雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 3月26日(土) 次女のIさんといっしょに「雑草」を見に里山へ

2011年03月26日 20時45分17秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 3月26日(土) 次女のIさんといっしょに「雑草」を見に里山へ

 まだ寒いですが、天気はよかったです。

 次女のIさんが中公新書で「雑草…」の本を読んでいたので「写真で見てるより、実物を見に行こうよ」と誘って(則子さんは忙しいので)、2人で里山へ行きました。

 (「雑草」という表現には異議があります。「野草」と言ってください。)

 ぼくは、則子さんが言う「里山中毒」なので、2日も里山に行かないと、禁断症状が出てきます。

 里の家に行って、いつもの3人の仲間に「娘のIさんです」と挨拶して、里山の谷(田んぼビオトープ)と草地と裏山を、2人でぐるっと巡りました。

 ショウジョウバカマ、ニホンアカガエルのおたまじゃくし、ひきがえるのおたまじゃくし、ハルリンドウ、ニオイタチツボスミレ、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、シロバナタンポポ、カキドオシなどなど…。

 1年半前に、Iさんの飼いウサギのミントが亡くなりました。
 今の豆子は茶色ウサギですが、ミントはシロウサギでした。

 「中沢で火葬にしたくない」というので、則子さんが電話してオーナーの特別許可をもらって、里の家の裏山に手厚く葬りました。土葬です。

 今日は、Iさんと野の花を摘んで、手向けて、手を合わせました。

 帰り、ツクシを少し摘んで帰りました。
 Iさんが言うには「家の近くの馬込川の土手と違って、都会の大気や犬のおしっこで汚染されていないから、いいね」
 孵って、料理して、夕食のおかずでおいしくいただきました。
 ごちそうさまでした。

 
 
 
 

震災・くらし情報 3月26日(土) いまのところ浜松市の放射能は白…

2011年03月26日 20時18分38秒 | 地震・原発・津波・防災情報
震災・くらし情報 3月26日(土) いまのところ浜松市の放射能は白…

 今までのところ、浜松市まで福島原発による放射能汚染が来ているというデータはありません。

 3月23日から、静岡県がこれまでの静岡市葵区1カ所に加えて、県内で下田市・沼津市・磐田市でのデータを測り始めました。

 毎日、午前9時から午後5時まで1時間ごとのデータです。
 
 静岡県公式ホームページを見てください。

 表紙のトップにある「平成23年3月26日 午後5時00分現在 東京電力福島第一原子力発電所の緊急事態に伴う静岡県内の環境放射線等測定結果」に入ります。

 4カ所のデータは、たとえば26日の午前9時から午後5時までの1時間ごとのデータが掲載されています。
 
 単位は、ナノグレイ/時 です。

 静岡市 最低値 42.8  最大値 46.3
 下田市 最低値 48.2  最大値 59.3
 沼津市 最低値 41.8  最大値 43.8
 磐田市 最低値 49.0  最大値 53.3

 たぶん「平常値」の範囲内だろうと思います。 
 
 静岡市の過去の変動値は、最低 28.1 最大 76.5 だそうです。
 
 ナノグレイという単位は 1ナノシーベルトに同等です。
 1ナノシーベルト=0.001マイクロシーベルト です。

 (注:「シーベルト」です。「シューベルト」ではありませんので)

 よって 50ナノグレイ=0.05マイクロシーベルトです。
 
 なお、1000マイクロシーベルト=1ミリシーベルト、
 1000ミリシーベルト=1シーベルト です。

 あるいは、1マイクロシーベルト=0.001ミリシーベルト、
 1ミリシーベルト=0.001シーベルト です。

 ナノ,マイクロ、ミリ、と3段階で1000づつ桁が上がっていきます。
 日本人は、万、億、兆と10000づつ上がっていきますが、
 西洋人は1000づつで、感覚が違うんですね。

 4シーベルトは、広島原爆の爆心地から1km付近の放射能量で、ほぼ半数致死量です。

 7シーベルトになると、全数致死量になります。

 
   

雨宮日記 3月23日(水)の記憶 ハイタカとカラスノエンドウに出会って

2011年03月26日 07時00分22秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 3月23日(水)の記憶 ハイタカとカラスノエンドウに出会って

 書いていないことに気づいたので、過去ログですが、書き留めておきます。

 里山へ行って、Kさん・ぼく・K子さん・NMさんの4人で里の家に居たとき。

 向こうから、タカ類がこっちへ飛翔してきました。
 「あ!あれは?」
 NMさん「ハイタカですね。しかも何か食って、のどが膨らんでますね」

 ハイタカは、悠々とぼくたちの上空を滑空して裏山に消えていきました。

 そのあと、裏山へ登ったとき
 NMさん「これは、なんですかね」
 Kさん「たぶん、カラスノエンドウですね。スズメのエンドウではないですね」

 ローカルな話題でごめんなさい。
 「ゲド戦記 1 影とのたたかい」を読んだ人しかわかりませんね。
 
 
 「ゲド戦記 1 影とのたたかい」の主人公が,若い魔法使いハイタカ(まことの名前はゲド)と同じ学園で学んだ若い魔法使いカラスノエンドウなんですね。

 こういう偶然の一致に、うれしくなりました。

  

雨宮日記 3月25日(金)夜 悪夢のような現実とストレスで血が…

2011年03月26日 06時17分37秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 3月25日(金)夜 悪夢のような現実とストレスで血が…

 3月11日から2週間、悪夢のような映像や報道から、逃げたくなる気持ちは、よくわかります。

 まるで「風の谷のナウシカ」の世界のような、毒で汚染された世界で、生きていくのでしょうか。

 心がくじけそうになるのは、当然です。
 
 でも、ぼくは、妻の則子さんや、2人の娘や、だいじな友だちがいるから、くじけてはいられません。
 何かしないと、ということで、浜松市へ要請をしました。

 これは、いろんなことの始まりにしたいなと思います。

 甲子園で選抜高校野球が始まったころから、急に、テレビが通常編成に戻ってしまい、なんとも緊張感のないテレビになりました。
 
 特別報道自体も、なんだ、この教授や評論家は、という感じでしたが、この通常編成は、さらにおかしいです。

 ① おとなしく政府の指示に従うか、② パニックになるか、しか選択肢がないかのようなマスコミ指示はやめて欲しいです。

 ぼくたちは、家畜もいやだし、レミングの集団自殺もいやです。

 優しさ・冷静さ・理性・勇気を保ちながら、みんなで話し合いながら,最良の道を探りたいと思います。

 夜、仕事をしていて、なんか、お尻がぬるぬるする感じで、アッと思って、指を下着の下に入れてみたら、やっぱり。

 Gの出血でした。
 「尻圧」が高くなったんですね。
 
 真っ赤な血は、すこしショック。
 でも、我慢して、生きていかないと。

 この記事を読んだ、知り合いのみなさん。
 妻の則子さんが心配して、うるさいので、則子さんには内緒にお願いします。



震災・くらし情報 3月25日(金) 浜松市に放射能と浜岡問題で要請しました

2011年03月26日 05時22分44秒 | 雨宮日誌
震災・くらし情報 3月25日(金) 浜松市に放射能と浜岡問題で要請しました

 今日は,午後3時から、浜松市役所で、私の所属する「ごみ環境ネット」(静岡県西部ゴミ環境問題ネットワーク)という団体で、4人で、浜松市危機管理課さんに、要請をしました。
 
 被災地支援などでお忙しい中j、前日に電話してもらって訪問したのですが、時間をとっていただき、懇談できました。

 要請文は以下の通りです。


 「浜松市長 鈴木康友 様

    東日本大震災の放射能対策と浜岡原発についての要請書

                        2011年3月25日(金)
                     静岡県西部ゴミ環境問題ネットワーク

 東日本大震災はについて、浜松市の行政としての支援行動に心から敬意を表します。
 浜松市民・日本国民の健康と安全を守るために、さらに必要と考える事項を市民として考えましたので、以下、要請いたします。

(1) 緊急に解決を求められる放射能の問題

 東日本では福島原発からの放射能汚染が広がりを見せる中、浜松市民にも放射能の不安が広がっています。

① 浜松市として、市内で定期的に又は常時、大気の放射能測定と水道の放射能測定をおこなってください。

② 市内で生産する農産物と土壌の放射能測定をおこなってください。

③ 浜松市が測定した放射能データと静岡県が4カ所で、国が浜岡原発で測定しているデータを浜松市のホームページに常時掲載してください。

④ 浜松市に行政として放射能測定値についての窓口をつくり、市民の電話や問い合わせに対応してください。


(2) 安全性が不安な浜岡原子力発電所による危機を予防するために

 今回の東日本大震災の重大事態によって、浜松市民にも、浜岡原発は大丈夫なのか、という不安が広がっています。東海大震災の推定Mは8.0で対策を立てるとされていますが、今回の東日本大震災はM9.0であり、東海・東南海・南海も3地震連動となればM8.7となり、8.0を大幅に上回ります。
 東海大震災単独でのM8.0と津波5mの想定など、全面的に見直す必要が出ているのではないでしょうか。

① 当面、安全性が保障されていないことがわかった浜岡原発をとりあえず停止し、今後どうするかは静岡県民の全県民の議論にゆだねるよう、浜松市として国と静岡県に要請してください。

② 危険な原発は段階的に停止し、太陽電池・マイクロ風力・マイクロ水力などの自然エネルギー社会に転換していけるよう、浜松市としても市内の自然エネルギー政策を立てると共に、国にも要望してください。

③ 浜松市にも影響が出ると想定される浜岡原発による放射能災害の対策を、浜松市として立ててください。

④ 浜松市の「地域防災計画」を東日本大震災の教訓も調査し、浜松市民の声も聴いて、全面的に見直し、市民が安心できる防災計画を市民とともに造りあげてください。」

 
 危機管理課長さんと約1時間も親しく懇談しました(市民生活課長さんも同席)が、浜松市は放射能測定器を持っていないこと、浜松市の「地域防災計画」に静大のことが出ているのは当時、そういう研究をしていた教授がいたからで今はいない、中電が測定器を持っているかどうかなど、でした。
 
 浜岡原発については、浜松市は「地元自治体」という扱いではなくて、増設などの時もいっさい知らせはないという「はぶせ」状態だそうです。
 地元とされるのは磐田市まで、だそうです。
 それはひどいですね、と浜松市といっしょに憤慨しました。

 要請事項については実現する事項があったら連絡してください、私たちも市民の命と安全を守るためなら市政を応援します、と言いました。

 お互いに有意義だったと思います。