こんな夢をみた。
で、始まるのは夏目漱石の「夢十夜」です。私は夏目ではこれと「吾猫」が一番好きです。吾猫なんて講談社文庫の分厚いのを8回読んでいる。筋が面白いというより、おかしな人たちがどうでもいいことを延々話合ってる様とかなんとも味があって何度読んでも飽きないのでした。(マニア体質なもので、好きなモノは繰り返し聞いたり読んだりしてしまうんです;)
・・ということで以下私家版「こんな夢をみた」話です。
何か練習会場のようなとこにいます。たぶんいつものオケです。私は普段から小心者なので練習しない日が続くと、演奏会が始まるのに自分だけ着替えてないとか、楽器がどこか行っちゃったとかいう類の夢をよく見るのですが、今回は趣向がやや違っていました。
S先生が何かノートPCを持ち込んで来られていて、ご自分で作られたアプリの説明をしてくださっています。わたしらの音程があまりに悪いので(夢の話ですw)、一目で数値化してグラフィックで分かるように作ってきたんだ、とおっしゃるわけです。
で、横軸と縦軸に何かの数値が入っていて折れ線グラフ上に四角があって色が付いててこちらが出す音に合わせてその四角が動くわけです。正しい音程に対してどれだけぶれがあるかが一目で分かる、という・・・・これを使ってみよう、とかなんとかおっしゃるわけです。
先生すごいなーよくこんなの打ち込みましたねえ、なんて周囲で言ってる・・・
(だから夢の話なんですってば、念のため)
それを見ながら私は何か(うーん)と考えていて、横軸の数値を縦に持って来てグラフを別の形にしたほうが見やすいんじゃないか?とかなんとか考え込んでいるのです。うーんうーんと。どうやったらもっと見やすく音のぶれが分かるんだろうとかなんとか。
明け方の夢で目が覚めてもしばらく、あの数値はなんだったんだろう??と考えてしまいました;まったく意味が分かりません。
普通のチューナーでも音のぶれはある程度視覚化は出来るわけなんですけどねw
そんな風に夢にまで出てきたS先生との先回の練習はみなかみ町の方々と演奏する小曲集が前半。これは練習が大変というより楽譜の準備が毎回大変です。
先回に出た人出なかった人で持ってる楽譜が違っていたり、全員の手元に一渡りいくまでが大騒ぎ。私は手元にある楽譜を探して持っていったのだけど、回によってはストバイだったりセカンドだったり、曲によっては両方持っていたり;で全部探したらけっこう大変でした。バージョンが違うのがいくつか発掘されちゃうので(これは年号を楽譜に書き込んで使うようにしたことで改善されたんでした;)。
でも楽しんでやれました。
後半は久々のブラームスです。先回の言い訳日記で書いたようにあまり練習できなかったので捗捗しくはないのだけど、でもやっぱりブラームスはいいですよ。
久々の練習は楽しかったです