四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

男装の麗人

2007-06-09 05:51:16 | 生かされて今日
 昨晩、大坂でふるさとの中学時代のクラス会でした。14人で国訛りのカゴッマ弁を堪能しました。去年幼なじみのクラスメート一人を病気で失いました。
 今日は一人旅最後なので朝早く吉井勇の歌碑がある祇園へ飛んでゆきました。

♪かにかくに祇園はこひし寝るときも枕の下を水の流るる  吉井 勇

♪清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢ふ人みなうつくしき  与謝野晶子

 四条大橋のたもとに歌舞伎の創始者という阿国(おくに)の舞姿が。まさに男装の麗人ですね。京町衆のバイタリティや大石内蔵助、勤皇の志士達が遊んだ伝統の花街は、白川の瀬音、新緑のそよぐ石畳が落着いた朝の景色を見せてくれました。大人の優雅に遊ぶところなんでしょう。
♪打水や祇園に明くる石だたみ  駿
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