アマオケ活動記ブログ版

所属しているアマオケ(群馬シティフィル)での活動を中心に演奏会案内や練習状況など零します。

「空飛ぶタイヤ」池井戸潤著

2014年08月24日 | Weblog
ちょっと横道~。

目が悪くなってから文庫本を読むのは辛くなっていて活字離れが進んでいたのですが、Kindleを入手してから眠れない夜など読書復活しました。
Kindleの良いところは灯りが自発なので、ケースカバーを付ければ部屋の灯りを付けなくても読める。
深夜に目が覚めてカバーで光が漏れるのを防げば家族に迷惑掛けずに読めるのが良い。
活字の大きさを自在に変えられるので読みやすい大きさに変えて読める。さらには分からない単語など電子辞書機能もあってすぐ調べられる。これはほんとおに便利。
むしろ中高年にこそ電子書籍はお勧め。書店さんは老年の人に電子書籍進めて、読書会など開いてDLなど設定してあげて、そのついでに活字本を買ってもらって孫にお勧め本をプレゼントとか企画すればいいんじゃなかろうかと思ったりする。
若い人の書籍離れは進んでいる&ネットで買っちゃうので書店の生き残りが厳しいので、電子化反対とか言ってる間に新しいツールを使って商売の方向を模索すればよいのではと思ったりする。紙の本には紙の本の良いところがあるのだから。
なにより電子書籍は読む権利を買ってるだけで現物は一切手元には残らないので、この先何度も読む権利を持続できるかというと微妙。その辺理解した上で手元に残したいものは紙本も買っておくなどした方が良い。

それはともかく、去年社会現象になった「半沢直樹」に私はめちゃくちゃハマりまして、ベースになったのは二冊なんだけどその二冊をドラマ見始めた最初に一回と見終わった後一回再読したという。
≫『オレたちバブル入行組』をベースとする第一部・大阪西支店編と、『オレたち花のバブル組』をベースとする第二部・東京本店編の前後編二部構成

その後も数冊池井戸さんを読んだのだが、夏休みにDLとして「空飛ぶタイヤ」の上下を読みました。
三菱重工のリコール隠し事件をベースにした話ですが、非常に面白かったです。
立場の違う人たちに視点を移しながらドラマが繋がっていくのだけど、スリリングで読ませ方が非常に上手い。
ユーザーの方を向いてない会社ってあるんだよなあ、社内の人事関係に目が向いちゃう人っているんだよなあ、など思いながら読みました。最近はお客さんと言いながらモンスターな人も多く、そういう人の対応も確かに苦慮はしますが、でも基本はやっぱりユーザーの立場にいつも立たねばねえ。


そんなこんなで、本番間近だし音楽三昧な日々ですが、やっぱり読書も捨てがたいwのでお勧め本の紹介でした。
空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫)

空飛ぶタイヤ(下) (講談社文庫)

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アイスバケツチャレンジについて

2014年08月24日 | Weblog
いろいろ賛否両論出ていますが、やってもやらなくても話題になって関心を持つ人が増えるということは良いことだと思って見ておりました。著名人はそれぞれの考え方で参加すれば良いのではと。
それを闇雲に批判する(どっちの立場でも)人もいるようで、そのあたり有名人は辛いなあとは思いますが、良い意味でのスルー力を使ってやり過ごして頂きたいですね。
そんな中でとても共感を持って読めたブログがありましたので紹介しておきます。

http://anmoada.tumblr.com/post/95473811646/2014-8-23

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秋友会50周年記念演奏会のお知らせ

2014年08月20日 | Weblog
今月末8月31日に前橋市民文化会館にて秋友会50周年記念演奏会に群馬シティフィルハーモニーオーケストラが賛助出演致します。
詳細は下記サイトにて
http://www12.wind.ne.jp/gunmacityphil2/

ご興味のある向きは是非足をお運びください!

秋友会50周年記念演奏会
期日*2014年 8月 31日(日) 
会場*前橋市民文化会館 大ホール
開場*13:00 
開演*13:30
指揮*古荘恭啓(第1部、第2部)
  *秋谷誠一(第3部)
プログラム
第1部
オペラアリア集
「私が街を歩くとき」(プッチーニ「ラ・ボエーム」より)
「おお父の手は」(ヴェルディ「マクベス」より)
「パリを離れて」(ヴェルディ「椿姫」より)
「さあひざまずいて(スザンナのアリア)」(モーツァルト「フィガロの結婚」より)
「誰も寝てはならぬ」(プッチーニ「トゥーランドット」より)
ソプラノ*九嶋 香奈枝
テノール*秋谷直之

第2部
チャイコフスキー ピアノ協奏曲第一番変ロ短調OP.23
ピアノ*秋谷秀俊


第3部
シューベルトミサ曲第5番変イ長調《荘厳ミサ曲》D.678
ソプラノ*秋谷あつ子
アルト*諸田広美
テノール*秋谷直之
バス*今井俊輔
合唱*秋友会合唱団

管弦楽*群馬シティーフィルハーモニオーケストラ(賛助出演)

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今日(2014年8月20日)の会場は

2014年08月20日 | Weblog
いつもの場所ではなく総合福祉会館ですよー!
お間違えのないよう!

http://www.city.maebashi.gunma.jp/kurashi/42/125/138/p003850.html


って今頃書いてもなんですがw


内容はシューベルトの合唱団合わせです~。

いよいよ押し迫ってきましたね!
頑張りましょう。

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オペラの歌詞

2014年08月17日 | Weblog
夏休み最終日、おおよそはオペラのあらすじと場面も知っているのですが、本番間近もう少し整理して理解して次の合わせに表現出来るようにと思って調べてみました。
ラ・ボエームはさんざん練習したしオペラも全幕見てますが。

・「ラ・ボエーム」プッチーニ
パリを舞台にするオペラ。まだ無名の若い芸術家たちが貧しいながら集まって暮らしている。物語は詩人のロドルフォとお針子のミミの恋を中心に描く。取り上げるのはロドルフォと同居している画家のマルチェロの恋人・ムゼッタの歌うアリア。金持ちのパトロンを得て派手に歩く美人、ムゼッタが人々の視線を集めながら自らの魅力について自信満々に元の恋人マルチェロの気を引くために歌っている場面。
「私が町を歩くと」
http://www31.atwiki.jp/oper/pages/114.html
上記サイトより引用
≫【ムゼッタ】
私が一人で街を行く時、
人々は立ち止まって見つめるの
そしてみんな、私の美しさを私の中に探すの
頭のてっぺんから足の先までね・・・。
そして、ゆっくり味わうの
すると、鋭い熱望が目に表れるのよ。
そしてあからさまなその仕種で分かるの
隠された美しさが。
こうして欲望の香気は私をかき乱すの、
私を幸せにしてくれるのよ!≪

・「マクベス」ヴェルディ
マクベスはシェイクスピアの戯曲を読んでいます。魔女たちの予言の場面や、マクベス夫人が夫に王の殺害を唆す場面など印象的なところがいっぱい。中でも面白いのは最後、魔女たちの予言の中にある言葉「××なことがなければ大丈夫」という事柄が全て当てはまらなくなっていく相手に殺害されるところなんですが(例えば「女から生まれ落ちたものからは殺されない」と言われたのですが、相手が「月足らずで母の腹から引き裂かれて生まれたのだ」と言うのとかですねー、なんかそんなんありかよってマクベスもガクリ、ですよね)
ここで取り上げるのは下記の場面の中のマクダフのアリア。王位を奪われることを恐れ高じた猜疑心のためにマクベスに妻子を殺された父としての嘆きの歌。
≫§第4幕
▼第1場-イギリスとスコットランドの国境の荒地
 マクベスに追われて英国に逃げて来たスコットランド人亡命者たちによって合唱<虐げられた祖国>が歌われる。マクダフが現われ妻子をマクベスに殺されたのを嘆くアリア<ああ父の手は>が歌われる(このアリアは短いがたびたび単独で独唱会で歌われる)。続いてマルコムと一緒に勇壮なカバレッタが歌われる。≪

あらすじはここのが読みやすい。
https://www.iyaku-j.com/iyakuj/system/dc8/index.php?trgid=3964

「おお父の手は」
http://www31.atwiki.jp/oper/pages/1024.html#mano
上記サイトより歌詞
≫【マクダフ】
おお子供たちよ、わが子供たちよ!あの暴君に
お前たちはみな殺された 一緒にいた
不幸な母親までもが!...ああ
あの虎の爪のもとに 私は母と子供を残してきてしまったのか?
ああ、この父の手は
全く守れなかったのだ 愛しきものたちよ
危険な暗殺者が
お前たちを殺すのを
亡命し 隠れていた私を
お前たちは呼んだが 無駄であった
お前たちが最後のあがきと
最後の息をする日であったのに
あの暴君の目の前にお連れ下さい
主よ!それでもなお奴が私から逃げるのなら
その腕を奴に広げて
御身の許しを奴に与えても構わない≪


・「椿姫」ヴェルディ
全体のあらすじ
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/椿姫_(オペラ)

いわゆる高級娼婦であるプライドの高いヒロイン・ヴィオレッタと純情な青年アルフレードとの純愛を描く。ここではアルフレードの父親の反対により彼のことを思い別れを選び去ったヒロインが結核に冒され死を前にしたところで再会し、二人でパリを離れて田舎で暮らそうと歌う場面。歌としては楽し気な内容だが悲劇の予兆を含んでいる。

下記サイトで日本語訳出てます↓
「パリを離れて」
http://opera-libretto.blogspot.jp/2012/07/nr197-2.html

・「フィガロの結婚」モーツァルト
全体のあらすじ
http://www.geocities.jp/wakaru_opera/lenozzedifigaro.html
http://www.geocities.jp/oka_yogo/figaro.htm

「スザンナのアリア」
伯爵家の従者フィガロと女中のスザンナが結婚を決めたのだが伯爵はスザンナに言い寄っている。そこで様々な画策をしてなんとか阻止しようとする。最後はすべてが上手くまとまる喜劇。
従者の少年ケルビーノをスザンナの身代わりに女装させたりするが、その作戦は失敗し返って窮地に陥る。
ケルビーノとの場面でスザンナが歌うアリア。
が、このオペラは全体にコミカル。
場面の説明はここのが分かりやすいか。
http://www11.ocn.ne.jp/~sisd/opera.figaro.htm

あとここに説明と一部対訳が。
http://www.higakihotel.co.jp/info/info_concert_2006_08b.html
一部引用します。↓
≫・モーツァルト作曲 オペラ『フィガロの結婚』より
「さあ、ひざまずいて」
(解説)この曲はモーツァルトの代表的なオペラ「フィガロの結婚」で女中スザンナが美少年ケルビーノを女装させるシーンで歌われる。
<対訳>
さあ、来て ひざまずいて じっとして。
そう、それでいいわ。 衿を立てて 目は伏せて それから歩き方も見ておきましょう。あら、こんなに素敵になりましたわ。
女の子達が夢中になるのも無理ありませんわ… ≪


・「トゥーランドット」プッチーニ
全体のあらすじ
http://www.worldfolksong.com/classical/puccini/nessun-dorma.html

「誰も寝てはならぬ」
日本語歌詞付き
http://youtu.be/1Hu6VJp5uVo

古代中国を舞台に、冷酷で誰にも心を開かないが美しい皇帝の娘トゥーランドット(架空)の物語。娘は自分の求婚者に3つの難題を出す。出来なければ処刑。多くの男たちがそれで命を落としていく。が、トゥーランドット姫の美しさに一目惚れしたダッタン国王の息子カラフ王子は三つの謎を見事に解いたが、その求婚にも結局は従わない。そこで王子は娘に「夜が明けるまでに自分の名前を知ることが出来れば求婚は取り下げ自分は死のう、知ることが出来なければ結婚してくれ」と申し出る。娘はすべての町民に男の名前を調べて知らせなければ全員を処刑するとお触れを出す。
ここでは王子がとうとう凍っていた姫の心を開かせ情熱的に朗々と歌う愛の歌を取り上げる。

荒川静香さんが金メダルを取った朝、ちょうど朝早く起きていたので見ることが出来ました。この曲に合わせての滑りは静謐な中にただひたすらに美を追求する毅然とした荒川さんの集中力が発揮されていて、そこには金メダルとかなんとかもうまったく関係がない美しい空間がありました。身震いが出るほど感動したのを覚えています。
イナバウアーとともに一気に巷に普及した歌でしたね。良い曲です。
私の好きな漫画家坂田靖子さんが愛してやまないテノール歌手・パヴァロッティが歌って世界的に人気出た曲でもあります。
あと、先日都内で見たバレエ・リュスの演目にも「トゥーランドット」があって、中国風の衣装が並んでいました。

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あー夏休み~

2014年08月14日 | Weblog
昔、管というグループがいて夏になると湧いてきて、このタイトルの曲が流れるのであった。
全然好きじゃなかったが、耳には残るし、ヤマタツのXマスソングみたいに夏になると必ず!掛かるんで好きじゃなくてもしょうがないのであった。

ということで、夏休み初日は午前中早々と起きて、夫の父のお墓参りに越後湯沢まで。墓掃除をせっせとして、お線香上げて、近くの叔父の家に顔を出し、枝豆やらトマトやらスイカやら自家製野菜を山ほど貰って帰ってきました。
休み前は仕事が忙しかったのもあって、お昼食べた後は再び疲れが出て少し休んで、夫と義母用に夕食を作って練習に。
お盆休みに練習ってバカじゃないのというのは夫の言でしたが、あにはからんや出席率は非常によく、第二などは全員参加であった!ブラヴォ!エクセレント!マーベラス!

オケだけのミサ曲の練習はホントに有難かったです。
少し前に、今回の演奏会は実力試験のようなものだと書いたことがあったけど、これはかつて学生だった人なら分かると思いますが、試験勉強というのは闇雲に一人でやってもダメなんですよね。
時間も限られている。練習に早道はないけども、効率よくやるというポイントはあるし、最低限ここまではという線も必要。
お陰様で私には水曜のsy先生は予備校の先生のように見えました;
はいはい、ここは赤線引いて!絶対ここはテストに出るよーってやつですねw
(と言いながら私は学習塾も予備校も行ったことないですが、勤務先が学習塾予備校経営会社だったということはある。)
ここは全部できないなら最低限ココ丸暗記して!二重丸してよくさらっておくこと!
なーんてねー。お陰様で問題点がクリアになって、限られた時間の中でどこをどう重点的にどういう練習をしておくかというのが分かって良かったのではないでしょうか。うちは本当に指導者に恵まれていますね。

合唱団の方達の仕上がりは着々でしたから、うちも精一杯出来ることをしないと、と思います。
先生もおっしゃってましたが、合唱指揮の先生が細かい注意をうちになさらないのは、本番までにはうちの団ならやって来てくれると信じて下さってるからだと思います。
ストバイとチェロは中でも目立つパートソロの難しい箇所があって本当に忙しい中大変と思いますが、お一人ずつの実力なら出来るとも思いました。
私も自分のパートの部分の責任は果たしたい。皆で良い演奏会にしたいですね!!

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定演DVD

2014年08月14日 | Weblog
先日日曜日は台風接近と言われていたので、土曜の内に外出する用事を全て済ませて、掃除洗濯買い物も終わらせていたので、朝から家でまったりしていた。
かなり疲れが溜まっていたのでちょうど良かった。午前中に夫は自分の書斎スペースで作業をしていたので、一人で定期演奏会DVDを見る時間が取れた。うちのはクラシックに興味がない(いわんやアマチュアの音楽をや、である)ので、一人で見てくれということで。

自分達の演奏を客観的に見るのは難しいが、個人的な感想としては前プロが思ったより良く、メインのブラームスは思ったより大変だったなあ、というのが忌憚のないところである。特に1楽章と4楽章ははっきり力不足だった。やっぱ難しいですわ、ブラームスは。だからこそ何度でもやりたくなるんだけど。
2楽章の前半は木管のアンサンブルが安心感があって良かった。3楽章の前半の弦楽器も良かった。1と4は難しいですからねえ。大きく崩れないだけでも良かった。みんなでがんばったよねえ、と思う。
それで普段は見られない全体の弓の感じとか見たのだけど、バイオリンは本当に大変なとこは多分もっとバラバラになってたとは思うが、そういうとこは編集が上手にカメラをスイッチしているのでどこまでバラバラになったかは分からなかった。
が、もうちょっと揃ってると思っていたとこでも案外自分の好きに弾いてる方とかいらしたのがちょっとショックだった。
私は大学オケで始めたから、弾けなくてもせめてボーイングだけは合わせようよという気持ちが強い。弓の動きさえ合っていれば、弾けてない部分はかすんでいてもどうにか合って見えるもんである。
逆にウィー*フィルくらいになれば弓の上下など多少違っても音は合うのだろうし、表現も合わせるのだろうが、そこまでの腕ではないのだからせめて弓は合わせたいものだ。合わせようとして合ってないならしょうがないが、合わせようとしてないならちょっと考えを改めて頂きたい。それぞれ弓の好みや弾き方の癖はあるが、トップに合わせるのが基本だから。明らかにトップがコンマスとずれたりしたら そこはコンマスに合わせるとかでしょうがないとも思うが、そうでないところはトップに合わせなきゃ。
まあ、そんなこんなで、演奏会終了後は終わったーと気持良かったかもしれないが、もしちょっとでも自分達をそこそこ上手いとか思ってる人がいらっしゃるならDVDは見た方が良い。頑張ってるけどまだまだだな!ってやる気出ますからw
自分が思っていたよりまだまだなんですよ、私なんかもうホントに、今度ブラームスやる時はもっと頑張るって思いましたもんw(正直ハイドンは聴いても退屈だったー。)
かといって、演奏会を年に一回にしたらクオリティ上がるかというと、我々社会人で楽しみの為にやってるので、演奏会という締め切りがないとなかなか練習に身が入らないという部分もあるので、締め切りあるの大事よね、と思っている。
余談だがコミック研究者の人達が論文書きに追われているが、それも本の発行の締め切りあってこそなので、まあ人間というのは何か期限を切って目標を定めるというのも大事である。

前にも何度か書いたことがあるが、楽器演奏は結局その人の性格がよく出る。几帳面な人は几帳面に弾くし、自分勝手な人は自分勝手に弾くんである。大人集団なので、自分勝手な人に早々構ってもいられないが。
私の横の方は本当に几帳面で、真面目にきちんとさらってきて、楽譜もきちんと用意してこられて、カウントも正確に数え、一緒にやっていてとても頼もしいしやりやすい。オケの仕事もいっぱいしてくださってるのに、何もかも本当にちゃんとしてて尊敬している。有難いことである。
楽譜にもいっぱいきちんとした書き込みがあって指番号も細かく書かれているので、いつもお隣の人の楽譜を使っている。私はほとんど指は書かないで練習しているので(ポジションの取り方がお隣とだいぶ違うので書かないでやれるようにしとかないと返って困るんで)楽譜の指番号は見ない。
が、さすがにミサ曲の苦行部分は書かないとマズイかなという箇所がけっこうあったのだが、地道にさらってみたらだいぶ弾き方が固まってきたので、やはり書かないでもなんとか大丈夫なようだ。
昨日のオケだけの練習では後2週間頑張れば まあまあ弾けてきたんじゃないかというところまでは来た気がした。最初は自分が弾ける日が来る気がしなかったから、我ながら地道にさらったよ、と思っている。あと一息、頑張れ、自分。全部完璧に弾けるとは思えないがw

それぞれが大体弾けてくると今度は逆にずれやすくなる。最初は頭だけ合わせるのに必死だったけど全部弾こうとするからである。ああいう箇所は遅れるなら弾くな、小節の頭を合わせろ、コンミスとトップの弓を常に意識しろ、というのを自分に言い聞かせている。練習したことを無駄にしたくないからついムキになって全部一音でも弾こうとするあまり、走ったり遅れたりしてくる人が増える、自分も含めて。そうなると多分最初の頃よりノイジー。
合わせること、合わせること、合わせること。
個人練習は自分が自分が!で弾くためにやるのではない、合わせる余裕を持つためにやるのだ。


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眠い…(今期二度目)

2014年08月04日 | Weblog
いやもうほんとに眠いです。疲れ溜まっております。
今週一週間仕事もちょびっと忙しくなるんですが(お盆休み前にやっておかないといけないことが増えますからね)、持つんだろうか、体力。

昨日は板付き総練習でした。正直オケの方はゲネプロの段階ではなかったと思うのですが、ソリストメンバーを揃えて本番の進行の確認をする日程的な問題での設定だったんでしょう。
それでもシューベルトの方は目鼻が見えてきて、あと一息という感じに。
問題はオペラとピアコンです。ソリストさんたちが素晴らしいだけに足を引っ張らないようにしたいですが、いかんせん、弾くのが難しいというよりは合わせるのが難しいという、難しさの質が違う。
とはいえ、個人で譜をよく読んでおいて曲もよく聴いておいて出来るだけ譜から目を離して指揮を見れるようにする、ということしか方策はないと思います。
私もなかなかアリアまで手が回らずにいて、譜を見ても一瞬(あれ、これどんなテンポ感だったっけ、、、、)ざらでした。6日の練習はアリアのみだそうなので、頑張って問題点を克服できるようにしておきたいと思います。
それでもフィガロはさらっておいたんですけどねw

練習大変だけど、でもやっぱり楽しいです。
日曜は午前中に夕食を仕込んで出かけましたが、こういう時は自分はあまり食べない鶏肉のさっぱり煮(酢、酒、醤油を入れて煮込むという簡単な料理、ガーリック振ります)などしておきました。あと茄子とベーコンの煮浸し、ポテサラ。
私は煮た鶏肉が苦手なんですけど家族は好きなのでちょうどいいですw
こう練習で空けることが多いと本当に作り置きメニューが手詰まりになりつつある;
洗濯と掃除は土曜に済ませましたが、日曜の洗濯物は戻ったら夫が半分くらいは片付けてくれていたし、自分達の食器も洗ってくれてたし、助かるなあ;;
家族の協力なしには出来ませんね。有り難いことです。


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