アマオケ活動記ブログ版

所属しているアマオケ(群馬シティフィル)での活動を中心に演奏会案内や練習状況など零します。

読書記録~~

2022年03月22日 | Weblog
ここのところの読書記録でも挙げてみます~。

東野圭吾『透明な螺旋』
ガリレオシリーズの湯川学が出てくる。東野圭吾は物語は複雑な構築なのに文章が読みやすい。
湯川が両親のもとで過ごす様子が意外性があって良い。
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163914244

青山美智子『赤と青とエスキース』
一枚の絵をめぐる物語のつながり。人生の大きな流れとともに。
最近電書で読んだ原田マハの本でもあったが(タイトル失念;)
読みやすいので一気読み。読後感は良かった。
https://shosetsu-maru.com/special/2022ht/akatoaoto_editor

町田そのこ『星を掬う』
本屋大賞の『52ヘルツのクジラ』に比べると最後まで本当にしんどい話が続いて、これはもうほんとに救いはどうなのとグイグイ読んだが、、、
母が子を捨て子が親を捨て。。。
捨てられた娘は成長後はDVの夫から逃げても逃げても追われ、
どうにか見つけた居場所には自分を捨てた実の母。その世話をしている女性は娘を義母に取られるように捨てられた過去を持ち、さらにそこにその当の娘がどうしようもない男に引っかかって妊娠して頼ってくる、、などなど出てくる人達それぞれが親子間の断絶の苦難の中にいて読むのが大変だったがあんまり酷いので一気読み。
東野圭吾のにも出てきたがDV男本当にどうしようもないクズが出てくる。
https://www.chuko.co.jp/tanko/2021/10/005473.html

『スモールワールズ』一穂ミチ著読了。「魔王の帰還」が一番好きかも。「花うた」切ない。
ちょっと「アルジャーノンに花束を」を思い出したり。
昔見た加害者と被害者の家族の交流を描いたドラマあったなあと思い出したり。
調べたらドラマは「それでも、生きていく」だった。瑛太と満島ひかり。重たいドラマだったなあ。
加害者もどこに引っ越しても必ず無関係の他人があいつら人殺しの家族だと拡散するという現実に苦しめられていた。
「花うた」は切ないけど読後が良い物語でした。
https://smallworlds.kodansha.co.jp/


『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2』読了。1イギリスの教育システムに驚く。多様な選択肢。
人生どう生きていきたいかを割と早い段階で考え何が必要かをよく考えて受ける授業を選択していかねばならない。具体的で実践的な課題が出る。イギリス凄い。昔の日本の教育しか知らないので比較すると全然良い。あと、凄く教養部分も大事にしている。今の日本の教育はどうなのじゃろ。知らんから日本はダメともなんとも言う立場にないが。
教育のことはともかく政治的には日本同様、自助自助という政府みたいなもので別にイギリスの方がいいとは思えない現状が描かれている。
https://www.shinchosha.co.jp/book/352682/

群馬シティフィルオーケストラ 第66回定期演奏会のお知らせ

2022年03月20日 | Weblog
ご無沙汰しております~~
コロナ禍の収束もまだまだな中でロシアによるウクライナ侵攻というとんでもない事態になりました。
不安な日々ではありますが、粛々と日々を送っております。
さて、随分休団も長くまだまだ復帰のめどもたちませんが、群馬シティフィルは5月に定期演奏会の予定となっています。

2022年 5月14日(土)第66回定期演奏会 
指揮:橘 直貴
昌賢学園前橋ホール(前橋市民文化会館) 大ホール 開演時間 14:00
・曲目
 スメタナ:連作交響詩「わが祖国」より「モルダウ」「ボヘミアの森と草原から」
 マーラー:交響曲第1番「巨人」

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巨人はむかーし、参加したことがあります。
マーラーってなんか曲想が壮大でSF好きに親和性がありますw
前にも書いたけど、なんとなく個人的にはジブリの「天空の城ラピュタ」の世界です。

団員の皆様、コロナ対策もなかなか大変とは思いますが十分気を付けて練習がんばってください~~~。