四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

法然上人の筆跡

2007-06-13 08:53:07 | 生かされて今日
 旅の最後は国立京都博物館としたかったが休館日。真向かいの三十三間堂へ向かいました。修学旅行や観光バスが所狭しと並んで、外国人も多いです。
840年も昔、後白河上皇が日本を動かした政庁敷地の中に清盛が造営した伽藍です。よく守られて残っているものです。
後白河上皇は、貴族から武士へ権力が移り、源平並存から平家の天下、源氏の巻き返しの激動の時代を乗越える大変豪腕な上皇です。
 寺庭にあるこの石碑は、上皇崩御後に法然上人の手で法要が営まれたことを記してあり、筆跡は法然上人のものだそうです。
 外人の婦人がおみくじを開いていて、目が合いました。

 ♪笑みを返す御籤(みくじ)の異人京の春   駿
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