雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 4月24日(土) 名古屋港水族館に行きました

2010年04月24日 22時34分29秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 4月24日(土) 名古屋港水族館に行きました

 ちょっと時間的にはきつかったですけど(早朝まで仕事だったので)、妻のN子さんと、娘のIさんと3人で、午前9時半ごろに家を出て名古屋港水族館へ、イルカやペンギンや魚などの海の動物たちを見に行ってきました。

 JR浜松駅から東海道線で豊橋から快速になる電車で、金山駅までの所要時間83分で、各駅停車だと2時間かかるのが、かなり短縮されました。
 (最初、経済観念のないボクが「新幹線で行く?」と言うと、2対1の多数決で否決されました。)

 金山駅に着くのが12時ちょっと過ぎなので、東海道線の電車内で、家でつくったおにぎりを食べました。おいしかったです。

 金山駅のホームから階段を上って、下がって、名古屋の地下鉄線で名古屋港駅へ。

 名古屋港駅へ着いて地上に出ると、もう目の前は海で、名古屋港です。少し歩いて、名古屋港水族館へ。1人2000円で3人分は、高い?安い?

 まず北館の「イルカショー」を見ました。何頭ものイルカたちがジャンプしたり、飼育係さんの前で直立したり、すごかったです。
 でも、一部の西洋人やリリーさんのように「イルカに知性がある」とは思えないですね。
 知性はこういう「1つの芸にお魚1匹」を餌にした「ショー」「見世物」を拒否すると思います。
 でもでも、やっぱり、イルカは可愛いです!
 どこか、ほのかな知性の光と、個性のひらめきがあるんですね。

 そのあと、白いイルカの「ベルーガ」や、南館の大水槽のイワシの群遊泳、深海の世界を見てから、白い氷の「南極世界」へ行き、可愛い「飛べない鳥」ペンギンを堪能しました。

 いちばん思ったのは、ペンギンの水泳の早さとすばらしさです。背側が黒くて、腹側が白いペンギンが、水の中を素早く「飛んで」いるのを見ていると「ペンギンって,太ったツバメじゃん!」と感じました。
 娘のIさんに「ツバメみたいだろ?」と言うと「そうだよね、太っちょのツバメだ」と言っていました。

 館内の映画館で「イルカとクジラ」のワイドスクリーンの映画を見ました。マッコウクジラやザトウクジラがゆったり海中で泳ぐ映像、海豚たちが海中で飛び回る映像、フロリダ半島の海で太っちょのマナティが海底の藻を食べて、お昼寝をして、小さな魚がマナティの肌を突っついている映像など、堪能しました。

 帰りは、JR金山駅から豊橋までの快速に乗り、夕食は豊橋駅構内で3人でラーメンを食べて、頭もお腹も満足して帰宅しました。
 
 やっぱり生命は海で生まれて、海で進化してきたんだから、生命進化を学ぶなら、まず「水族館」ですね。
 おもしろかったです。
 

 

本と映像の森31 安冨歩・本條『ハラスメントは連鎖する』

2010年04月24日 05時41分08秒 | 本と映像の森
本と映像の森31 安冨歩さん・本條精一郎さん著『ハラスメントは連鎖する』光文社新書299、2007年4月20日初版第1刷、331ページ、定価840円+消費税

 この本を書店で(たしか谷島屋三方原店で)見つけて、あっ!と思って,買ったのは2008年の初夏の頃でした。
 実は、自分が所属する組織のなかで、自分以外のAさんが、自分以外のBさんに仕掛けたハラスメント事件で、どうしたらいいか、このことの原因や本質は何なのか、悩んでいて、家に帰って、一晩で読みました。
 
 この本は、みなさんの回りにもいっぱいあると思いますが、パワハラ・セクハラ・モラルハラスメントなど「ハラスメント」についての基本的テキストであると思います。
 なぜかというと、ハラスメントについての基本的な構造とそれが起きる原因を解明しているからです。(もちろん、ぼくがこの本を読んでそう思ったと言うことです。)

 同時に、この本は、人間とはなにか、人格・魂とは何か、について、基本的な解明をしているように思います。
 というより、人間とは何かについて基本的解明ができたから、ハラスメントについても解明ができたというこでしょう。

 私の理解した範囲でまとめると、ハラスメントとは、
 ① Aという個人が他人に、「これをしろ」あるいは「これをするな」と押しつけ・強要・強制をすること。
 ② ①のことは、AがBに、教育として・助言として・先輩として・親としておこなう善意の行為だから、拒否するな、拒否するならAがBを罰するというさらなる押しつけ。
 ③ ①や②を拒否するBに、受け入れるまで①②を押しつける強制、さらに暴力(言論も含め)をふるうこと。

 つまり、たんなるいじめ・暴力ではなくて、「これはおまえを愛するがゆえの」とか「上司としての指導・教育だ」とか、入ってくるんですね。
 
 これは、たとえば学校の同じクラスの対等平等の生徒同士では、ぜったい理由になりません。「指導」とか「教育」とか言っても。

 安冨さん・本條さんが解明した問題は、かなり多岐にわたるので、今後は「人間と心と集団」のシリーズで考えていきたいと思います。

 集団という場合、そこには、すべての集団が入りますので(保守的集団・自治会的集団・NPO的集団・民主的集団)、思考はかなり多岐にわたります。
 でも、いつも,普遍的でありたいと思います。

 
 

雨宮日記 4月23日(金) ショパン(ゼロ才)の洗礼の日

2010年04月24日 05時19分37秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 4月23日(金) ショパン(ゼロ才)の洗礼の日

 今年はショパンさん生誕200年で、「ピアノの詩人」フレデリック・ショパンさんがポーランドの首都ワルシャワから西に55kmの「ジェラゾヴァ・ヴォラ」という小さな村で生まれたのは1810年3月1日でした。
 つまり、3月1日は、第五福竜丸事件の起きた日で、1919年に日本の植民地下の朝鮮で3・1独立運動の起きた日、という3つの日が重なっています。(それがどうした?と言われそうですが、自分にとって意味あるというだけです。)

 今日4月23日は、ショパンさんが教会で洗礼を受けた日です。
 今年は、ショパンさんの「全曲集CD」を聞き始め(まだ聞き終わっていません、つい好きな曲をいつも聴いてしまうので)、たとえばポロネーズが「軍隊ポロネーズ」や「英雄ポロネーズ」のような速いテンポの勇壮な作品だけではなく、むしろ感じはノクターンに近いような、優しかったり、悲しかったりする作品の方が多いことも初めて知りました。

 今大好きなのは、ショパンさんのピアノ協奏曲1番・2番と、ラフマニノフさんのピアノ協奏曲2番・3番なのですが、ラフマニノフさんのピアノとオケのからみあった緊密な構成の曲を聴くと(からみあいすぎて時々、ピアノの旋律が聞き取れません)、ショパンさんのピアノ協奏曲は、すごく好きなのですが、オーケストラがバックで伴奏するピアノソナタという感じがします。

 もう一つは、ショパンさんのピアノ協奏曲は、2つとも第1楽章では、オーケストラの前奏が長く入って、かなり立ってからピアノが入ってくるのに、ラフマニノフさんのピアノ協奏曲では(第1番はまだ聴いたことがありません)、第2番ではピアノによる、鳴り響く「鐘の音」から始まるし、第3番もオケの出だしに数秒でピアノがすぐ入ります。
 この違いはなにか意味があるのでしょうか。

 ショパンさんのことも、もっと知りたい,感じたいということで、浜松市アクトシティ音楽院が企画した「ショパン 生涯の軌跡」というレクチャ+コンサートのチケットを買いました。N子さんと2枚です。

 5月26日(水)、6月16日(水)、23日(水)、30日(水)、7月7日(水)の各夜、開かれ、5回通しチケットで3500円です。