アマオケ活動記ブログ版

所属しているアマオケ(群馬シティフィル)での活動を中心に演奏会案内や練習状況など零します。

基本に忠実に

2010年09月15日 | Weblog
こないだの日記で師匠によく言われることを列記していたらあまりに基本的なことばかりなので、書いていても恥ずかしくなった;こんなことが出来てないんですよ、よ、よ、、。
常にカウントを!なんてのも超基本・・・でもそれが弾くことでいっぱいいっぱいになると頭から飛んじゃったりするわけですよ!(逆ギレ?)
頭が不器用なので「クレッシェンドをしっかり、この音に向かって」なんてことを意識すると途端にテンポが巻いちゃったり;
いや表現としてクレッシェンドにアップテンポな感じが微妙に加わるなんてこともよくあるのはあるのだけど、でもそうじゃない箇所で「テンポは急がずに音量だけきっちり山に向かって作っていく」なんてことが普通に出来なかったり。まあ不器用なんだから、そういう箇所は改めて注意書きで「テンポ!」と書いておくしかない;

≫美しい世界を構築するためのあり方を物理的に模索すること

音楽においてこの構築とはメロディ(歌)、リズム(律動)、ハーモニー(調和)この3つが一番基本で、その中でも特によく言われるのが「そこ歌ってみて?歌う通りに弾けばいいんだよ」ということなのだろうけども
実際のところ自分の頭の中では「歌」の通りに弾いてるつもりでも、体の都合で(例えばボーイングに左右されていたり;)不自然な「歌」になってる。
そして本人は「弾いてるつもり」だから、改めて一人でフレーズを弾かされてみて出来てない部分を指摘されるまで不自然になってることに気づいていなかったりする。
「弾けない箇所はまず歌ってみろ、歌えない箇所は弾けないよ?でも歌えるようになれば絶対に弾ける!」
これは10年前の指揮者のE先生にも言われた。。なので私は難しい箇所は歌ってみることにしている。で、確かに弾けてない箇所は歌ってても若干頭の中でつっかえてる;不器用なわが頭よ。

「雑だよね」と言われる「雑」とは、そんな風になかなか細かいとこにまで神経が行き届かない力不足ではあるのだ。
例えば料理なんかでも私は夫によく「味付けは悪くないけど雑~、もうちょっと盛付けも気にしようよ」とか言われる;
まあこれは私の性格がおおざっぱというのが大きい;「旨ければいいじゃん!」という;
でもこれがプロの人とか上手な人だと、野菜を切る一つ一つから、料理の所作から仕上がりまで無駄なく隙無く美しい。
神経が細部の細部まで行き届いて「どうぞ美味しく召し上がってください」という心が一つの皿に込められていて、それがもう一つのアートとでもいう域にいったりする。そんで食べる人の感動を生んだりするわけだねえ。

が、一方でなんで私がこれだけおおざっぱかというと、不器用なので上手く出来ないからその部分は諦めてるみたいな;そういうこともある・・。
そしてこれまたよく言われるのだけど「そうしようとイメージして目指さないと始まらないよね」。確かに力不足でイメージしたり意識したとしてもすぐには思うとおりにできないかもしれないのだけど、ともかくそれを目指さないことには到達することもありえない。

ともかく頭の中で目指す音のイメージをいつも心に描くこと。
それを実現するために丁寧に一つずつ磨いていくこと。できなくても慌てない慌てないw
今は出来なくても目指していかないことには。。。そう言い聞かせている今日この頃です。



それにしても急に更新頻度が上がったな、と思われてる皆様、理由はかんたん・・

涼しくなってきたから!


前回に続いてめったにいじらないフォントサイズをいじってみましたw
↑既存ブログだからフォントをいじるのなんて操作的には簡単なんですけどね、不精だからめったに使わんのです。

さて、今日も練習。
若干身体はしんどいですが、合奏に参加するのは本当に楽しいです。
自分が至らなくて若干厳しい面もあるけどもw

群馬シティフィル*定期演奏会のお知らせ*

2010年09月14日 | Weblog
今練習を頑張ってるプログラムは下記の演奏会の分です。
いつもお知らせを書くのが前々日とか意味のない宣伝になってるので、今回は珍しくちょっこし早めです。
(なぜならば、いつもと会場が違うから、いつもよりさすがに集客が心配なので~)

2010年10月24日(日) 群馬シティフィルハーモニーオーケストラ第46回 定期演奏会
会場:玉村町文化センター にしきのホール
開場:13:15~
開演:14:00~
指揮 櫻屋敷滋人

*プログラム*
ベートーヴェン 「フィデリオ」序曲作品72
ビゼー 「カルメン組曲」より抜粋 
ベートーヴェン 交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」

いつもは前橋市民文化会館でやるのですが、今回改修工事の関係で玉村町になりました。
玉村町でも随分昔に依頼演奏会などやったこともあるし、オペラの練習で使わせていただいたり、先日も練習をさせていただきましたが、小さいながら響きの良いきれいなホールです。
http://www.tamamura-bunka.or.jp/

田園地帯(?)に建つのどかなホールで名曲「田園」を演奏、なんとぴったしなw
幸い季節もまだ秋の内。
何回もここで書いてますが、本当に本当に「田園」は名曲だと思います。
今更私ごときが力説するまでもないのですが、無駄のない美しい旋律、自然をスケッチしているようで実はベートーヴェンの内面から溢れ出している緑と水、風、鳥達の声などの豊かなイメージが一曲の中に見事に構成されています。
いろんな困難辛苦があったろうに、これを描いた時作曲家はどれだけ幸福な気分で満たされていたのかなあ?と思うほどに、途中、嵐もありますけども、
後味の良いいい曲なんですよ。
さすがに世紀を隔てて後世に残っていくだけのことはありますね~。
私達は本業が別にある社会人オケで練習もなかなかままならないながらも、少しでもこの曲の美しい幸福に近づいていけるように練習中なので、是非是非、足を運んでいただけると嬉しいです。

また近くなったら再度宣伝します~v

*余計な話しながら、このポスターのSY先生はなかなかいい写真だと思いますが、だいぶ前の写真のような気がしなくも・・w

腱鞘炎その後

2010年09月14日 | Weblog
もしかしたら密かに心配してくださってる方がいるかも・・いないかw
同じように筋腫持ちの人などオケやってない人にも参考になるかもしれないので書いておく。

数年前から子宮筋腫を持っていて、まあすぐ手術して切らないと!ってことでもないのでずっと経過観察だったのだけど、今年の春に診察してもらったら昨年の倍の大きさになってるから投薬を始めましょう・・ということになり、5月くらいから点鼻薬を切らさずに使っています。基本的には女性ホルモンの働きを抑える薬なので、副作用としては更年期障害に出るような諸症状が出ると聞いていました。
幸い肩こりや首のこりも許容の範囲だし、体が暑くなって困るようなこともない。で先回の診察では1センチずつ小さくなってて(複数個あるんですな、筋腫が)効果が着実に出てるからそのまま点鼻薬を継続・というのが現状です。
副作用がきつかったら薬の量の調節も考えるのだけど、今のところ大丈夫みたいだから。。というのでしたが、先日ここに書いたように急に左手指が朝起きるとガチガチに固まってるような状態に。あちゃあ、これは練習の仕方が悪かったか、力が入りすぎててか、と思ったのでしたが、調べてみると「ホルモンバランスを崩す更年期に女性は起こしやすい」というのがあったので、これは薬の副作用の一つと考えて良さそう・・。
そうすると、点鼻薬を止めたら治まる筈なので、あんまりナーバスになってもしょうがないかと思うことにしました。

朝起きるとガチガチに固まってる手指なんですけど、起きてしばらく動かすとほぐれてきて、日中PC入力しようが楽器の練習しようがさほど痛みはないのがこれ幸い。
練習を少し休んだ翌朝でも症状としては変わらないし。
ただ、まあ若干気休めに、練習した夜はアイスノンの首に巻くような細めのやつを手に巻いて冷やしながら寝てみたり。さほど症状としては変わらないけどw

そんなこんななので、練習や演奏に今のところは支障はないような感じでした。
最初の内は目覚めて指がガチガチだとけっこう凹んでましたけど、人間慣れますな~。こういうもんだと思えば。
年齢進めばいろんなことがありますがな。

やっぱ体力は大事よねーというので、昨年5月に始めた就寝前の腹筋50回、スクワット50回は今も続けてるし、今年の5月からは週に2、3回、朝5時半に起きて30分散歩というのも続けています。痩せはしないけど(おかしいなあ~~~;)
群馬の生活だと歩かないので、ちょっとでも続けることに意味がある。
いろんなことに才能のない私ですが、一度始めたことを継続する力だけはけっこうあります(えへんv自慢v)。

強化練習

2010年09月12日 | Weblog
土曜日はオケの強化練習でした。
1時半集合、会場作り、2時から音出し。
会場は、今度の定期演奏会の本番会場である玉村町文化会館。
会場のスタッフの方々が親切に山台組みを一緒にやってくださり感謝。
備品がなんだか新しくて綺麗でいいなあ。。。

ストバイがなんだか人数が少なくて他のパートに申し訳ないような感じでしたが
(一人は仕事、一人は不祝儀、一人は体調不良、一人は不明(仕事かな))
練習開始はなんと4人だった、びっくり。
とはいえ、コンマス夫妻がいらしたし、もう一方も大ベテランなので私一人足を引っ張らないように気をつければなんとかなるなーというのでさほど不安ではなかった。有難いことです。
少し遅れて出産したばかりですぐ復帰してくれた凄い頑張り屋のTさんや、やはり育児と仕事を両立させながらオケも頑張ってるKさんも来てくれたし。
みんな時間をやりくりしながら参加してるんだよねえ、エライわ。
さらにはトラ参加のIさんも来てくださって強力布陣に。

師匠に個人的にいつも言われるのは「常にカウントを忘れるな」とか「まずはきっちり弾け」とか・・・まあもろもろよく言われていることを思い出しながら合奏に参加。

余談ながら個人でいつも言われるのは「悪いけど雑だよね」;;;
音程にしてもリズムにしても「なんとなくこの辺・・・でやってたらダメだよ#」ってこと。個人練習で決して速いテンポじゃなくきっちり音を確認しながらまずはきっちり音を出すことからやらないと!といつもいつも言われる、、、
合奏に参加すると速いテンポでは合わせられないことも多いのでつい自宅でも速く練習をしがちなのだけど、ゆっくりで弾けないものが速くでどうして弾けましょう。
だもんで、音程とか音の出し方とかが「雑」になってしまうのだねえ。
プロは一音一音を決しておざなりにしないから、もうその基本姿勢が違う。
あとよく言われるのは「音のイメージをもたずに弾きだすな」うう、、、;
弾いて出たとこ勝負じゃないんだから;ということ。
これは指揮のSY先生にも合奏練習でオケ全体にも盛んに言われるが、イメージを持たずに演奏してどうするよ、ってこと。
表現しようとしてる音はどういう音なのか?
ただ音符の音をとってピアノなのかフォルテなのか音量だけ楽譜通り出せばいいってもんじゃない。音の方向、動き、自分のパートの役割、などなど理解してるのか?

音楽って元々、美しい世界を構築するためのあり方を物理的に模索することだったのだろうと私は理解している。音という物理現象を使って構築する世界観なのでどこか哲学的観念的でもある。なので本来理系の人のほうが肌に合う世界かもw
私はド文系なので実際に難しいことは正直分からないが(単純な数のカウントも怪しい)、表現したいイメージを持つという感性的なことは割と得意かもしらん。
ただそれを表現する肉体と頭脳が不足してるのだろう。人間、なんでも向き不向きがある;

そんなこんなでしょっちゅうパートで捕まりながら、午後二時から夜八時半まで休憩を挟みつつの練習でした。
終わり頃、S先生が見学に来てくださってびっくり。
先生が客席にいらっしゃると思ったらちょっこし緊張しちゃったりしてw
それにしてもお元気そうでなによりです!
先生には「演奏会1ヶ月前にしてはけっこう順調に仕上がりつつあるのじゃない?」というようなお褒めをいただきましたよ!>皆様
(社交辞令かもしれないですけどねーw)

いよいよ1ヶ月ちょっと!
ベートーヴェンはやっぱりいいです。古典はやはり誤魔化しが本当に効かない。
何も考えずに弾いたら途端に音がうすっぺらになる、ちゃんと意識して弾いたところと差は歴然。くまなく意識が張り渡せるよう詰めていければなーと思います。

腱鞘炎2

2010年09月05日 | Weblog
さて、治療とか対策とかどうしたもんかな、とネットで調べたら下記サイトを見つけました。

http://腱鞘炎.jeez.jp/

原因を読んでいたら、ホルモンバランスの崩れなどから来る場合もあるとあって、はた!と。
実は子宮筋腫があってその治療を開始したので、副作用として更年期障害に出るような症状が出る可能性があるといわれていたのでした。
その一つが肩コリや首のコリ。
確かにこれまでもあったけど、最近は以前より首のコリがひどいんでした。
PC入力の仕事をしているので眼精疲労からも首のコリはないわけじゃないのでだけど、ちょうど治療開始してからかなりひどくなってるので、副作用と考えても良い。
腱鞘炎も実はこうしたほかの部分の影響もあるらしいので、もしかしたらこの治療が終わって投薬要らなくなったら治るかも。。。
といってもいつになるか分からないけど。

キーボード入力も楽器の演奏も長く続けてはいることなので、どちらが理由でも指の腱鞘炎が出てもおかしくはない・・といっても、なんかこんな急におかしいな??と思ったので、原因がちょっとほかに出てきて逆にほっ、、、
このまま慢性化したら練習もどうしたらいいもんか??と思っていたので。
ただ、楽器を弾かない翌朝も指がこわばったりしてるので、楽器の要因は低いかも、、とも思い始めていたのでしっくりきます。

いずれにせよ、無駄な力を抜いて正しい持ち方や弾き方で弾くのは大事だからそれは心がけるように致しましょう>自分

プチ腱鞘炎

2010年09月03日 | Weblog
こいつ最近ほとんど更新しやがらねー、と思われてると思うのですが、原因ははっきりしてます。

暑いから!!

今年の暑さは記録的なもの~、なんつって歌いたくなっちゃいますよね。
私、南国育ちなんですが、暑さに非常に弱く、毎夏、夏バテしていたとゆー;
北関東にきたのに、職場のある前橋は全国的にも暑いし;いったいどーゆーこと!(憮然)

まあそれでも徐々に朝夕は秋めいてきたのを感じます。もうしばらくの我慢ですね。

練習のほうは実は左指が若干腱鞘炎気味で、やや凹んでいます。
これも原因ははっきりしてて、無駄な力が入ってるからです。(決して練習量が多いからではないことが自分でも哀しい;)
今回のプログラム「田園」で第二ポジションを駆使するのですが、第二は第一第三に比べると苦手。思うように音程が安定しない。それで余計な力が入る、余計な力が入るからまた思うように指が動かない・・という悪循環があって、ああ、指がヤバイな、、と思っていたらここに来て少し痛みが。
日常生活でもPCのキーボードをずっと触ってるし、指を使わないことはないので、いったん痛みを感じたからといって使わないわけにはいかない。
そこまで激痛でもないし、楽器にも仕事にも支障が出るほどではないのだけど、朝起きたら左指が全体に堅くなってるような感じがあるのでした。どうしたもんか。
今までこんなことなかったんで戸惑いつつ。まあ湿布を細く切って指に巻いたりしてますが、手は水を使うのですぐダメにしてしまうのもネック。
力を自然に抜いて弾ければいいんだけどなーーー、不器用がニクイ。