とかほかのも聴こうかな。
解説を読んだりもすべて通勤時の車の中で信号待ちでやるという例の方法だが;貧乏閑ナシなので、時間のやりくりするしかないのだった。


梅雨

2008年07月08日 | Weblog
よく海外志向の人が日本は××(←好きな国の名前を入れよ)に比べてどうの、とか、××はもっとこうだよ、とか言うが、私は今まで日本人に生まれてイヤだなーと思ったことないし、日本という国も大きくは好きだ。
(もちろん、行政やもろもろ不満がないわけではないが)
とはいえ、この時期にくると、この湿度!にうんざりする。

南国育ちの私にとっては関東に来て良かったなーと思うことに、梅雨が薄ら寒いというのがある。南国の梅雨はもっと蒸して高温多湿なのだ。
雨が降ることでうっすら肌寒いくらいになる梅雨なんて有難いくらいだ。
あのむしーっとした南国特有の梅雨を過ごせば、こっちのがなんぼか過ごしやすいか。しかも車生活で傘をさすことさえ殆どない。玄関TO玄関の生活。
それでも、湿気というのはこの時期いづこも同じで、のしかかるような気圧になんだか気が重くなる。気が重くなるだけならまあいいのだが、楽器弾きにとってこの湿気は本当に厄介なのだ。
音あわせからして一苦労。
ゆうべも練習しようとしてペグが上手く回らず、相当苦労した。
除湿剤を入れておかねばならない;
音もなんだか湿気っぽくてどうもいかん。(え?それは腕のせいですか、、、)
私は海外で暮らしたことはないからどうにも分からないが、日本の梅雨時ほど西洋音楽をやるのに向いてない時期はなかろう。。。と思うのであった。



4つの伝説曲

2008年07月04日 | Weblog
先回の初合わせは、シベリウスはゆっくりと確認しながらやっていただけたので曲がなんとか分かりました。
何回聴いてもよく分からない~と愚痴っていたのでしたが、合わせてみると見えてくるものもあったり、先生の解説もあって、何かと腑に落ちたところもあります。
帰宅したら頼んでいたスコアも届いていました、よかった~。
しかし海外版なので作品解説がドイツ語;
大学で選んだ第二外国語はドイツ語だったんですけど、、、読めません、、辞書を片手にひけば読めなくもないんでしょうが諦めて、とりあえず曲の解説についてネット検索。4つの伝説曲について解説があがってるサイトを読んでみることに。

http://www3.plala.or.jp/sibelius/sakuhin/4legend.html

フィンランドに伝わる叙事詩が元…
今までにギリシャ神話、ローマ神話、インド神話、古事記・・もろもろ、けっこう読んでいるんですけども、フィンランドは馴染みがないです。
ネットでざっと読む限り、この英雄、レミンカイネンは日本で言うとスサノオノミコトあたりが近いイメージなのでしょうか。
黄泉の国にいくとなると、国つくりの最初の二柱、イザナギとイザナミの話が思い浮かびます。(国つくりの途中で死んでしまったイザナミをイザナギが迎えに行く)
西欧でいけばギリシャ神話のオルフェウスがエウリディケを死者の国に迎えに行く話なども浮かびますね~。
どちらも「振り向いてはいけない」と言われてるのに振り向いちゃって台無しにしてしまうのだけど。
ただ、ここでは英雄自身が死んでしまうようなので、またトーンが違う。。
英雄の死と再生の物語ではあるようです。

求婚のために難題をこなそうとするあたりは「かぐや姫」なんかも思い出しますねー。スサノオはヤマタノオロチを退治してクシナダヒメをゲットしたりしますし。英雄の冒険譚としてはホメロスのオデュッセウスなんかも浮かびます。あれもいろいろ不気味な怪物が出てきたりしますが。
神話と白鳥も馴染みが深くて、ギリシャ神話のレダとゼウスの話などが浮かんだり。日本だと死んで白鷺に姿を変えた英雄・ヤマトタケルなんてのもいますね。
ここでは冥界にいる白鳥・・暗いイメージです。
鳥と魂というのは宙を飛ぶというので万国共通でイメージが結びつきやすいのかもしれませんね、冥界という異世界にふさわしいのでしょう。

先生からはカレワラの本を読むようにアドバイスもありましたが、とりあえず、ネットで検索;(すみません)
カレワラとグーグルで打つだけでWikiでかなりあらすじが挙がってるページを真っ先に拾ってきます。。。
神話はどこの国にもけっこう共通する部分がありつつ、その国ならではの個性もあるので面白いです。

曲を聴いても聴いてもなかなかつかめなかったけども、物語音楽なのだからとハタと膝を打ち、物語を理解することから始めると、なるほどイメージがつかめてきます。パートの入り組み方もどこで自分のパートが出るべきで、他は背景であるべきかを理解するのにも役立つ。
ホントは4つの伝説ってなんだよ、調べなくっちゃだよ、、と思いつつも、つい気ばかり焦って譜読みしてたんだけども、逆でしたね;曲を知るためにも物語性を理解すべきでした。いつもそう思ってるのにやっぱり今は目の前のことでいっぱいだからな;
今は別件で資料読みが山積みなので、先生のお薦め本を読むのは少し後にしますが、おおよその知識はネットで拾い読み・・ということで;

私が最初に入手したCDは初版の楽譜だったようで、2と3が逆になっていますが、それについての解説もありました。
http://members.jcom.home.ne.jp/tapiola/sibelius/op22.htm

物語的には白鳥が後のほうが合ってるみたいだ。
白鳥と帰郷は単独でも演奏されることが多いらしく、どうりでスコアを探した時にこの2曲のほうが挙がってきやすかったわけだ。先生はなぜ選曲が帰郷じゃないんですか、とおっしゃっていたけど、聴くと帰郷はさらに難しそう、、、派手でクライマックス感は確かにあるけど、ヴェルディとこれだとどっちもテクニカル的に大変で、、曲の作りとして大変でもテクニカル的にはまだ今回の2曲のほうがマシでよかったな、と思った私でした;後ろ向きですみません。。
あとはいかに物語世界の感じを表現できるかという、そういうこと・・・をやるためにも譜読みをきちっとして積み上げていかなくてはいけません;

今度はヴェルディも調べなくては。
とりあえず今日はこのあと宿題作成へ;;;もう一息なのでがんばらねば。

←といいつつなぜ寝る;

気が重い

2008年07月02日 | Weblog
気が重いのは体重のせいだろう・・・ってそんな話ではない、いわゆる比喩だ#
気が進まないのである、今日の練習。。。
というのも、先回愚痴ったとおり、練習ができてない、譜読みも進んでいない、、ないないづくし、、さっぱりわかってない箇所もあり;
そんな状態で出たとこ勝負で弾きに行くのは、なんとも気が重いんである。。。
もちろん周囲もさほど見てきてるとは思っていないのだが(おい;)、でも私などよりは初見力が強い人もいるし・・・私は大体ピアノも習ってないような人間なのだからリズムソルフェージュも弱いのである。。。
・・とはいえ、入団してもう10年は経ってるのだからもうちっと弾けるようになっててもよかろうに。

ヴェルディを再三聴いたが、これ、ホントに弾けるようになるんでしょうか。はて。という速さである。この譜がこの音になるの??同じ人間が弾いてるんでしょうか、それとも加速装置でも奥歯でかちっとかみ締めて弾けばいいんでしょうか。(知る人ぞ知る、サイボーグ00*ネタ;)

しかし、どんなに速くても譜が歌える限りは人間弾ける筈なんだそうです。(某氏談)
逆にいえば、頭で譜が歌えない曲は弾けない。・・ということで、私はまだヴェルディは頭で歌えてないので弾けません・・。
シベリウスはほんとーに刻みがわけわからんのよー、しかもパート内3ディビジ。
これは非常に大変です。今回は早めにプルトを決めてもらって合わせていかないと。。。。

こんな後ろ向きな日記なんですが、なんだかアクセスが安定しています。どうしようもないことしか書いてなくてあんまり役に立つとは思えないのだけど、いったいどなたが読みに来てくださってるのやら。
もし機会があれば、本家日記にでもコメントくださいw
(こっちは面倒なのでコメント、トラックバック拒否してるんで;)

・・・愚痴はともかく迂闊なことは書けないな、なんつって、しょっちゅう迂闊なことを書いてはどこかで顰蹙を買ってるのだろうー。