アマオケ活動記ブログ版

所属しているアマオケ(群馬シティフィル)での活動を中心に演奏会案内や練習状況など零します。

定期演奏会DVD感想

2012年01月28日 | Weblog
先日受取ってきたDVDをようやく見たのでしたが、階下で家族が寝ているのであまりボリュームを出せず;
とりあえず個人的な感想を少し。

「魔笛」
個人的に演奏会終わった後からして非常に不満足な出来だったのですが(やっぱり緊張しちゃったせいか練習不足だったか)、全体もなんとなく生彩を欠いていました。
緊張してたのは私だけではなかったか。
本番に強いとよく言われるのですが、割合に毎回前プロはもう一歩の出来のような気がします。特に最初の和音、これが良くない。響きが。
これは今後の練習課題だと思いますねー。特に金管の方の音程のぶれが和音では全体のイメージを支配するので、管楽器の分奏で和音のバランスとかもうちょっとやった方が良いような。。。とはいえ、トラの方も入るので全員揃っての練習回数がないんですよね。
皆さんの実力は高いのだから本番前に少しやるだけでも違うかもしれませんー。
私ごときが言って気を悪くされる方もいるかもしれませんが、そう思う方は是非定演DVDを買って聴いて確認してみてください。

「未完成」
こちらは一曲目よりずっと落ち着いて聴けます。
良かったのではないでしょうか。個人的にはまだまだ弾きこんでいなかったなあ…という反省…最後までもう一歩好きになれなかった;いかんいかん…。

「ブラームス4番」
ブラームスはやはり難しいです。全体には頑張っていたし、大変だった3楽章もなんとかここまでやれた!という感じはしました。
でもまだまだなんというか、まとまりはもう一歩なんじゃないでしょうか。
もっともっとやれる筈と思いたいですねー。

難しかったけど終わったし、まずは良かった良かった、というのでなく、やっぱりこういうのを客観的に見て、それで個々に反省すべきところは反省して、さらにいいものを作っていければいいですよねー、と私は思います。
DVDは業者さんがカメラワークも一生懸命考えていい感じに編集されています。
たまにこの一番難しい箇所でうちのパートが映ってないのは何よりだと思ったりします(笑)でも映っていれば反省材料としてはもっと良いのかもとも思います。

それにしても上手い方が映ると絵的にも花があっていいですね~vv
某Yさんが映ると何か画面がプロっぽいです(ファンモード全開)。

感想

2012年01月26日 | Weblog
先日富士見ニューイヤーコンサート参加された皆様、お疲れ様でした!
用事があったので聴きにいけませんでしたが、本番直前の練習を少し見学に行きました。
演奏会のDVDを買いに行くというのが目的で、受け取った後40分くらい見てから帰りました。たまには見学者に回るのも乙なもんですなー。

が、うちのオケは練習開始直後はなかなかエンジンがかからないのもあって、最初の曲は聴いていて結構厳しかったデス。大変そうだったのでした。
まずは今までやったことがない曲であること、加えてパートが順番に裸になっていく曲構成。
管楽器の方も練習開始直後のせいかピッチが合ってないし、弦もなかなか音が鳴りません。先生もさすがに厳しい言葉をおっしゃってましたが。
でもまあ本番に強いうちのオケなので、ニューイヤー自体はなんとかなったんだろうとは思います。というか、しないとお客様に申し訳ない;

パートが裸になる曲というのは本当にどんなに旋律的には易しくてもよくよく弾きこんでいかないとダメですよね。先生がおっしゃってたように「ビビる」。
一人一人がきちんと責任を持ってパートの全体としてまとまるよう音を出すというのが大事ですね。
聴いていても旋律的には難しいものではない筈なのになぜにこんなに音が出てこないのだろう?とちょっと思ったのですが、気持ちの問題だったろうと思います。
まあこんなことは休んでいるくせに言うことでもないですがw

その後、うちのオケでよく演奏する曲に入ったら俄然エネルギーの感じが違ってきました。弾きこんだ曲というのは全然違うものですね。
リズムの転びというのは逆に悪慣れみたいなもんで、弾きこんだ曲だからクセが出来ちゃってるみたいなもんなのだろうな。そこを楽譜に忠実に出来ればまた違うのかもしれません。
一曲目でちょっと不安だったけどそういうことで段々エンジンもかかってきて安心しながら聴けました。演奏会はきっと成功だったろうと思いますv

演奏会DVD

2012年01月12日 | Weblog
先回の演奏会DVDが出来たのでという連絡を役員の方から頂いた。
さて、取りに行かねばなあ~と思うし、ちょっと練習見に顔を出すついでにしようかな。
など考え中。
K様宅が通勤路を少し回りこめば寄れるので、K様に頼んでそちらに取りに伺うという方法もあるのだけど。

うちの会社は12月決算なので、年始早々かなり忙しく仕事したが、年末にかなりやっておいたので、ちゃっちゃっと済ませ、締め切りまで一週間を残して提出した。
お陰で昨日からちょっとほっとしている。
(チェックしてもらって何もミスが見つからなければいいのだけど、案外粗忽なのでまだ油断出来ない。)

なので来週水曜なら前の日に食事の支度でもしておいて、ちょっと練習見させていただいてDVD受け取って帰ろうかなーなどと思ったり。
前倒しで夕食を作るのはお手のもんだし。
年末はけっこう残業したので翌日の夕食を前倒しで作りながらなんとかやり過ごした。
そうじゃないと義母と一緒に食べるのに遅くなりすぎてしまう。
うちの義母は85歳にしては健啖家で、夕食ももりもり食べる。
頭もしっかりしてて内臓も丈夫なので有難い話である。

オケに参加してる間は練習しない日が続くと途端に夢の中で
「もうすぐ本番なのに自分だけ着替えてない!」とか
「わー弦が切れた!」
などなどの不吉な夢を見たモノで、どんだけ小心者なんだよという感じだったが
とりあえずは本番に出ないという現在なもので、練習しない日が続いても悪夢がない。
いいのか悪いのか。

基礎練習をぼつぼつやっていかねば;

引き出しを増やす

2012年01月05日 | Weblog
今年は新年から目標にしたことをコツコツとやっております。
なかなか進まないのですが、怠けたくなった時は(何の為にオケ休んでいるんだよ)と自分にハッパを掛けております。今年一年で目標のことに目途をつけないことには休んだ甲斐がありません。

一方で楽器の練習はその時間を別の目標に充てるために休んだというのもあって、なかなかやらないのですが、また復団はしたいと思ってるのでさぼりっぱなしというわけにもいきません。
さて、どうするかと…とりあえずは基礎練習をポツポツやることと、出来る限り引き出しを増やすことを心がけようと思います。

引き出しを増やす?なんのこっちゃ?って感じですが
去年先生方の指導を受けていて痛切に感じたのが、音のイメージを確かに持つことの重要性です。
求めるイメージを先生方は言葉を探して一生懸命こちらに伝えようとされるのだけど、こちらの感度が悪ければ悪いだけその努力が徒労に終わるような気配です。
イメージをつかむにはこちらも主体的に演奏する曲のイメージを豊かに膨らませるようにしなくては、と。
その為には感受性の引き出しをもっと増やしたり深くしたり広げたりしなくてはと。
本を読んで感動したり、映画を見たり絵を見たり、様々な音楽を聴いたりなどなど、日常生活の中のことでも良いし。

私の好きな昔の少女漫画で「いつもポケットにショパン」という、くらもちふさこさんの傑作があるのですが、ピアニストを目指す主人公の少女と幼馴染の少年が小さい時からピアノを習い成長していく。物語は母親同士の確執があったりピアノを通して気持ちが複雑に絡み合っていくところを描くのですが
その中で、少女の母は有名ピアニストなので招かれた講演会で
「子供達にはピアノ以外のことでも料理でもなんでもやらせてください、それが表現につながっていくのです」というようなことを言います。
聴いていた人に「そんなことを言って先生は娘さんに包丁なんか持たせないでしょう?」と言われて「うちの娘は料理もします、シチューが得意です」みたいなことをにっこり嬉しそうに言うのでした。
この母親は非常に娘への愛情表現が不器用な人で、主人公はいつも母親に怒られ冷たい人だと思っていたのだけど、この時の母親の話と表情を垣間見て、自分が十分に母親に愛されていることと、普段日常生活でやらされている何気ないこと一つ一つにピアニストとしての成長の為に無駄なことなど一つもないのだと悟るのでした。
このエピソードが非常に好きで、表現者として一流にすべくピアノ以外の何もやらせないという教育者もしくは保護者がいたら、それは誤ったやり方なのだなあと思ったものでした。
テクニックを磨くには何時間も何時間も楽器と向かい合わなくてはいけないけども、音を豊かにイメージするのは音楽以外にもいろんな感性の巾を広げる生活が大事です。
それは楽器から離れていても出来るなあと思うのでした。


2011年お世話になりました&新年おめでとうございます!

2012年01月01日 | Weblog
2011年お世話になりました&新年おめでとうございます!

2011年
震災と原発事故…その後も各地で災害が続き、本当にとんでもない一年でした。
この後歴史を俯瞰することがあれば、震災前と後と区切られることでありましょう。
しかし一方で喉元過ぎればなんとやら。
前橋ではガソリンがスタンドで品切れになって、どこの店でも簡単には入れられなくて、道路はガソリンスタンド渋滞になったり、右往左往して大変な思いをしたことも、スーパーから物が消え節電で薄暗い店内でこの先いったい日本はどうなるのだろうと心細い思いをしたことも、大きな被害を受けた地域に住んでいるわけではない私らは段々に忘れかけているのじゃないだろうか。
復興にはまだまだ遠い道のりを歩まねばならない被災された方々への支援をこの後も常に忘れないようにしなくては。
自分でできることを何か小さいことでも機会あればやろう。

シティフィルでも春の演奏会の時は計画停電に振り回され練習が出来なかったりという混乱がありました。こんな時にやっていいのかと演奏会自体もどうなるか危ぶまれたけども、無事にやれてホントに良かった。
こんな時に音楽活動なんか…という声は少なくとも周辺からは出なかった。
久々の練習会場でシティフィルの人達と会うと、みんななんだか落ち着いていてほっとしたのを覚えてます。冷静な大人の人が多くて良い団体だな~としみじみ…。

我が家ではその後、地震が起きた時の連絡方法を家族で確認しあったり、持ち出し袋を見直したり、停電時用にランタンを買ったり、水の保存を続けていたりします。
大地震はいつまた起こるか分からないので、今回の震災の経験が良い方に生きるように心がけていたいと思います。

2011年一年間、私なりにオケの活動も精一杯やらせて頂きました。
運営の皆様、指揮の両先生、団の皆様、大変お世話になりました。
2012年は私自身は団の活動への参加はお休みさせて頂きますが、皆様のご活躍を心より祈っております。
良い一年でありますよう!